
教室に来た時、その子は自信がなさそうでした。
「どうせ私なんて…」
そんな空気が、言葉の端々ににじんでいました。
でも、“つくる”時間は違いました。
アイデアを出して、試して、失敗して、直して。
その繰り返しの中で、少しずつ顔が上がっていく。
自分の手で進めていくたびに、表情が変わっていく。
そして、完成した作品を手にした瞬間。
「もう一回やりたい」
「次はこうしたい」って。
帰る時には、笑顔で手を振ってくれました。
学校じゃないからできることがあると思っています。
“正解”を当てるより、挑戦のプロセスを認めること。
「できるかも」を育てること。
その積み重ねが、子どもたちの自信になっていく。
クラファンの支援は、場所を続けるためだけじゃありません。
子どもたちの挑戦と成功体験を、もっと増やすためです。






