
皆様、いつも温かい応援をいただきありがとうございます!
本日は、キルギス現地で熱を帯びている「ウルコル」のリハーサル現場から、実行委員会のメンバーが肌で感じた「音の衝撃」をレポートします!
◆小さな楽器が、一瞬で空間を支配する
練習室のドアを開けた瞬間、私を待ち受けていたのは予想もしない体験でした。
何よりも驚かされたのは、オーズコムズ(口琴)の存在感です。 手のひらに収まるほど小さく、決して大きな音が出るわけではないその楽器。私はこれまで、この楽器に対してどこか「伴奏の一部」のようなイメージを持っていました。
しかし、その音が鳴り響いた瞬間、リハーサル室の壁は消え去りました。 そこに広がったのは、果てしないキルギスの草原であり、吸い込まれるような夜空。まるで宇宙を漂っているかのような不思議な開放感に包まれたのです。
◆11名が奏でる、圧倒的な一体感
11名という大編成のアンサンブルは、日を追うごとに一つの「生命体」のようなまとまりを見せています。力強いヴォーカルの重低音、天を突くような歌声、そしてそれらを支える重厚なリズム。メンバー同士の呼吸がこれまで以上に深く噛み合い、音が「うねり」となって迫ってくるような迫力がありました!
撮影中であることを忘れて、思わず演奏に聴き入ってしまいました。

◆エレキに「ノマド」を伝統に「ロック」を
そして、このリハーサルで最も刺激的だったのが、音の性質が入れ替わるような不思議な体験です。
最新のエレキサウンドの中に、悠久の時を生きる「ノマド(遊牧民)」の魂が宿り、逆に数千年の歴史を持つ民族楽器の中に、激しく魂を揺さぶる「ロック」の衝動を感じる。 伝統と現代が、単に混ざり合うのではなく、お互いの領域を侵食し合いながら新しい熱量を生み出していく。このウルコルならではの化学反応は、まさに今の彼らにしか鳴らせない「最新の伝統音楽」そのものでした。

◆皆様と一緒に空気を震わせる、その日のために
リハーサルの合間、メンバーたちは「日本で、皆様と一緒に音を共有できる瞬間が本当に待ち遠しい」と、晴れやかな笑顔で語ってくれました。
彼らが今、汗を流しながら音を磨き上げているのは、ただ演奏を披露するためだけではありません。日本の会場で皆様と一緒に感動を分かち合い、その体験を未来へと繋げていくための「最高のひと時」を創り出すためです。

キルギスの地で、着実に研ぎ澄まされているウルコルの音楽。 その全貌を日本のステージでお披露目できる日まで、実行委員会一同、誠実に準備を進めてまいります!



