崩壊現場でお世話に通っていた時一匹だけこちらに近づいてきた黒猫がいました。名前はロデム。最初は距離を保っていましたが、通ううちに少しずつこちらへ寄ってくるようになり、撫でると安心したように身を預けてくれる子でした。この子の目の中の傷と、食べ物への強い反応は、崩壊現場で必死に生き延びてきた時間の名残です。それでもこの子は、自分の力で、人のそばへ進む道を選んだのだと思います。譲渡会ではなかなかご縁がつながらず、それでも先日、ついにお声かけをいただきました。新しい名前は雷蔵になると聞いています。今は人のそばで、穏やかに甘えてくれています。この子に出会えてよかったと、心から思います。ここまで一緒に過ごした時間が、この子のこれからの穏やかな日々につながっていくことを願っています。残り9日、達成率は約60%。正直、厳しい状況です。それでも、この子たちの幸せを諦めるわけにはいきません。それでも、この子たちの命を途中で止めるわけにはいきません。





