2025/12/22 12:44

18期 国内海外事業部 永野真由
私は今年の夏、ネパールの最貧困層が暮らす村にある小学校を訪れました。現地で子どもたちが学ぶ姿を目にする中で、「学校という空間がどのように学びを支えているのか」を考えるようになりました。教室の天井は、子どもたちが落ち着いて学ぶ環境を静かに支えています。与えられた環境に適応していく子供たちにとって、学習環境の質は子どもたち自身の声としては表れにくいものでもあるかもしれません。教育支援というと教材や文房具など目に見えやすいものに注目が集まりがちですが、それらが機能するためには、安心して集中できる「場」が必要です。学校が学ぶ場所として当たり前に成り立ち続けること。その基盤を支える一歩として、私たちは天井修理に取り組んでいます。この取り組みに、皆さまのお力をお借りできましたら幸いです。





