
この夜着は、ただのリターンではない。
今回の挑戦そのもの。
表には大島紬。
裏には注染和晒し。
日本が長い時間かけて積み上げてきた技術と文化を、
“寝具”という形で包み直すための夜着。
夜着は昔から、眠る人を守るための寝具。
温かさだけやなくて、安心も、誇りも、生活の知恵も中に入ってる。
だから今回、これをプロジェクトのど真ん中に置いた。
正直、採算性は高くない。
効率も良くない。
でもそれでもやる理由はひとつ。
技術と文化を、ただ残すんやなく “使われる場所” まで運ぶことこそが、職人の本来の仕事やと思ってるから
そして今回それを、日本の中だけで閉じるつもりはない。
海外での展示、海外での実演、国際発送。
寝具を通して伝えられるものは、まだ世界のほとんどが知らん。
世界にはまだ「夜着」という寝具の存在すら知らん人がいる。
でも知るはずや。
身体に馴染む意味も、年を重ねる寝具の美しさも、
“包まれる安心”の価値も。
夜着は、文化を過去に置いていかんための寝具。
そして
“日本の寝具で世界に挑む” という旗印。
この夜着を選んでくれる人は、ただの購入者やない。
僕と一緒に世界の扉を開けてくれる人や。



