注目のリターン
◆祝・目標達成&ネクストゴール挑戦!
皆様の温かいご支援により、目標の200万円を達成いたしました! 東京・大阪公演では延べ1,000名以上の方にご来場いただき、日本とキルギスの音楽が響き合う歴史的な瞬間を共に作ることができました。
この熱狂を一度きりのイベントで終わらせず、来年、再来年へと続く「継続的な文化交流」とするため、私たちは次なる目標【300万円】に挑戦いたします!
ネクストゴールの目的
2026年5月、キルギス本国での「凱旋公演」を実施します。
日本での共演を通じて結実した、文化を超えた新しい響きをキルギス社会へ広く発信し、両国の確かな絆を現地の人々へ伝えること。それが、来年以降もアーティストたちが行き交い続ける「未来の当たり前」を築くための、最も重要なステップとなります。
草原の音が海を越え、日本の音を連れて再びキルギスへ。 この音楽の旅を未来へ繋ぐため、引き続きの応援を何卒よろしくお願いいたします!
▼ セカンドゴールの詳細・資金の使い道については、本ページ末尾の【追記:セカンドゴールへの挑戦について】をご覧ください!▼
◆はじめに・ご挨拶
はじめまして。ウルコル来日公演実行委員会の緒方美鈴です。
数あるプロジェクトの中から、私たちのページをご覧いただきありがとうございます。私たちは今、中央アジアの美しい山々に囲まれた遊牧民の国・キルギス共和国を代表するフォークロックアンサンブル「ウルコル(Үркөр)」の初・単独来日公演を実現させるため、奔走しています。
日本人とキルギス人は「兄弟」だった?
かつて東西の文化が交差したシルクロード。その天山山脈の麓に広がるキルギスには、古くから語り継がれる興味深い伝説があります。
「昔々、日本人とキルギス人は兄弟だった。肉好きは山へ向かいキルギス人に、魚好きは海へ向かい日本人になった」
この伝説の通り、キルギスの人々は私たち日本人に対して深い親近感を抱いており、どこか懐かしさを感じる素朴で温かな文化が息づいています。しかし、その根幹である「遊牧民の伝統音楽」は、今、時代の波に押され、継承の危機に直面しています。
伝統を止めるのではなく、進化させる「ウルコル」の挑戦
そんな中、伝統楽器の響きに新しい編成で風を吹き込み、多くの音楽ファンを熱狂させているのが「ウルコル」です。
彼らは「伝統を継承し発展させる」という強い使命感を持ち、世界各地の音楽祭への招待や中央アジアMusic Awardの受賞など、今大きな注目とともに躍進を続けています。2025年の大阪では、国際イベントの代表アーティストとして初来日。その際、日本の人々の温かさに触れた彼らは、強く願うようになりました。
「単独公演として、キルギスの魂を日本の人々の心に届けたい」
◆なぜ、今このプロジェクトが必要なのか
私自身、キルギスの伝統手工芸を広める活動の傍ら、現地で伝統楽器「コムズ」を学び、その音色に魅了されてきました。キルギスの音楽には、大自然の美しさ、そこに息づく人々の優しさと力強さ、そして自由があります。この音楽を日本に届けることは、単なるコンサートではありません。それは、遠く離れた「兄弟」が再び音楽でつながり、失われつつある伝統文化を守り抜くための大きな一歩なのです。
キルギスの風を日本へ。そして、音楽で両国の絆を未来へつなぎたい。 この挑戦に、どうか皆様のお力添えをお願い申し上げます。
◆天空の国・キルギス|五感で感じる、シルクロードの桃源郷
「キルギス」と聞いて、皆様はどのような風景を思い浮かべられるでしょうか。 中央アジアの心臓部に位置し、標高7,000m級の天山山脈が連なるこの国は、その圧倒的な美しさから「中央アジアのスイス」と称されています。しかし、キルギスの魅力は風景だけではありません。
キルギスの壮大な山と湖
日本人のルーツに触れる「兄弟伝説」
キルギスを訪れる日本人が驚くのは、現地の人々の顔立ちが驚くほど私たちに似ていることです。そこには、古くから語り継がれる不思議な伝説があります。
「昔々、日本人とキルギス人は兄弟だった。肉好きは山へ向かいキルギス人に、魚好きは海へ向かい日本人になった」
この伝説を裏付けるように、キルギスの人々は日本人に対して特別な親愛の情を持って接してくれます。初めて訪れたのに、どこか「心の故郷」に帰ってきたような温かさ。それがキルギスという国の不思議な魅力です。

五感を揺さぶる、遊牧民の文化
かつてシルクロードを往来したキャラバンたちが羽を休めたこの地には、今も自然と共に生きる遊牧民の暮らしが息づいています。
- ・絶景の天山山脈: どこまでも続くエメラルドグリーンの草原と、万年雪を抱く白銀の峰々、そこに点在する美しい湖。そのコントラストは、見る者の心を浄化するほどの美しさです。
- ・至高の味わい「白い蜂蜜」: 近年、日本の美食家の間でも注目を浴びているのが、キルギス特産の「白い蜂蜜」です。高山地帯に咲くエスパルセットの花から採れるこの蜂蜜は、驚くほど真っ白でクリーミー。口に含んだ瞬間に広がる上品な甘さは、まさに大自然からの贈り物です。

- ・自然のサイクルと共に生きる「遊牧の民」:キルギスの文化を語る上で欠かせないのが、数千年にわたり受け継がれてきた「遊牧(ノマド)」という生き方です。彼らは季節の移ろいに合わせ、家畜とともに山々移動し暮らしてきました。今も夏になると各地の山々に、羊毛のフェルトで作られた円形の移動式住居「ユルタ」が見られ、そこには自然のサイクルに寄り添って生きる人々の美しい暮らしがあります。

楽譜のない、生命の旋律
そんな豊かな自然と、動物たちと共に山を移動しながら暮らす遊牧民の生活から生まれたのが、キルギスの伝統音楽です。 一曲一曲は、単なるメロディではありません。それは山々を駆ける馬の蹄の音であり、雄大な自然の情景であり、英雄たちの物語であり、何世代にもわたり「口承」で手渡されてきた民族の「声」そのものです。
文字や楽譜を持たなかった時代から、彼らはこの音に、自然への祈りや生きる哲学を込めてきました。しかし、現代社会の波の中で、この深い精神性を宿した伝統が次世代へ受け継がれる音楽は、今まさに失われつつあるのが現状です。
◆伝統を、未来へ。次世代アンサンブル「ウルコル」の挑戦
この危機に立ち上がり、キルギスの伝統音楽を土台にしながら、国境を越えて共鳴する“新しい伝統”を創造しているのが、フォークロックアンサンブル「ウルコル(Үркөр)」です。そのウルコルの中心に立つのが、ウルコルの創設者である兄弟、カンバル とエミルです。

カレンダロフ カンバル (リーダー、作曲、キーボード)

カンバルは、チョール、スブズグ、チョポチョール、テミルコムズなどの伝統的な管楽器を吹きこなし、また伝統楽器に留まらない幼少期からの音楽教育によりピアノ・キーボードも自在に操る音楽家であり、作曲・編曲・プロデュースに渡るまで手がけるウルコルの心臓部です。キルギスの多様な伝統楽器への深い理解と、クラシック・ロック・ジャズに至るまでの幅広い音楽の理解が、彼の音楽に奥行きと自由度を与え、伝統音楽を現代的に再構築する力となっています。
イシェンベック ウール エミルベック(クル クヤック、コムズ、チェロ、ヴォーカル)

エミルは、コムズ、クル・クヤックなどの伝統楽器に加えチェロをも弾きこなす天才弦楽器奏者。伝統音楽への深い理解と超絶技術に裏打ちされた音楽性はまるで泉のごとく、伝統音楽とクラシック音楽を自然に融合させ、現代の感覚に響く新しい表現を生み出しています。また、民族アンサンブル「ムラス」の芸術監督として、伝統を未来へつなぐ創造的な活動にも取り組んでいます。
伝説の巨匠たちから受け取った「バトン」
ウルコルを率いる二人の音楽の原点は、キルギス音楽界の歴史そのものです。彼らの両親は、1998年に来日し、世界にキルギス音楽を広めたキルギス初の民族楽器アンサンブル「カンバルカン」を創設した大音楽家たち。
幼いころから生活の中には音楽があり、彼らにとって伝統は「学ぶもの」ではなく、呼吸するように自然に「そこにあるもの」でした。そして音楽は単なる技術ではなく、「人としてどう生きるか」を表現するものとして受け継がれてきました。
(エミル・カンバル一家の家族アンサンブル)
失われかけた「民族の記憶」を呼び覚ます
彼らの創造性を導いたのは、20世紀後半から現代にかけて、キルギス伝統音楽を復興させた伝説的な巨匠、 ヌルランベク・ヌシャノフの存在でした。
かつて遊牧時代から脈々と受け継がれてきたキルギスの音楽は、ソビエト時代に大きな危機に直面しました。伝統楽器の多くは棄却され、独創的な奏法はヨーロッパ的な大編成オーケストラへと置き換えられ、口承文化は楽譜という枠の中に閉じ込められていったのです。
1991年のソ連崩壊後、その失われかけた「民族の記憶」を救い出すために立ち上がったのがヌルランベクでした。彼は自らの足で各地を巡り、埋もれていた楽器や楽曲を収集。楽器製作の復興から膨大なレパートリーの保存まで、伝統を次世代へつなぐための強固な礎を築きました。そしてキルギス音楽をより多くの人に届けるため、各伝統楽器の特製を活かし編成した小編成のアンサンブルは現代のキルギス伝統楽器アンサンブルの根幹となっています。彼が創設した「カンバルカン」や「テンギル・トー」、「オルドサフナ」(2017年来日)は世界中で喝采を浴び、キルギス伝統音楽の「生ける伝説」として今なお輝き続けています。
「守る」とは、すなわち「更新し続ける」こと
幼少期よりヌルランベクの愛弟子として薫陶を受けたカンバルとエミルは、師から一つの問いを投げかけられ続けました。
「歴史を超えて受け継がれてきた民族の声を、今の時代にどう響かせるのか」
この問いは、二人の音楽観の核となりました。伝統をそのまま保存するだけでなく、現代に生きる自分たちの感性で更新し続けてこそ、文化は生き続ける。その信念が、アンサンブルグループ「ウルコル(=星の集まり/昴)」の誕生へと繋がりました。

ウルコルメンバー(左から)
・アイダラリエフ アカイ(ドブルバス/パーカッション)
・カレンダロフ カンバル(リーダー、作曲、キーボード)
・ハーン エフゲニー(ドラムス)
・シェリックウール シェルクル(コムズ、チョール、チョポ・チョール、オーズ・コムズ)
・ストレルツォワ クセニヤ(ヴォーカル)
・ヌルガジエフ ダニヤル(ヴォーカル)
・オモロワ アイサーナ(ヴォーカル、コムズ)
・ジュラエフ チンギズ(ギター)
・イシェンベック ウール エミルベック(クル・クヤック、コムズ、ヴォーカル、チェロ)
・ソヴェットウール テミルラン(チョール、チョポ・チョール、スブズグ、オーズ・コムズ)
・ダニロフ エフゲニー(ベース)
若き星たちが照らす、伝統の未来
グループ名の「ウルコル」には、かつて遊牧民の道しるべであった星のように、若い音楽家たちが輝き続ける場でありたいという願いが込められています。

現在、インターネットを通じて多様な音楽が溢れる中、若い世代を中心とした伝統音楽離れは深刻です。ウルコルは、民族楽器の編成にロックやジャズのエッセンスを大胆に融合させることで、この現状に一石を投じました。伝統に深く根ざしながらも、ジャンルの壁を打ち破る革新的なサウンド。それは「古いもの」として敬遠されがちだった伝統音楽に、再び爆発的な生命力を吹き込んだのです。
2024年の中央アジアMusic Award受賞をはじめ、今や世界各地の音楽祭から招聘されるなど、彼らはキルギスの誇りを背負って世界を舞台に躍進しています。
特に昨年、国を代表するアーティストとして初めて日本のステージに立った際、彼らは言葉の壁を超えて自分たちの音楽が日本の人々の心に深く、熱く響くのを肌で感じました。その時、彼らの中に一つの強い想いが芽生えたのです。
「フェスティバルの一幕としてではなく、自分たちの音楽と言葉を、遠く離れた日本の『兄弟』たちに届けたい。そして、この交流を一度きりのものではなく、未来へ続く絆にしたい」
この日本での幸せな出会いの体験が、今回の来日単独公演という大きな挑戦を決意させる原動力となりました。

実際にご来場頂いた皆様の声
友人の写真や動画を通して知ってた国キルギス、中央アジアの自然の美しさに見入る中で、その伝統音楽を生演奏で聴ける機会と知り、ステージにお邪魔しました。コムズの繊細な手技から生まれる多彩な音色と、他の楽器との調和は圧巻で、曲のテーマになっている人々の生活や自然、日々の感情が奏でられ、音楽がまっすぐこちらに飛んできて、まるで強い風が吹き抜けるような心地よい力強さを感じました。いつか本場キルギスの大自然の中でこの音楽をもう一度聴きたい、そんな新しい夢をくれた素晴らしい演奏でした。クラウドファンディングの成功とこれからのご活躍を心から応援しています。(東京都、M.M.)
バリエーション豊かな楽器が次々と登場して、しかも皆さんそれぞれが複数の楽器を巧みに操っていて、聴くのも観るのも楽しいライブでした!クルクヤックから本物の馬の鳴き声のような音が出てきてびっくり。テミルコムズのアンサンブルも見事!キルギスの雄大な自然と遊牧民の文化を想像しながらウルコルの皆さんの音楽に触れていたら、より一層キルギスに行ってみたくなりました。(東京都、A.S.)
◆このプロジェクトで実現したいこと|響き合う伝統、日本とキルギスを結ぶ新しい「文化の循環」
本プロジェクトの目的は、単なる一過性のコンサートの開催ではありません。 それは、遠い昔に分かれた兄弟が、現代の日本で共鳴する。シルクロードの終着点から、キルギスの未来を共に作るという、息の長い文化交流の試みです。
今回のプロジェクトでは、2026年2月末から3月頭にかけての、東京・大阪での3公演、そしてその成果を携えてのキルギス凱旋公演の計4公演を実施します。
なぜ、今、日本でこのプロジェクトを行う必要があるのか。そこには私たちが大切にしたい3つの理由があります。

(2025年6月大阪のイベントにて来日)
1. 日本人が認めることが、キルギスの文化を守る力になる
現在、キルギスの若者の間では、自国の伝統音楽よりも海外のポップスが主流となっています。しかし、かつて同じルーツであったと言われる日本人が、キルギスの音楽の素晴らしさに共鳴し、熱心に耳を傾けることは、現地の人々にとって、自国の文化の価値を再発見する大きなきっかけとなります。 「日本という兄弟国で、自分たちの音楽がこれほど愛されている」という手応えは、現地の奏者たちが伝統を守り抜くための大きな精神的支柱となります。
2. 「共演」から生まれる、温かい文化交流と新しい音楽の創造
今回の来日では、一方的に演奏を披露するだけでなく、三味線や和太鼓といった日本の伝統楽器奏者との共演にも挑戦します。 数千年の時を経て、異なる地で育まれた感性が混ざり合う。そして、日本で公演した日本伝統楽器奏者とともに、新しい共演のレパートリーをキルギスへと持ち帰り、「凱旋公演」で披露する。日本での出会いが新しい音楽を生み、それがまたキルギスおよび日本の双方の伝統音楽に良い影響をもたらす形で還元されていく――この温かい継続的な交流こそが、私たちの目指す形です。
3. 次世代の音楽家たちが夢を持てる「場」づくり
ウルコルのリーダー、カンバルとエミルは、キルギスの若手音楽家たちのトップランナーです。 皆様の支援によって彼らを日本へ招き、本格的なステージを実現することは、彼らに続く次世代の奏者たちに「伝統を磨き続ければ、世界と繋がることができる」という具体的な希望を示すことになります。皆様のご支援は、一過性のイベントを支えるだけでなく、キルギスの音楽文化が次の世代へ自走していくための確実な一歩となります。
◆あなたのご支援で実現できること
皆様からいただくご支援は、この「文化の循環」を形にするための原動力です。
- ・日本公演の実現: 東京2公演、大阪1公演の単独公演を通じ、キルギスの魂を日本の皆様へ直接届けます。
- ・伝統音楽の共演: 両国の伝統が響き合う共演パフォーマンスを行い、歴史を超えた日本とキルギスの兄弟の絆を深めます。
- ・凱旋公演の実現と双方向への還元: 日本での成果を、日本の伝統楽器奏者とともにキルギスへ持ち帰り凱旋公演を行うことで、キルギスと日本双方で伝統音楽の社会的価値の向上に繋げます。
- ・未来の音楽家への投資: 若手奏者の来日を通じて、次世代の育成と国際交流の場づくりに繋げます。
かつて肉を求めて山へ向かった兄弟と、魚を求めて海へ向かった兄弟が、いま日本で再び音楽を通じて手を取り合う。その歴史的な再会の時間を、皆様と一緒に作り上げることができれば、これほど嬉しいことはありません。
キルギスの伝統が、日本の地で新たな息吹を吹き込まれ、再び世界へ羽ばたく。 この挑戦に、どうか温かいお力添えをお願い申し上げます。

(ウルコル2026年2月の東京・南青山MANDALA公演にて)
◆資金の使い道
本プロジェクトは、日本とキルギスの文化を音楽でつなぐ新たな試みとして、コンサートの実現を目指す取り組みです。本クラウドファンディングでは、プロジェクト全体の運営費すべてを賄うのではなく、「公演の質を決定づけ、文化交流の本質を支える重要な核」となる部分に充てさせていただきます。チケット収入や自己資金と合わせとあわせ、皆様からの温かいご支援を以下の用途に大切に活用させていただきます。
①ウルコル来日メンバーの渡航・滞在支援
本プロジェクトの要である、ウルコルのメンバーをキルギスから日本へ招聘するための費用です。 ウルコルは単なる演奏集団ではなく、これからのキルギス音楽を担う若手実力者たちが集まったチームです。彼らを日本へ招き、最高のステージ環境で演奏に専念してもらうための渡航費・滞在費として大切に活用させていただきます。
②民族楽器・伝統衣装の国際輸送費
キルギスの民族楽器や伝統衣装は、代々受け継がれてきた一点物が多く、非常に繊細で特殊な形状をしています。通常の荷物として運ぶことが難しく、特別な梱包と輸送体制が不可欠です。本公演では、現地で長年受け継がれてきた楽器や衣装を日本に運び、「本物の音と姿」を届けることに活用いたします。
③ 日本×キルギス特別コラボレーションの制作
本プロジェクトでは、両国の伝統楽器奏者による共演のために新たに編曲・制作される楽曲や、合同リハーサルを行います。日本とキルギスの伝統楽器が響き合う特別な舞台は、これは通常のツアー公演では実現しにくい、本プロジェクトならではの挑戦です。
④ 記録・発信(写真・映像・翻訳)
この歴史的な再会を一過性のイベントで終わらせないための費用です。今後の日本・キルギス文化交流につなげていくため、プロによる写真・映像記録や多言語での発信を行い、支援者の皆さまへ成果をご報告するとともに、今後の日本・キルギス間の文化活動を支える貴重なアーカイブとして活用します。
実施スケジュール
- 2025年9月: カンバル・エミル兄弟が来日、事前準備および東京でのプレ公演を実施済み
- 2026年2月25日(水): 東京公演 ①:南青山MANDALA
- 2026年2月27日(金): 東京公演 ②:赤坂区民センター区民ホール
- 2026年3月1日(日): 大阪公演:河内長野市文化会館ラブリーホール
- 2026年4月中旬: キルギス凱旋公演(フィルハーモニー国立劇場を予定)
◆応援メッセージ
梶山 祐治(かじやま ゆうじ)准教授
昨年末に『中央アジア映画完全ガイド』を刊行し、中央アジア映画や映画を通じた文化研究の第一人者としてご活躍されている筑波大学・梶山祐治准教授より、心温まる応援メッセージをいただきました!
————————————-

キルギス映画を見ていると、作品の新旧を問わず、弦楽器や口琴の音色を必ずと言っていいほど耳にすることになる。まだ雪解けが映画界に訪れる前の1955年、この国で最初に製作された長編劇映画であるロシア語映画『サルタナト』においてさえ、すでにコムズの演奏場面は挿入されていた。キルギス人にとって、それほど伝統音楽は生活に浸透しているものだ。
2018年には、初めてとなるキルギス語のミュージカル映画『樹の歌』が公開された。この映画は、クルクヤックやジェティゲンといった楽器の演奏をも演出に取り入れながら、オペラなどの先行する芸術ジャンルから歌や音楽を借用してミュージカル映画をつくりあげるという、監督の苦心がうかがえる作品であった。
ソ連独立から35年を迎えようとする今、中央アジアの国々では独自の文化の見直しが進み、音楽分野にその傾向は強く認めることができる。西洋楽器を取り込みながら、キルギスの伝統音楽を再現しようとするウルコルは、その最先端のアンサンブルである。日本人にとっては異国でありながらどこか懐かしい響きも感じるその音楽に、ぜひ日本で耳を傾けてみよう。
————————————-
梶山 祐治(かじやま ゆうじ)
筑波大学国際局准教授。ロシア・ウクライナ・中央アジア映画研究。東京外国語大学卒業後、ロシア国立人文大学大学院留学を経て、東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。ウズベキスタンの世界経済外交大学常勤講師などを経て、現職。
=====
駒﨑 万集 (こまざき ましゅう) さん
ドゥタール奏者であり、ウズベキスタン文化大使を務められる駒﨑万集さんより、応援メッセージが届きました!
駒﨑 万集 (こまざき ましゅう)
ドゥタール奏者、ウズベキスタン文化大使 2015年、JICAボランティアとしてウズベキスタンの小中一貫校で音楽教師として活動。 現地で民族楽器ドゥタールに魅了され、演奏を学び始める。 ウズベキスタンおよびタジキスタンの伝統音楽を、ウズベク語・タジク語で弾き語る演奏家。 サマルカンド東洋音楽祭をはじめ、数々の国際音楽祭に出演し、入賞。 2025年、ウズベキスタン文化省より外国人として初めて文化大使に任命。 現在、ウズベキスタン国立ユヌスラジャビー記念ウズベク伝統音楽芸術大学修士課程(ドゥタール専攻)に在籍。 中央アジアと日本をつなぐ架け橋として、国内外で演奏活動を行っている。
=====
ラジャブアリ・シャイドゥラエフ選手(通称ラジャバリ)
遠くキルギスの地からも熱い支持! 現RIZIN王者シェイドゥラエフ選手が、私たちの挑戦に共感し応援メッセージを寄せてくれました!
現在、日本を主戦場として活動するラジャバリ選手は、スポーツと音楽はどちらも重要な文化の両翼と考えており、同じく日本でキルギスの音楽文化を発信する本プロジェクトの趣旨に共感し、熱い応援をしてくれています!

ラジャブアリ・シェイドゥラエフ
キルギス共和国出身の総合格闘家で、「キルギスの犬鷲」とも称される若きトップアスリート。RIZINフェザー級王者として活躍し、プロデビュー以来、無敗の快進撃を続けている。日本でもクレベル・コイケ選手や朝倉未来選手を破るなど、その実力は世界的にも高く評価されている。
現在の準備状況(2026年3月5日時点)
現在、2026年2月・3月の日本公演に向けて、具体的な準備を進めております。会場の手配や演奏プログラムの決定、プロモーション活動など、着実にプロジェクトを進行させています。

(リハーサルの様子)
無事に日本公演3公演が終了しました!ご来場いただいた皆様、応援いただいた皆様ありがとうございました。

彼らの挑戦はまだまだ続きます。次はキルギスのビシュケク公演に向けて準備を進めます。

運営チームについて
こんにちは。本プロジェクトの運営メンバーの緒方美鈴です。私は、2019年のJICAボランティアをキッカケに日本とキルギスを行き来しながら、音楽や文化を通じた国際交流に携わってきました。人々の暮らしや歴史と深く結びつくキルギスの伝統音楽を、より多くの方に“体験として”届けたいという思いから、本プロジェクトを立ち上げました。日本側・キルギス側の運営メンバーが連携し、文化的背景を大切にしながら企画から運営までを担っています。音楽家、支援者、観客の皆さまとともに、文化を次の世代へ手渡す場をつくることが私たちの願いです。

委員長のイバラットよりメッセージ
本公演では、キルギスの伝統音楽と文化を日本の皆さまに直接お届けし、文化を通じて両国の距離をより身近に感じていただくことを目指しています。この出会いが、今後の交流や新たなつながりへと広がる、意味のある一歩になると信じています。
キルギスの音楽は、私たちの祖先から受け継がれてきた記憶であり、雄大な自然とともに生まれてきました。そこには、人々の暮らしや祈り、魂の声が息づいています。
この音楽を通して、キルギスという国や人々の精神、そして自然の息吹を日本の皆さまに感じていただけたなら、これ以上の喜びはありません。
心を込めて、この音をお届けします。
— イバラット

事務局長:直川 礼緒(日本キルギス文化交流協会 代表理事)からのメッセージ
キルギスの音楽家たちと初めて出会ったのは、1991年、東シベリアはヤクーツクで開催された、第2回国際口琴大会でのことでした。音程を完璧に合わせた口琴を大人数で合奏し、また3弦の撥弦楽器コムズと合わせる、といったメロディ主体の口琴音楽に目を見張りました。アイヌ民族の竹口琴ムックリとそっくりの、木製の紐口琴ジガチ オーズ コムズの存在にも驚きました。
その3年後にはキルギスの地を踏み、ヤクーツクで知り合った音楽家たちを訪問。また世界各地のフェスティバルで新たにキルギスの音楽家たちと知り合う機会も増えました。
一気にキルギスとの距離が縮まったのが、2017年に在日本キルギス大使館主催の「オルドサフナ」という民族音楽アンサンブルのコンサートのお手伝いをしたこと。流れで、日本キルギス文化交流協会という団体を立ち上げることとなり、音楽を中心として、キルギスと日本をつなぐ活動をするようになりました。
今、キルギスから、新しいタイプの「伝統音楽」の在り方を模索するグループがやって来ます。リーダーのカンバルと、その弟で、グループの音楽的中核を担うエミルは、昨2025年二人で来日、ツーリズムEXPOをはじめとするライブで、その優れた音楽性を示してくれました。モダンな楽器を組み入れて、11人で彼らがやりたい音楽とはどんなものなのか。今から楽しみです。
ー直川 礼緒

ウルコルプロジェクト運営メンバー(運営・制作・広報):安藤 岳洋(JICAキルギス共和国事務所)からのメッセージ

キルギスに赴任した3年半前、初めて聴いた民族楽器コムズの美しく心安らぐ音色に聞き惚れ魅了されたのがついこの間のように感じられます。同僚の伝手でコムズを習い始め、寝る間も惜しんでコムズの練習に没頭する日々が始まりましたが、その先生こそ、上述の生ける伝説ヌルランベック・ヌシャノフ氏の奥さんで、かつて民族楽器アンサンブル「Tengil Too」のリードコムズ奏者としてヌシャノフ氏とともに世界中を飛び回っていた大演奏家だったのでした。こうした出会いをきっかけに、伝統音楽の魅力により一層深く入り込み、かつて来日公演も行った「オルドサフナ」「カンバルカン」をはじめとしたアンサンブルや、名だたるキルギスの一流奏者達とも演奏を通じた交流を行う中で、2025年の日本での国際イベントでの共演をきっかけに「ウルコル」と出会い、その革新的な音楽性と大きな使命、そして人間性に惹かれ、こうして単独の来日公演を応援するに至りました。
「キルギスの心臓」とも言われるコムズは、遊牧民族キルギスの歴史、文化、生活、自然など、実に多くのものが詰まったキルギス人にとって心のそばにある大切な存在です。そんなコムズを中心としたキルギスの民族楽器の音色は、遠く離れた民族である私たち日本人の心にも不思議と温かく響き、「かつて兄弟だった」のも頷けるような、どこか懐かしい気持ちにさせてくれます。ウルコルの音楽は、そんな素朴で伸びやかで美しい「遊牧民の魂」としての民族楽器の響きに、激しく魂を揺さぶる「ロック」の衝動が合わさり、それらが調和し時にぶつかり合う、まさに今彼らにしか生み出せない「最新の伝統音楽」です。時を超え、距離を超え、今この日本で彼らの音楽を響かせ、私たちが手を取り合い伝統の背中を押すのは、とても大きな意味があると感じます。皆さまの手を借りながら、一緒にこのプロジェクトを創り上げられたら嬉しいです。
ウルコルプロジェクト運営メンバー
• 委員長:サマコワ・イバラット(Nippon Hospitality Travel LLC 代表)
• 事務局長:直川 礼緒(日本キルギス文化交流協会 会長)
• 広報・制作・クラファン担当:緒方 美鈴(OIMO JAPAN LLC 代表)
• 運営・制作:安藤 岳洋 (国際協力機構(JICA))
プロジェクト・コンサート連絡先:ja.ky.culture@gmail.com(直川まで)
最後に
ウルコルの音楽が、日本で響き、キルギスへと帰っていく。その循環を、支援という形で一緒につくっていただけたら嬉しいです。キルギスの音楽は、楽譜だけで受け継がれてきたものではありません。風の音、馬の足音、自然とともに生きてきた人々の記憶や想いが、旋律となって今も響き続けています。
このプロジェクトは、そうした音に刻まれた民族の記憶を、日本という新たな場所で響かせ、次の世代、そして次の国へと手渡していく試みです。
それは、大きな変化ではないかもしれません。けれど、一人ひとりの小さな共感が集まることで、文化は確かに次へとつながっていきます。あなたの応援は、コンサートを支えるだけでなく、キルギスの音楽文化が未来へと歩み続ける力になります。もしこのプロジェクトに、少しでも心が動いたなら、その気持ちを支援という形で託していただけたら嬉しいです。
キルギスと日本、二つの国を結ぶ音の旅に、ぜひご参加ください。
【追記:ネクストゴールへの挑戦について】
皆さまの温かいご支援のおかげで、本プロジェクトはファーストゴール200万円を達成することができました。応援してくださった皆さま、シェアや声掛けで広げてくださった皆さま、本当にありがとうございます。
今回のプロジェクトは、キルギスのフォークロックアンサンブル 「ウルコル(Үркөр)」 の単独来日公演を実施し、音楽を通じて日本とキルギスの文化交流を生み出すことを目的としてスタートしました。
来日公演では、
・東京公演①(南青山MANDALA)約70名来場・オンライン接続
・東京公演②(赤坂区民センター)約400名 満席・完売
・大阪公演(河内長野市文化会館ラブリーホール)約600名来場
と、多くの皆さまにご来場いただきました。
ウルコルの革新的な伝統音楽に加え、三味線、和太鼓、日本人コムズ奏者との共演も実現し、日本とキルギスの音楽が出会う特別なステージも生まれました。この素晴らしい公演を皆さまとともに作り上げられたことを、心より嬉しく思っております。
ファーストゴールを達成した今、残り期間僅かではありますが、このプロジェクトをさらに先に進め、ネクストゴール【300万円】に挑戦しすることを決めました。
●キルギス凱旋公演
本プロジェクトの締めくくりとして、2026年5月、キルギス・ビシュケクにて「凱旋公演」を実施します。
今回の日本公演では、日本の伝統楽器奏者との共演が実現し、そのための新しい楽曲も制作されるなど、ウルコルにとっても大きな挑戦となりました。そして両国の伝統楽器が出会い共演することで、新たな創造と爆発がもたらされ、歴史的な共演のステージとなりました。
今度は、この大きな成果をキルギスへ持ち帰ることで、日本で生まれた兄弟の音楽の交流を今度はキルギスの人たちにも届け、この大きな流れを一過性のものとせず今後に継続的な形で繋げていく重要なマイルストーンとしたいと考えています。文化を超えた新しい響きをキルギス社会へ広く発信し、両国の確かな絆を現地の人々へ伝えること。それが、来年以降もアーティストたちが行き交い続ける「未来の当たり前」を築くための、最も重要なステップとなります。
草原の音が海を越え、日本の音を連れて再びキルギスへ。 この音楽の旅を未来へ繋ぐため、引き続きの応援を何卒よろしくお願いいたします!
資金の使い道(概算)
【ファーストゴール:200万円】の使い道 〜ウルコル来日プロジェクトの基盤構築〜
①ウルコル来日メンバーの渡航・滞在支援
(11名分の航空券、宿泊費、国内移動費など)
②民族楽器・伝統衣装の国際輸送費
(楽器や衣装をキルギスから運ぶための実費)
③日本×キルギス特別コラボレーションの制作
(日本伝統楽器奏者とのリハーサル、共同楽曲制作費など)
④記録・発信(写真・映像・翻訳)
(日本での活動を記録し、キルギス側へ伝えるための翻訳や映像制作)
【セカンドゴール:追加100万円】の使い道 〜日本とキルギスを繋ぐ、凱旋公演と未来への投資〜
200万円達成によって実現した「日本での成果」を、一過性で終わらせず、次なる一歩(キルギス凱旋)へと繋げるための費用です。
■凱旋公演・交流継続費:合計100万円
①日本側演奏者の渡航・滞在支援(40%)
キルギス凱旋公演に参加する、日本伝統楽器奏者の渡航・宿泊費を補填します。
②公演制作・広報費(20%)
キルギス現地での会場費、機材費、および日本との絆を広く知らせるための現地広報費に充てます。
③リターン制作・発送費(40%)
ネクストゴール挑戦に伴う新たなリターンの制作費やリターン原価、支援者の皆様への発送事務手数料等に活用させていただきます。
※いただいたご支援は、リターンや手数料を差し引いたうえで、追加公演およびプロジェクト実施費として大切に活用させていただきます。
⚪︎来日公演来場者からの感想
大阪公演で初めてウルコルの講演を聴かせてもらい、1曲目で音のきれいさと迫力に胸を打たれ自然と涙が出てきました。キルギスには行ったことないですが、音楽から大草原が溢れて出てきて、感動しました。また和太鼓とのコラボも昔からそんな音楽があったかのようにとても馴染んでいてびっくりしました。是非日本中のウルコルのことをまだ知らない方々に、ウルコルの素晴らしさが広まってほしいです。(和歌山県、M.H.)
エミルさんのクル クヤックの演奏は特に感動しました!元々馬の毛が使われている楽器ということもあってか、大袈裟ではなく音色が馬の鳴き声に聞こえました。解説で「キルギスでは大切な人や動物が亡くなったことを描写する曲でも、マイナーの調ではない」とありましたが、なんだかそれが生き物の死を後ろ向きだけではなく、自然の摂理として受け入れて生活しているキルギス人のマインドを感じました。自分たち人間も自然の中の一部であって、その中で生き物も循環して生きていることへの彼らなりの敬意かなと想像しました。日本にいてもそんなキルギス人の生活やマインドを力強く感じることができる素敵なサウンドでした。また彼らの音楽を聴きたいです。(広島県、M. Y.)
⚪︎来日公演で共演した日本の伝統楽器奏者
(キルギス凱旋公演で共演予定)
日本太鼓 猛 〜TAKERU〜

TAKERUさんからメッセージを頂きました
私とウルコルとの出会いは昨年行われたルフサナトの会場でありました。各国伝統楽器を使った音楽の大会に我々含む15団体出場していた中に、勇壮な衣装を纏ったウルコルがいて斬新な音楽を演奏していた姿に我々と同じ魂を感じていました。そんな中、代表カンバル率いるウルコルのみんなも我々の事をリスペクトしてくれてお互いを讃え合ったのを今でも覚えています。
その場所で来年日本公演を企画しているので良かったら一緒にとイバラットさんからお声がけを頂き、それが本当に東京と大阪で実現した事心より嬉しく思っています。
実際にコラボをして感じた事はウルコルの音楽は伝統と革新のバランスが絶妙で新しくもどこか懐かしいメロディーを奏でる!と思いきや、ロックのようなノリ良い曲が出てきたり、遊牧民族が思い浮かぶ歌があったりと和太鼓との更なる可能性を感じました。
カンバルの作曲にリスペクト♫
ウルコルのメンバーとは今回の公演で家族となりました。これからも日本とキルギスとの架け橋になるように親交を深めて行きたいと思っています。
石田さんからメッセージを頂きました
2025年8月にキルギスで開催された「RUH-SANAT」でウルコルに出会いました。私達が演奏した後に声を掛けて下さり、太鼓の事を聞いてきたり、写真を撮ったりと友好的に接して頂きました。10月には日本に来日され今度日本で公演をすると伺い、一緒に出て欲しいと聞いたときに、とても嬉しく感じたのを覚えております。
東京、大阪と2カ所参加させて頂き、互いの曲に参加し共演出来た事は自分にとって大きな財産となりました。もっとウルコルのメンバーと仲良くなりたいし、もっと楽器、音楽についても知りたい。
交流は今後も続けていければと強く願っております。
【グループ略歴】
千葉県を拠点に活動する少数精鋭による和太鼓グループ。日本の伝統太鼓を基盤に、力強さと繊細さを併せ持つ演奏表現を追求している。国内外での公演やワークショップを通じ、和太鼓の魅力を世界へ発信。
2025年にはキルギスで開催された世界伝統文化音楽祭「ルフ・サナト」に出演し、世界大会第3位を受賞。異文化との交流を重ねながら、日本太鼓の新たな可能性を探り続けている。
津軽三味線奏者・上原梅弦

群馬県安中市出身・在住。安中市観光大使。
18歳の時に津軽三味線と出会い、現在は高崎市在住の三味線奏者・松本梅頌(ばいしょう)氏に師事。梅若流梅若会師範として研鑽を積む。
これまでアメリカ、イタリア、フランス、キルギス共和国など世界8カ国以上で演奏を行い、言葉の壁を越え日本の音色を伝えてきた。 現在はその豊富な経験と技術を活かし、地元・安中にて三味線教室を主宰。後進の育成に力を注ぐほか、学校公演や地域イベントにも精力的に出演している。
伝統的な民謡三味線の継承はもちろん、様々なジャンルの音楽を取り入れることで三味線の「敷居」を下げ、「弾く楽しさ」と「心に響く音楽」を次世代へ届けることに挑戦し続けている。 日本民謡梅若流梅若会師範、梅頌会会員。
最後に
このプロジェクトを通して生まれた日本とキルギスの文化交流を、未来へつなげていきたい。
それが、私たちがネクストゴールに挑戦する理由です。
皆さまの応援が、この音楽の旅をさらに遠くへ届けてくれます。
どうぞ引き続き、応援よろしくお願いいたします。
最新の活動報告
もっと見る【ウルコルより】日本公演を振り返って ― そしてキルギス凱旋公演へ
2026/03/14 20:30皆さま、いつも温かいご支援とご声援を本当にありがとうございます! 東京、そして大阪で開催されたウルコル来日公演は、多くの皆さまに支えられ、無事すべての日程を終えることができました! 改めまして、ご来場くださった皆さま、そして日頃より本プロジェクトを応援してくださっている皆さまに、心より御礼申し上げます。 現在ウルコルのメンバーはキルギスへ戻り、日本での経験を胸に刻みながら、5月に予定されている凱旋公演に向けた準備を進めています! 今回の日本公演について、メンバーからは多くの感想が寄せられています。 客席から送られた温かい拍手。 終演後に交わされた言葉。 そして、日本で出会った人々との交流。 それら一つひとつが、彼らにとって非常に大きな意味を持つ経験となったようです。 ウルコルのメンバーは今回の来日公演を、単なる海外公演ではなく、日本とキルギスの文化が出会い、互いに理解を深めていく「交流の舞台」として受け止めているようです! 音楽を通して出会い、互いの文化を尊重しながら音を重ねていく。 その経験は、彼らにとってかけがえのない財産となりました。その象徴的な出来事として、メンバーが何度も語っているのが、日本の音楽家の皆さまとの共演です! 東京公演では、和太鼓グループ 日本太鼓 猛 〜TAKERU〜 の皆さま、そして津軽三味線奏者 上原梅弦 さんとの共演が実現しました。 また大阪公演では、和太鼓グループ 日本太鼓 猛 〜TAKERU〜 の皆さまに加え、ミュージカルソー奏者 サキタハヂメ さんにもご出演いただきました。 それぞれ異なる文化の中で育まれてきた楽器が、同じ舞台の上で響き合う時間。 その瞬間に、ウルコルのメンバーたちは音楽が国境を越えてつながる力を改めて実感したと語っています! 和太鼓の力強い鼓動。 三味線の鋭く美しい音色。 そしてミュージカルソーの幻想的な響き。 それらの音がキルギスの民族楽器と重なり合ったとき、そこにはこれまでにない新しい音楽の景色が広がっていたようです。 メンバーからは、 「このコラボレーションに大きな感動を覚えた」 「ぜひこの音を、キルギスの人々にも聴いてほしい」 という声が多く聞かれています。 そして今、彼らが強い期待を寄せているのが、5月に予定されているキルギスでの凱旋公演です。 日本で生まれたこの音の交流を、今度はキルギスの舞台へ。 日本で出会った音楽家の皆さまとともに、キルギスの人々へ新しい音楽の響きを届けたい! メンバーはそんな思いを語っています。 また同時に、 「今度は私たちが、日本の皆さんにキルギスの魅力や文化をたくさん伝えたい」 という声も聞かれました。 広大な草原。 遊牧文化。 そして長い歴史の中で育まれてきた音楽。 キルギスには、日本とはまた違った豊かな文化があります。 その魅力を、日本で生まれた音楽の交流とともに発信していきたいという思いが、彼らの中でより強くなっているようです! 5月の凱旋公演は、キルギスの首都ビシュケクにある キルギス国立オペラ・バレエ劇場 にて開催される予定です。 この劇場は、キルギスが誇る芸術の殿堂ともいえる特別な舞台です。 その場所で、日本とキルギスの音楽家たちが再び集い、音を響かせること。 それは、今回の来日公演で生まれた交流が、一度きりの出来事ではなく、未来へと続いていくものであることを示す大切な一歩になるはずです。 日本で生まれた音の共鳴は、まだ終わっていません。 その響きは海を越え、今度はキルギスの大地へと続いていきます! そしてこの交流は、これからも新しい物語を生み出していくことでしょう! 引き続き、ウルコルと本プロジェクトへの温かい応援をどうぞよろしくお願いいたします! もっと見る
【音の旅の途中で】ウルコルが体験した日本の日常
2026/03/13 20:30キルギスの大地から日本へ降り立ったウルコル。 長い空の旅を経て成田空港に到着した彼らは、東京、そして大阪へと向かい、日本の舞台で音を響かせました。 公演という大きな使命を胸に抱えながらも、滞在中には束の間の時間がありました。その時間の中で、メンバーたちは日本の街や文化に静かに触れていました。舞台の上で響いた音の背後には、日本という国そのものと向き合う時間、そんな静かな日々の積み重ねがありました。 舞台で音を届ける時間とはまた違う、素顔のままのひととき。そこには、異国の風景をまっすぐに見つめる彼らの穏やかな表情がありました。 巨大なスクリーンが輝く街の景色や、絶え間なく行き交う人々の流れ。世界でも特別なリズムを持つ日本の都市の鼓動に、興味深そうに目を向けるウルコルのメンバーたち。 そんな彼らにとって、滞在中な楽しみのひとつになっていたのが、日本の食事でした。 丁寧に作られた料理を囲みながら、味について言葉を交わし、ゆっくりと味わう時間。 見た目の美しさや、丁寧に整えられた盛り付けにも興味を示しながら、一つひとつをゆっくりと味わう彼らの顔には、自然と笑顔が広がっていました。 キルギスの食文化とは異なるものも多いはずですが、その違いを戸惑うのではなく、むしろ楽しみながら受け止めている様子が印象的でした。 異国の料理を囲みながら語り合う時間は、どこかゆったりとした温度を帯びていて、日本での滞在を豊かなものにしてくれていたように感じます。 また、鉄道を利用した際には、日本の公共交通機関の在り方にも大きな関心を示していました。 ホームに滑り込む列車の正確さ。 静かに整列して待つ人々。 車内の落ち着いた空気。 そうした日本の公共交通機関の独特の雰囲気に、メンバーたちは興味深そうに目を向けていました。 駅の構造を見上げたり、車内の様子を眺めたりしながら、日本の社会がどのように動いているのかを感じ取ろうとしているようにも見えます。 音楽家として世界を旅してきた彼らにとっても、日本の鉄道文化は印象的な体験のひとつだったようです。 東京でお台場を訪れた際には、ウルコルの撮影も行いました。 海と空が広がる開放的な景色の中で、カメラの前に立つウルコルのメンバーたち。遠くに広がる東京の景色と、キルギスの音楽を背負った彼らの姿には、異なる世界が静かに重なり合うような、不思議な空気が感じられました。 東京と大阪で行われた公演。その舞台の裏側には、こうした何気ない時間が流れていました。 食事を楽しみ、日本の街を歩き、鉄道に乗り、人々の暮らしに触れる。そうして日本という国を少しずつ感じ取りながら、彼らは舞台へと向かっていきました。 キルギスの大地からやってきた音楽家たちが、日本という場所で過ごした時間。その一つひとつが、今回の来日を物語る大切な記録になっています。 日本で見た風景。 出会った人々。 そして共に響かせた音。 それらすべてを胸に抱きながら、彼らの旅は次の場所へと続いていきます。 もっと見る
【演奏曲紹介】伝統と現代が交差するキルギスの名曲たち
2026/03/12 18:00皆さま、いつも温かいご支援と力強い応援を本当にありがとうございます! 皆さま一人ひとりの想いがあったからこそ、私たちはキルギスの音楽を日本の大舞台へと届けることができました。心より感謝申し上げます。 ウルコルが演奏した楽曲の数々は、単なる伝統音楽ではありません。それは、キルギスの大地の記憶であり、人々の暮らしの息づかいであり、世代を越えて受け継がれてきた物語そのものです! これらの楽曲は、2025年に開催された大阪・関西万博のキルギス・ナショナルデーイベントでも披露され、世界へ向けて発信されました。そして本公演においても、同じ熱量と誇りを胸に演奏されました。 草原を渡る風、馬の蹄の響き、山々にこだまする声。遊牧の歴史と現代の息吹が交差するその瞬間を生み出した、演奏曲の数々をご紹介いたします!Оп майда(オプ・マイダ) キルギス最古の民謡のひとつとされる楽曲。 かつて高い山々を越えて遊牧生活を営んでいたキルギスの人々は、冬を越すために欠かせない粟や黍を収穫する際、この歌を集団で歌っていました。作業の中で自然に生まれ、共同体の営みとともに受け継がれてきた生活の歌です。 労働と喜びが一体となった情景を映し出すこの曲は、音楽が暮らしの中から生まれたことを象徴する、遊牧文化の原点ともいえる一曲です。Сары Өзөк(サル・オゾック) 三本の弦のみを持つキルギスの国民楽器コムズ。そのシンプルな構造から、山や風、水、さらには人の心までも表現できるといわれています。 本作は、豊かな自然の情景を現代的な感覚で描いた作品です。三本の弦が織りなす響きの中に、草原の広がりや水の流れといった風景が立ち上がります。 コムズという楽器の表現力と可能性を体現する楽曲のひとつです。Алымкан(アルムカン) キルギスを代表する愛の歌のひとつ。 若い男性が女性を鳥にたとえて歌うラブソングであり、恋や人生の想いを歌にして伝えるキルギスの文化を象徴する作品です。遊牧民社会において女性は家を組み立て、家族と部族を支え、重要な決定にも関わる存在でした。男性たちはその美しさと重要性を花や鳥にたとえ、歌に託してきました。 この詩の原点には、キルギスの偉大な詩人トクトグル・サティルガノフが少女アリムカンに寄せた想いがあります。後に別の作曲家によって曲が付けられ、キルギスの歌唱表現の可能性を広げたとされています。 本来はコムズと歌による朗唱形式が原点とされる楽曲です。Мезгил жаңырыгы(メズギル・ジャヌルギ) 「時の響き」を意味する作品。 コムズ奏者であり作曲家でもあった伝説的な巨匠ヌラク・アブドゥラフマノフによる独奏曲が原曲です。キルギス音楽の中心的楽器であるコムズの可能性を追求した作品として知られています。 ウルコルでは、リーダーのカンバルが現代音楽の反復とリズムの発想を取り入れ、編成に合わせて再構築。鉄製口琴テミル・コムズや木製口琴ジガチ・オーズコムズを用い、民族的要素を保ちながらも現代的なアレンジを施しています。 静かな野原や山中の湖、そこから流れ出す川など、キルギスの自然風景を音で描写する楽曲です。Маш ботой(マシュ・ボトイ) キルギスで最も有名な伝統曲のひとつ。 馬の蹄の音、人々の歓声、そして遊牧民の活気ある暮らしが表現されています。キルギスにおいて馬は生活の中心であり、自由と力の象徴でもあります。 2016年に開催された世界遊牧民競技大会では、1,000人のコムズ奏者が同時にこの曲を演奏し、ギネス記録を達成しました。 「ботой」はコムズで演奏されるさまざまな楽曲につく名称ですが、本作はその中でも特に広く知られている代表的な一曲です。ウルコルはフォークロックとアンサンブルの要素を取り入れ、独自の編曲で演奏しています。Токтогулдун кербези(トクトグルドゥン・ケルベジム) トクトグル・サティルガノフが作曲した、キルギスで最もよく知られるコムズの古典作品。 子どもの頃から学ぶ定番曲であり、コムズ習得初期に演奏されることの多い、比較的シンプルなメロディを持つ楽曲です。しかし長い間、若い世代にはあまり親しまれていませんでした。 ウルコルのエミルが新たな編曲を提案し、ロックの要素を取り入れた現代的な作品として再構築。歌詞を付け、よりダイナミックな楽曲へと生まれ変わりました。 簡潔な旋律の中に、世代を超えて受け継がれるメッセージを内包する作品です。 もっと見る






コメント
もっと見る