
いよいよ、先行出荷分の発送が始まった
「妙髙山 UCHOTEN 純米大吟醸 越淡麗 生原酒」。
……の予定だったのですが、
現在は大雪の影響で、
お届けまで少しお時間をいただいています。
首を長くして待ってくださっている皆さま、
本当にありがとうございます。
お酒が届くまでの間に、
ぜひこの一本ができあがるまでの時間も、
一緒に感じていただけたら嬉しいです。
ここでは、こだわりの酒造りの様子を
すこしだけご紹介したいと思います。
蔵人も思わず笑顔になる仕上がり。正直言って、めっちゃいいです!
稲刈り
今回使用した酒米は、新潟生まれの酒米「越淡麗」。
実はこの越淡麗、
蔵人自らが育てたお米を使用しています。
稲刈りの時期には、
杜氏をはじめとした蔵人も田んぼに足を運び、
今回のお酒に使う酒米の収穫を行いました。
越淡麗は、香り高い吟醸酒に向いている酒米で、
ふくらみのある旨味と、すっきりとしたキレが特徴です。
「妙髙山 UCHOTEN」が目指す
“頂きの、その先”の表現には、
やはり新潟の酒米を使いたい。
そんな思いから、越淡麗を選びました。

洗米
収穫された酒米は、洗米へ。
機械で洗う酒蔵も増えていますが、
妙高酒造では今も一つひとつ手洗いで行っています。
どこまで水を吸わせるのか。
目で見て、触って、重さを量りながら、
経験と感覚で、最適なタイミングを見極めます。
シンプルな作業に見えて、実はとても神経を使う工程です。
蒸米
洗米した酒米は、炊くのではなく蒸します。
麹菌が育ちやすい
水分量30〜40%を目指し、
大きな蒸し機で一気に蒸し上げます。
蒸し上がったお米は、蔵人の手で丁寧に運ばれ、麹室へ。
ここから、次の大切な工程に進みます。
種付け(麹づくり)
蒸した米に、麹菌を振りかける「種付け」。
まんべんなく、素早く。
その後は数日間、ほぼつきっきりで麹を見守ります。
温度が高すぎても、低すぎてもだめ。
ほんのわずかな変化も見逃せない、
気の抜けない時間が続きます。
発酵
麹も、酵母も、生き物です。
発酵は、思い通りに進むとは限りません。
米の状態、気温、湿度。
毎年、すべてが違います。
だからこそ、自然と向き合いながら、
蔵人の経験がものを言う工程です。
上槽(絞り)
発酵を終えたもろみを、
お酒と酒粕に分ける作業が「上槽(じょうそう)」です。
今回は、生酒としてのフレッシュさを大切にするため、
空気に触れる時間が少ない
ヤブタ絞りを採用しました。
瓶詰め・出荷
絞ったお酒は、濾過を行い、
澄んだ液色のお酒へ。
一般的なお酒はこのあと火入れをしますが、
今回は生原酒として販売するため、
そのまま瓶詰めへと進みます。
蔵の中で、一本一本丁寧に瓶詰めし、
「妙髙山 UCHOTEN」第一弾にふさわしい
特別なラベルを手貼り。
箱詰めを行い、
皆さまのもとへと旅立っていきます。

すべての工程に、人の手と、時間と、想いを込めて。
「妙髙山 UCHOTEN」は、妙高酒造が“頂きの、その先”を目指して踏み出した第一歩です。
ぜひ、その味わいをお楽しみください。
なお、本商品は生酒のため、最高の鮮度で楽しめる期間は限られています。
必ず冷所・暗所で保管のうえ、開栓後は、通常のお酒よりも少し早めにお楽しみいただくことをおすすめします。
その刹那的な儚さも含めて、この一本を味わっていただけたら嬉しいです。



