
ウルコル(Үркөр)は一言でいえば、「キルギスの伝統音楽を現代の感性で爆発させる、次世代のフォークロック・アンサンブル」です!
伝統音楽の「保存」ではなく、伝統楽器を使いながらも、今の若者や世界中の音楽ファンに遊牧民族の音を届け、熱狂させる「進化系」のトップランナーといえます!
今日は、そんなウルコルの特徴を3つのポイントでまとめてみました!
1. 音楽界の「サラブレッド」による革新
リーダーのカンバルと、弟エミルベック。ウルコルの中核を担うこの兄弟は、キルギス音楽界の歴史を受け継ぎながら、自らの手で新しい時代を切り拓く存在です!
◆伝説の系譜と、境界を越えるスキル
彼らの両親は、1998年に来日し世界にキルギス音楽を広めた伝説的な民族アンサンブル「カンバルカン」の創設メンバーです。さらに、失われかけた伝統を復興させた巨匠ヌルランベク・ヌシャノフ氏の愛弟子として薫陶を受け、キルギスの伝統音楽を「人としてどう生きるか」の表現として学びました。こうした深いルーツを持ちながら、伝統楽器だけでなく、ピアノやチェロ、クラシックからロックまでを自在に操る超絶的なスキルが、彼らのまさにノマディックな創造を支えています!
◆二つの情熱が融合して生まれた「ウルコル」
ウルコルの音楽性は、兄弟それぞれの確固たるキャリアから生まれました。エミルベックが率いる、伝統の真髄を追求する民族アンサンブル「Muras(ムラス)」。そして、カンバルが率いる、現代の熱狂を生み出すロックバンド「Kairus(カイルス)」。この全く異なる二つの母体がひとつに溶け合うことで、ウルコルという唯一無二のサウンドは誕生しました!
◆温故知新を体現する、独自のレパートリー
キルギスの音楽は、何世代にもわたり「口承」で受け継がれてきました。綿々と続いてきた民族の記憶そのものであるメロディやフレーズを、ウルコルは丁寧に拾い上げ、現代的な視点で再構築し、あるいは伝統音楽の名曲に敬意を払いながら、大胆なオマージュや緻密なアンサンブル編曲を施します。その「伝統を現代の文脈で読み解き表現する力」こそが、ウルコルの音楽に圧倒的な生命力を与えています。
伝統を真に理解しているからこそ、それを一度解体し、今の時代に響く音へと更新することができるのです。 ウルコルは、過去の記憶を未来の希望へと変える、キルギス音楽界の革命児なのです!
2. 「ウルコル(星の集まり/昴)」という名の通り、若手実力派の集合体
グループ名の「ウルコル(Үркөр)」とは、古くから遊牧民が夜の旅路で道しるべとした星々、「昴(すばる)」を意味しています。かつてのノマド(遊牧民)が夜空を見上げて進むべき道を決めたように、彼らもまた、現代における「伝統音楽の道しるべ」となることを目指して命名されました!

◆多才な「若き天才たち」の集結
ウルコルのメンバーは、一人ひとりがキルギス最高峰の実力を持つ名手揃いです。驚くべきは、その圧倒的な「マルチ・プレイヤー」ぶり。弦楽器、管楽器、そして不思議な倍音を響かせる口琴までを自在に持ち替え、時には歌もうたいます。一つの枠に収まりきらない多才なメンバーが集結することで、伝統音楽の可能性を無限に広げています。
◆伝統を「かっこよく」塗り替える、圧倒的なスケール感
ウルコルが目指すのは、伝統楽器の繊細な響きを活かしつつ、ロックやジャズのダイナミズムを融合させた、これまでにないスケールの大きいサウンドです。「民族楽器=静かに聴く古いもの」というイメージを根底から覆すそのクールでパワフルな音楽は、伝統から心が離れつつあるキルギスの若い世代をも熱狂させています。
◆世界が注目する「国際派ユニット」へ
途絶えさせてはならない民族の記憶を次世代へと繋ぐその活動は、いまやキルギス国内に留まりません。2024年には、その革新性が認められ「中央アジアMusic Award」を受賞。世界各地の音楽祭から熱烈なオファーを受けるなど、キルギスを代表する国際派ユニットとして、世界の音楽シーンに鮮烈なインパクトを与えています。
3. 総勢11人の個性が混ざり合う、唯一無二のコミュニティ
リーダーのカンバルが書く曲を、エミルベックを始めとした名手たちがそれぞれの感性で色付けしていき、伝統と現在とが一つの家族のように響き合います。11人という大編成でありながら、一人ひとりがキルギスの文化・自然を愛し、時に自由に、時に緻密に音を重ねていく。ただの楽団ではなく、それぞれが意志を持ち「人間味あふれるグルーヴ」を奏でることこそがウルコルの正体なのです!

そんなウルコルを支える個性豊かなメンバーの紹介は、近日公開予定です! ぜひ楽しみにお待ちください!



