人馴れも少しずつ進み、次回の譲渡会への参加も考えていた子ですが、このたび保護部屋のオーナー様のお知り合いの方に迎えていただけることになりました最初は人の気配だけでも怯えていた子でしたが、最近は撫でると気持ちよさそうにしてくれたり、少し甘えてくれる姿も見せてくれるようにそんな中、以前から気になっていたお口の状態を、送り出す前にもう一度しっかり確認していただいたところ、犬歯も含め追加の抜歯が必要な状態であることがわかりました。きっと今まで、ごはんを食べることさえ痛かったと思います。それでもダイヤは文句も言わず、必死に生きてきました。処置を終えたあと、ごはんを食べて小さく舌をぺろっと出した姿を見た時、「これからはもう痛みを我慢しなくていいんだ」と、胸の奥が少しだけ軽くなりました。そして今この子は「ダイヤ」という新しい名前をもらい、新しい人生を歩き始めようとしています。ダイヤモンドは、強い圧力や長い時間を経て、やっと輝きを持つと言われています。この子もきっと苦しい時間をたくさん耐えてきました助けられなかった子達間に合わなかった命その子達の時間まで背負わせることはできないけれど、せめてダイヤには、これから先、安心して眠れてお腹いっぱいごはんを食べて、優しさの中で静かに輝きながら生きていってほしいです。




