あなたの歯を作る人が、消えようとしています
あなたが今、普通に噛めているその歯。
それを「作った人」の顔を、想像したことはありますか。
それを作った「歯科技工士」という専門職が、今、日本から静かに消えつつあります。
彼らの置かれている現実をご存知でしょうか?
・平均労働時間:1日10時間以上
・平均年収:400万円
・20代の離職率:7割以上
彼らは国家資格を持つ「医療の職人」です。 しかし、その多くは「歯科医院の外注先」という立場にあり、自分の仕事の値段を自分で決められません。
その結果、労働時間を増やすしか収入を上げる手段がなく、社会保険さえない職場も多いのが実態です。
この「医療制度の外側で、人がすり減る仕組み」。は、長年見過ごされてきました。
このままでは、10年後、あなたの歯を治してくれる人がいなくなるかもしれません。
これは、将来起こるかもしれない話ではありません。すでに、静かに進行している現実です。
歯科技工士は、国家資格を持つ医療職です。しかし、その多くが、過労死ラインに近い労働時間で働き、十分な休息や補償を得られないまま、現場を離れています。
このままでは、「歯を治す医療」は成り立たなくなる可能性があります。
この深刻な問題は、個人の努力で解決できるものではなく、医療制度の「構造」の問題です。
しかし、国の統計は5年に1度しかなく、現場の「生の声」は政策に届いていません。
だからこそ今、私たちが客観的な「全国実態調査」を行い、この「見えない危機」を可視化する必要があるのです。
私たちが「声」を「データ」に変え、社会に届けます
改めまして、はじめまして。
私たちは「文系領域の研究と社会実装」を目指す研究組織、株式会社 七夕研究所です。
私たちは、「社会を観測する研究所」として、「勘」や一部の「声の大きさ」だけに頼るのではなく、データに基づいた合意形成(=みんなの総意)を社会のインフラにすることを目指しています。
■ なぜ私たちが、この調査をするのか
七夕研究所は、お客様からのご依頼に基づく調査受託事業に加え、もう一つの柱として「社会課題そのものをテーマにした自主調査プロジェクト」を立ち上げています。
今回のプロジェクトは、社会課題そのものをテーマにした自主調査プロジェクトへの挑戦第一弾です。
この試みは、単なる調査費用の募集ではありません。 「この社会課題の調査には、本当に社会的意義があるのか?」を、クラウドファンディングという形で社会に問い、皆様からの支援(=社会的関心)が集まれば調査を実行する、という枠組みそのものが、私たちの「社会調査」の一部です。
■ 私たちの実績:1万人の「声」を国会へ
私たちは、これまでの受託事業にて社会的テーマでの社会調査をご支援し、1万人を超える当事者の「声」をデータとして集め、分析しました。
この客観的なデータは、SNS上の声高な議論とは異なる「静かな多数派」の意見を可視化し、最終的に国会での議論にも活用されるなど、社会を動かす大きなインパクトを生み出しました。
「声」を「データ」に変えれば、それは社会を動かす「根拠」になります。 今回の「歯科技工士」という“見えない声”を社会に届けるため、私たちはこれまでの知見と技術のすべてを注ぎ込みます。
このプロジェクトで実現したいこと:「見えない声」を「社会の根拠」に変える
私たちは、このプロジェクトで「歯科技工士の労働環境調査」を実施します。
しかし、目的は調査自体ではありません。 この調査は、誰かを糾弾するために行うのでもありません。
目的は、これまで「個人の努力不足」や「業界の慣習」として片付けられてきた問題を、社会全体が向き合うべき「制度構造の問題」として可視化することです。
私たちは、この調査結果を「社会の根拠(データ)」に変え、国会議員や関係省庁に「政策提言」として直接提出します。
「現場はこれほど疲弊している」「このままでは医療インフラが崩壊する」という客観的なデータを突きつけ、「この構造を放置していいのか?」と社会に問いかけること。
それが、私たち七夕研究所が実現したいことです。
これまでの活動と準備状況:私たちは「本気」です
このプロジェクトは、思いつきで立ち上げたものではありません。
私たち七夕研究所は、社会調査を「構想から社会実装まで」一貫して行うための体制を構築してきました。
(1) 調査体制の確立 私たちは、全国多数のモニターにアクセスできる調査システムを導入し、大規模調査を自社で完結できる体制を整えました。これにより、コストを抑えながら、迅速かつ大規模なデータ収集が可能になっています。
(2) 目標金額と調査計画の策定 皆様からお預かりしたご支援は、「調査実行費用」と「分析・レポート作成費用」に充当します。
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この金額は、全国の歯科技工士を対象とした「基本調査」を実行し、その結果を分析・レポート化し、政策提言としてとりまとめるために必要な費用です 。
歯科技工士は非常に専門的で対象者数が限られるため、集まったご支援の中で、可能な限り最大規模の調査と分析を行います。
私たちは、調査結果を「社会の資産」として活用し尽くす準備ができています。 皆様のご支援が、この「見えない危機」を社会の俎上に載せるための、最初にして最大の力となります。
なぜ七夕研究所という民間企業が取り組むのか?
七夕研究所は、「文系」の科学や研究を基盤に、社会設計と社会調査を行う民間企業です。「つくる」社会設計と「観測する」社会調査を車の両輪として取り組んでいます。
私たちは、行政や業界団体が「調査はしているが、政治や制度に十分につながっていない」分野において、
* 調査設計
* 分析
* 公開
* 政策フィードバック
を一体で行うことを目的に活動しています。
本プロジェクトは、特定の運動や政治的立場を代弁するものではありません。
一方で、「調査をして終わり」でもありません。
私たちは、「調査があっても社会が動かない」場面を、何度も見てきました。
歯科技工士の労働環境についても、すでに一定の調査や問題提起は存在しています。
しかし、それらが制度や政策の議論に十分に接続されているとは言い難い状況があります。
私たちは、「調査が行われているのに、社会が動かない」そうした領域を対象に、活動しています。
民間企業だからこそ可能な、行政・業界団体・政党からの距離を保った独立性と機動力を用いて、現場の声を社会が判断できる形に整え、社会の変化を作っていくことを目的としています。
なぜ私が、この社会調査に取り組んでいるのか

七夕研究所代表の北島です。
私はもともと、ITエンジニアとして人工知能・機械学習、データサイエンスの実務に携わってきました。
現在は経営者として、組織運営と事業開発の意思決定を担っています。
社会調査に取り組む理由を正直に言えば、
最初から「社会問題を告発しよう」と思っていたわけではありません。
社会を変えるには、
「つくる(工学)」だけでなく、「理解する(理学)」が必要です。
その二つを往復するループを、社会そのものに対して回せないか。
データサイエンティストとして、そこに一つのポジションがあると考えました。
実際に調査やヒアリングを始めてみると、
想像以上に、可視化されていない問題が多いことに気づきました。
歯科技工士の労働環境も、その一つです。
正直に言えば、
「これは思ったより危険なテーマだな」と感じる場面も少なくありません。
それでも、見えてしまった以上、
なかったことにはできないという感覚があります。
このプロジェクトは、
誰かを糾弾するためのものではありません。
同時に、見て見ぬふりをするための調査でもありません。
現場の声を、社会が判断できる形に整える。
それが、私がこのプロジェクトに責任を持って取り組む理由です。
社会調査、とくに労働環境や制度に関わる調査は、
ときに政治や業界との緊張関係を生みます。
私たちは、日本の法人として活動しており、
調査に取り組むことで、身体的な危険が及ぶような状況を想定しているわけではありません。
一方で、調査結果が誰かにとって都合の悪いものである可能性は、常にあります。
それでも七夕研究所がこの取り組みを行うのは、
特定の業界や立場に寄り添うためではなく、
事実そのものを見たいと考えているからです。
それは、社会を変えていくための絶対の第一歩です。
事実も見えていないのに社会を変えてもうまくいくわけありません。
そのために、私たちは株式会社という形を選びました。
業界団体や政治組織の内部から声を上げる方法もあったと思います。
しかし、一定の距離を保った立場で調査を行うことが、
現場の実態を歪めずに捉えるためには必要だと考えています。
また、このプロジェクトでは、代表である私自身の名前を出して進めています。
それは、個人の意見を強調するためではありません。
調査結果がどのように扱われ、どこへ届けられるのか。
その判断と責任の所在を、できるだけ明確にしたいからです。
制度や組織ではなく、
最終的に「誰が引き受けているのか」が見える形で、
この調査に取り組みたいと考えています。
監修について
本プロジェクトは、横浜市泉区を拠点に50年以上にわたり地域実践を続けてきた福祉系NPO法人・峠工房の監修を受けて実施します。
峠工房は、データサイエンスや社会調査を専門とする組織ではありません。一方で、障害のある・なしに関わらず、生きづらさを感じる人が「この社会の中で生活者として生きていけるか」という視点から、制度・教育・労働・生活に向き合い続けてきた団体です。
本調査において峠工房には、
* 当事者の声を消費していないか
* 調査や制度の言葉が、現場の生活を切り捨ててしまっていないか
* 調査結果が、誰かをさらに追い詰める形にならないか
といった 倫理面・方向性の観点からの監修 をお願いしています。
今回の調査について(概要)
本プロジェクトでは、全国の歯科技工士を対象に、匿名のWebアンケート調査を実施します。
調査では、以下のような項目を扱います。
* 労働時間と休日の実態
* 収入構造と評価制度
* 健康状態(身体・精神)
* 離職・転職の経験
* 制度や業界構造に対する認識
個人が特定される情報は一切取得せず、集計結果のみを分析・公開します。
リターンのご紹介
「歯科技工士の見えない危機」を可視化するため、皆様のご支援が必要です。 このプロジェクトに共感し、支援してくださる皆様へ、調査の「成果」と「プロセス」を共有するリターンをご用意しました。
バナーやお礼につきましては、弊社の事業、および一連のコンテンツを掲載するインフラが存続する限り掲載の予定です。
掲載するお名前のやりとり、ロゴやバナーなどの画像の受け渡しについては、プロジェクト進行中にお送りするメールをご確認ください。

【1,000円】純粋応援コース
「まずは活動を応援したい!」と思っていただけるあなたへ
まずは、このプロジェクトを応援したい!というお気持ちを、ご支援いただけると嬉しいです。
心を込めたお礼のメッセージ(活動報告含む)
プロジェクトの進捗や調査の状況を随時ご報告します。
調査報告書(Web公開版)の完成時のお知らせ
【希望者のみ】報告書巻末&特設サイトへのクレジット掲載(小)
この社会的な一歩を、一緒に踏み出した証としてお名前を掲載させていただきます。
【3,000円】調査報告書コース
「この問題の『全体像』をしっかり知りたい」あなたへ
調査によって明らかになった「事実(ファクト)」のすべてを受け取りたい方向けの基本コースです。
1,000円コース 心を込めたお礼のメッセージ(活動報告含む) +調査報告書(Web公開版)の完成時のお知らせ+【希望者のみ】報告書巻末&特設サイトへのクレジット掲載(小) に加えて
【支援者限定】調査報告書(PDF版・全ページ)
Webでダイジェスト公開する内容に加え、詳細なデータや分析、考察までを網羅した「完全版」のレポートPDFを、一般公開に先駆けてお届けします。
国会議員への政策提言 実施報告
皆様のご支援で集まったデータが、どのように「社会を動かす一歩」になったのか、提言書提出時の様子などを写真付きでご報告します。
【5,000円】インサイダーコース
「調査のプロセスに参加し、いち早く結果を知りたい!」あなたへ 単に結果を見るだけでなく、調査のプロセスにも関わりたい、熱量の高い方向けのコースです。
『この質問もしてほしい』を、調査に組み込みませんか?5,000円のインサイダーコースでは、調査票(設問案)の段階で皆様のレビューを募集します。あなたの視点が、国会に届くデータの一部になります。ぜひ、一緒に調査を設計してください。
3,000円コース 心を込めたお礼のメッセージ(活動報告含む) +調査報告書(Web公開版)の完成時のお知らせ+【希望者のみ】報告書巻末&特設サイトへのクレジット掲載(小)+【支援者限定】調査報告書(PDF版・全ページ)+国会議員への政策提言 実施報告 に加えて
【あなたの声を反映】調査設問(案)への意見募集権
「これも聞いてほしい!」という当事者・関係者の皆様の視点を、調査設計の参考にさせていただきます。(※Googleフォーム等で意見を募集します)
【一般公開より1週間早く】調査結果(速報版)の先行共有
分析が完了したての「速報データ」を、いち早く共有いたします。
【支援者限定】オンライン調査報告会への参加権 (2026年8月ごろ開催を予定)
七夕研究所の担当者が、調査結果の背景やデータの裏側にある「行間」を直接ライブで解説します。当日の参加が難しい場合も、アーカイブ動画をご視聴いただけます。
【10,000円】特別分析レポートコース
「より深く、当事者の『生の声』を知りたい」あなたへ
報告書本体には載せきれない、より詳細なデータや「生の声」の分析まで知りたい、研究者・メディア・熱心な当事者の方向けのコースです。
5,000円コース 心を込めたお礼のメッセージ(活動報告含む) +調査報告書(Web公開版)の完成時のお知らせ+【支援者限定】調査報告書(PDF版・全ページ)+国会議員への政策提言 実施報告+【あなたの声を反映】調査設問(案)への意見募集権+【一般公開より1週間早く】調査結果(速報版)の先行共有+【支援者限定】オンライン調査報告会への参加権 に加えて
【本コース限定】特別分析レポート(PDF)
報告書本体に掲載しきれない「詳細なクロス集計データ」(例:年代別×労働時間、地域別×年収など)や、調査で集まった数千件の「自由記述(生の声)」を、私たちがテーマごとに分析・サマリーした、インサイト満載の限定レポートをお届けします。
【未来を作る】政策提言書(ドラフト版)への意見権
国会に届ける提言書の(案)を事前に共有し、内容についてご意見を募ります。一緒に「社会への届け方」を考えましょう。
【希望者のみ】報告書巻末&特設サイトへのクレジット掲載(中)
【30,000円】歯科医院・技工所向け 経営者コース
「調査結果を、自院・自社の『職場改善』に活かしたい」歯科医院・歯科技工所の経営者の皆様へ
この調査結果を「社会問題」としてだけでなく、自院・自社の経営や労務環境、取引関係を見直す「具体的なヒント」として活用したい経営者様向けのコースです。
10,000円コース 心を込めたお礼のメッセージ(活動報告含む) +調査報告書(Web公開版)の完成時のお知らせ+【支援者限定】調査報告書(PDF版・全ページ)+国会議員への政策提言 実施報告+【あなたの声を反映】調査設問(案)への意見募集権+【一般公開より1週間早く】調査結果(速報版)の先行共有+【支援者限定】オンライン調査報告会への参加権+特別分析レポート(PDF)+政策提言書(ドラフト版)への意見権 に加えて
【経営者向け】クローズド・オンライン報告会への参加権 (2026年8月ごろ開催を予定)
一般向けの報告会とは別に、調査結果を「労務管理」「取引慣行」「(技工物の)価格設定」といった経営視点で深掘りする限定セッションです。他院・他社の経営者と直接質疑応答ができるクローズドな場を設けます。
【組織内共有に使える】調査結果(概要版)説明データ
調査結果をスタッフの皆様に共有し、職場環境について話し合うキッカケ作りにお役立ていただける簡易説明資料(PDF)をご提供します。
【希望者のみ】報告書巻末&特設サイトへのクレジット掲載(大)
【100,000円】調査スポンサーコース
「この調査プロジェクトの『公式スポンサー』として、業界の未来を本気で支援する」企業・団体の皆様へ
本プロジェクトの社会的意義に強くご賛同いただき、調査の実現を強力に後押ししてくださる法人・団体様向けのコースです。
30,000円コース 心を込めたお礼のメッセージ(活動報告含む) +調査報告書(Web公開版)の完成時のお知らせ+【支援者限定】調査報告書(PDF版・全ページ)+国会議員への政策提言 実施報告+【あなたの声を反映】調査設問(案)への意見募集権+【一般公開より1週間早く】調査結果(速報版)の先行共有+【支援者限定】オンライン調査報告会への参加権+特別分析レポート(PDF)+政策提言書(ドラフト版)への意見権+クローズド・オンライン報告会への参加権+調査結果(概要版)説明データ に加えて
【公式スポンサー】調査報告書(PDF)および特設サイトへのロゴ掲載(特大)
貴院・貴社の「社会課題への取り組み」と「業界の未来への貢献」を、レポートやWebサイトを通じて広くアピールいただけます。
【七夕研究所による】オンライン1on1コンサルティング(60分)
本調査の結果を踏まえた経営相談、あるいは貴院・貴社で実施したい調査(従業員満足度調査や顧客調査など)の設計壁打ちなど、七夕研究所の知見を1時間ご活用いただけます。
2026年8月を予定しておりますリターン実施までに、コンサルティング実施の日程を調整いたします。
スケジュール
皆様からのご支援をいただき、プロジェクトが成立した場合、以下のスケジュールで調査と報告を進めます。
2025年12月~2026年1月: クラウドファンディング実施
2026年2月: 調査設計(作問)フェーズ
七夕研究所による調査票ドラフト作成
【5,000円】インサイダーコースご支援者様へ設問案を共有し、ご意見を募集します。
2026年3月: 調査実施フェーズ
フィードバックを反映した最終版の調査票で、全国の歯科技工士を対象に調査を実施します。
2026年4月: 分析・速報フェーズ
収集したデータを分析します。
【5,000円】インサイダーコースご支援者様へ、分析結果の「速報データ」を先行共有します。
2026年5~6月: レポート作成・提言フェーズ
調査報告書(PDF)を作成します。
「政策提言書」を作成し、国会議員・関係各所への提出準備を行います。
2026年7月頃~: リターン実施・報告フェーズ
【3,000円】以上のコースの皆様へ「調査報告書PDF(完全版)」をお届けします。
支援者限定「オンライン調査報告会」等を開催します。
政策提言の実施報告を行います。
その他リターンを順次実行します。
支援頂いたお金の使途
今回支援頂いたお金は、以下の通り使わせていただく予定です。
* 調査設計費(専門家による統計設計・ドラフト作成) 20万円
* データ分析・解析費(クロス集計・テキストマイニング処理) 30万円
* アンケートシステム利用料(アンケート配信・サーバー費) 20万円
* 監修料 10万円
* リターン作成&運営費用 20万円
* CAMPFIREへの手数料 20万円
最後に:これは「支援」ではなく、「社会変革への投票」です。
このプロジェクトで実施する調査は、「社会の鏡」です 。 しかし、鏡はただそこにあるだけでは、何も変えられません。
鏡に映った「見えない危機」 を直視し、「このままではマズい」と声を上げる人がいて、初めて社会は動き出します。
私たちは、1万人の声が国会を動かした瞬間を、既に知っています。 だからこそ、今回の調査結果も「社会の根拠(データ)」 として、政策提言 という形で社会実装するまで、絶対にやり遂げます。
このクラウドファンディングは、単なる調査費用の募集ではありません。 「歯科技工士の労働環境という構造的な歪みを、社会問題として扱うべきだ」という意思表示そのものです。
あなたの1,000円、3,000円は、「支援」であると同時に、この問題を見過ごさないという「未来への投票」です。
このプロジェクトは、歯科技工士だけのためのものではありません。
あなたが歯科関係者でなくても、専門家でなくても、当事者の声を直接上げる立場でなくても構いません。支援することは、「この問題を、社会として無視しない」という意思を示すことです。
それは、将来の医療を支えるための、小さくても確かな投票です。
10年後も、当たり前に質の高い歯科医療を受けられる社会を残すために。 「見えない声」 を社会に届けるためのこの一歩に、どうかあなたの力を貸してください。
📘 あなたの支援が、医療制度の透明化を一歩進めます。
📩 調査報告書には、あなたの名前が載るかもしれません。
💬 そして、あなたの支援が、誰かの未来の笑顔を支えるかもしれません。
※トップ画像はイメージです(生成AIを用いて制作)
※本リターンは、プロジェクト進行状況および支援総額に応じて、実施時期を個別に調整させていただく場合があります。品質確保を最優先とするため、あらかじめご了承ください。
最新の活動報告
もっと見るなぜ私たちが社会調査に取り組むのか?
2025/12/27 11:00みなさまのご支援・ご投票をいただき、誠にありがとうございます。私たち一同大変感謝しております。社会の問題を見える化し、政治に繋いで社会を変えていく。我々は真剣に取り組みます。七夕研究所が社会調査に取り組む理由そもそも「なぜ」民間企業である七夕研究所が社会調査をやるのか?という問いを頂いております。弊社は、元々「文系領域の研究と社会実装を車の両輪で回していく」ことを目標に立ち上げた会社です。研究チームには文系領域、たとえば社会学、図書館情報学といった領域のメンバーがおります。ですが、実は社長の北島は理系出身、データサイエンスの畑の人間です。なぜ文系の領域に取り組んでいるか、という話題はどこかで書く機会があるでしょう。データサイエンスは「観測」の技術です。そしてこれは科学の根幹にある「観察」とイコール。社会の観察は研究のとても大事な第一歩です。だから私たちは社会を観察するために、社会調査に取り組む。観察し、構造を読み解き、問題を解決するために何かしらを社会実装する。そのループを回すことにこそ、我々の存在意義があります。だから、私たちは社会調査に取り組みます。民間企業による調査にはバイアスが入るかもしれない、そう思われがちです。が、考えてみてください。大きなバイアスを含んだ調査を行い、我々に都合の良い結果を得た。そして我々が、我々にだけ都合の良い形に社会を変える。それに意味がありますか?我々は社会を良いものにしたい。そのために我々にだけ都合の良い社会を創ることには、意味がありません。社会は関わる人たち全員のものです。社会を観察するために、我々は社会調査に取り組んでまいります。 もっと見るお礼と活動報告:昨日は3名の方からご支援・ご投票をいただきました!
2025/12/26 17:00昨日(25日)、私たちのクラウドファンディングは3件16,000円のご支援をいただきました。皆様のご支援・ご投票には、メンバー一同大変感謝しております。これからも、みなさまのご投票が必要です。SNSでの拡散や、お知り合いへの紹介など、ぜひともお願いします。若手歯科技工士へのインタビュー(抜粋)プロジェクトを立ち上げるにあたり、七夕研究所は若手歯科技工士のXさん(匿名)にインタビューを行いました。目的は「告発」ではありません。目的は、不全に陥っている社会システムの構造解析です。また、特定の企業や個人を糾弾する意図もありません。私たちが知りたかったのは、「現場では、何が当たり前として起きているのか」その一点です。語られた内容は、感情的な怒りよりも、淡々とした疲弊でした。そしてそれが、かえってこの問題の根深さを浮き彫りにしています。以下は、そのインタビューの抜粋です。全文は、note記事 https://note.com/tanabata_lab/n/n649d66ea9bf3 をごらんください。【インタビュー】 歯科技工士Xさんが語る(聞き手:七夕研究所)■ はじめに歯科技工士は、歯科治療に不可欠な技工物(入れ歯・差し歯・クラウンなど)を作る医療系国家資格の専門職です。 しかし、その労働環境は長年「見えない問題」として放置されてきました。今回、技工歴半年の若手歯科技工士・Xさん(匿名)に、 現場の実態、業界の構造、そして自身の心身の限界について率直にお話を伺いました。 語られた内容は、若手だからこその悩みではなく、制度そのものの歪みを映し出しています。■ 1. 歯科技工士を選んだ理由―― Xさんは、どうしてこの仕事を選んだのですか?Xさん: 「前の仕事で3D CADを使っていたので、それを生かせる国家資格がほしいと思ったんです。 調べていくうちに歯科技工士に辿り着きました。手に職をつけたいという気持ちが大きかったです。」技工士は“ものづくり”と“医療”の両面を持つ専門性の高い職業です。 Xさんはこの専門性に魅力を感じ、大学卒業後に技工士としての道を選びました。■ 2. 「1日12〜13時間労働が当たり前」―― 1日の流れを教えてください。Xさん: 「朝7時半に出社して、タイムカードは7時40分。 8時から朝礼があって、昼休みは本来11時半からなんですけど、仕事が多すぎて12時から30分だけ。夜は20時半にタイムカードを押して、そこから模型のスキャンをして、帰るのはだいたい21時です。」若手であっても例外ではありません。 労働時間は1日12〜13時間。 しかも、終電に間に合わないため昼休みを削るしかない状態です。―― 残業代は?Xさん: 「出ません。だから、労働時間を増やしても給料は変わらないです。」技工士の労働時間と賃金が噛み合っていない構造が如実に表れています。■ 8. 国会議員に伝えたいこと―― もし国会議員に直接言えるとしたら?Xさんは少し間をおいてから、静かにこう語りました。「入れ歯でもインプラントでも、 歯を治療するときは、技工士の過労死に加担していると思ってください。」これは恨み言ではありません。 現場にいる人間の切実な問いかけです。 制度によって構造的に過労が生まれている現実を、社会全体に突きつける言葉です。インタビューを終えて七夕研究所では、さまざまな調査に取り組んでまいりました。現場で働く皆さんの苦悩を伺うこと、問題のある構造を伺うことはしばしばなのですが、「お客さんは過労死に加担していると思ってください」とまで言われたのは今回が初めてです。インタビューを取っていた弊社メンバも絶句していました。これまで我々が調査してきた内容の中でも、歯科技工士はトップレベルにまずい状況。しかもそれが医療絡みの国家資格持ち?このレベルの問題は、歯科技工士の皆さんだけの問題ではありません。我々市民は誰でも歯の不調に出会っておかしくないわけですが、このままだと歯の詰め物や入れ歯を使える時代が終わってしまうかもしれません。自費医療なら問題ない?とすら言えないでしょう。人が育たないのですから。皆さんからの投票=ご支援による負託を頂きまして、我々は調査と社会変革に取り組んでまいります。 もっと見る歯科技工士労働環境問題にかかわる、ここ最近の政治的な動きから
2025/12/26 10:01おはようございます。ご支援・ご投票頂きました皆様へは御礼申し上げます。このプロジェクトには、たくさんのSNSでの拡散が必要です。是非とも拡散のほど、お願いいたします! さて、国政サイドでもここ最近いくつかの動きがありました。こちらでウォッチできているものを皆様にご紹介します。少し前になりますが、10月30日、れいわ新選組のやはた愛議員に、大阪府歯科保険医協会の皆様からの陳情がありました。https://go2senkyo.com/seijika/180894/posts/1220492署名の名前を検索してみると、全日本民医連が旗を振っているか、何らかの形で関わっている署名運動だと思います。こういう署名運動もとても大事だと思います。12月24日には、自民党の上川陽子議員が代表を務める「歯科技工士に関する制度推進議員連盟」で、上野厚労大臣に申し入れをされたそうです。https://x.com/Kamikawa_Yoko/status/2003797179186700630こちらは日本歯科技工士連盟が関わる議員連盟のようです。https://nichigi-renmei.jp/about/results/ 最近まで、「歯科技工士の労働環境改善」は政治サイドでは筋悪案件と言われていたようです。ここ最近になって各方面で政治的な動きが活発化しているのは、高市政権が色々なことを本気で変えていこうとしている影響でしょうか。そうであれば色々なところで改善が見えてくる可能性はあるように思います。我々の社会調査も、政党力学から距離を置いたところでアンケートを実施していきたいと考えております。 もっと見る






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