
夢の中で見せていただいた絵
風呂敷の絵は、2017年の10月の朝に見た、夢の中で、
白髪のご婦人に見せて頂いた、絵です。
夢の中の実際(?)は、A3版くらいのモノクロでした。
「わ~凄いですね~」と言ったことを覚えています。
その光景が、目覚めても全部、脳裏に残っていたので、
忘れないように急いで描き留めました。
二つの顔を持つ海
書き留めてみて、ふと、
左奥の山のてっぺんに座って、釣りをしている人に目が留まりました。
震災の記憶から、津波が来て、椿の避難路を逃げる、というのは
ありえそうな想像だけど、
その奥の山のてっぺんに神さまが座って、釣り糸を垂らす、
という場面設定は、私の想像では出てきません。
神さまが釣り糸を垂らしている先は、海です。
手前で襲ってくる海と、奥で凪いている海と。
ぐるっと繋がっているのか?と思いました。
豊穣の海と。恐れある海と。
「食べ物を用意してあげよう」と神様が釣糸を垂らしている海(奥)と
ナマズがくしゃみをして津波が起きてしまった海(手前)
その両方の顔を持っているのが、自然だよと、
だれかに言われたような気がしました。
子ども達に伝えたい
モノクロの絵に色を塗って、拡大コピーしたものを数部つくりました。
そのうちのいくつかは、町内の保育所に寄付をして、
廊下に飾ってもらいました。
そしてそのうちの1枚も、社務所の2階に掲示していました。
そして誰かと出会うたび、この絵の前で話をしました。
こどもたちに、これまでいろんな場面を通して、
南三陸椿ものがたりの紙芝居を聞いて頂きました
あの日、はやかさんたちの目に触れるまでは、
このイラストを「風呂敷にする」という想像は皆無でした。
でも、確かに、この絵を風呂敷にすれば、
使いながら防災への意識の道づくりが出来るかも知れないと思いました。
あの日見た夢も、夢と畳んでしまわず、
日常に防災をちりばめる方法にしてゆけるのだと。
日々の暮らしの中で、ふと手に取るたびに、
大切な命を守ることを思い出せる風呂敷になれば嬉しいです。




