【マジメな毎日に、ひとさじのパンクを】DIY作家が人生を懸けた小説の増刷を応援!

<40代おっさんの無様なチャレンジ>小説本文はもちろん表紙デザインや版下データまで自分でつくるDIY作家「児玉ロウ」。初のヒット作品『LOVE IS [NOT] DEAD.〜おやじパンクス、恋をする〜』の増刷(第2刷)を応援

現在の支援総額

828,488

138%

目標金額は600,000円

支援者数

125

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2026/02/21に募集を開始し、 125人の支援により 828,488円の資金を集め、 2026/03/31に募集を終了しました

【マジメな毎日に、ひとさじのパンクを】DIY作家が人生を懸けた小説の増刷を応援!

現在の支援総額

828,488

138%達成

終了

目標金額600,000

支援者数125

このプロジェクトは、2026/02/21に募集を開始し、 125人の支援により 828,488円の資金を集め、 2026/03/31に募集を終了しました

<40代おっさんの無様なチャレンジ>小説本文はもちろん表紙デザインや版下データまで自分でつくるDIY作家「児玉ロウ」。初のヒット作品『LOVE IS [NOT] DEAD.〜おやじパンクス、恋をする〜』の増刷(第2刷)を応援

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【毎日更新】第16回『LOVE IS [NOT] DEAD.〜おやじパンクス、恋をする〜』

 彼女はイタズラっぽい上目遣いで俺を見て、「同じ中学って知らなかった?」と聞いてきた。

「同じ中学?」相手の言葉をオウム返しするしかない俺、まるでタカ。

「そう、あんた二小でしょ、あたし中小」

 その言葉を聞いて、俺は事情を理解した。

 確かにあのレストランがあるのは中小、つまり中央小学校の校区だ。で、俺は二小、すなわち第二小学校出身。そしてそのどちらも、同じ中学に行くのだ。彼女が俺と同年代だとしたら、確かに同じ学校に通っていてもおかしくはない。だけど、彼女を学校で見たことなんてなかったはずだけど。

「まあ、学年も違うし、いろいろあってしばらく学校休んでたから、見たことなかったかもしれないけど」

 ああなるほど。そういうことか。

「ちょっと前に校内であんたのこと見かけてさ、どっかで見た顔だなって思ってた。で、思い出したんだ。ああ、あいつだ、レストランのあいつだって」

 言葉はちょっと乱暴だけど、その表情はすごく懐っこくて、少なくとも俺のことを嫌っている顔じゃなかった。

「き、気づいてたの?」

 俺は恐る恐る聞いた。すると彼女の顔が曇った。あ、ヤバイ、なんかいけないこと言ったかなって焦ったけど、そうじゃなかった。

「知ってると思うけど、あたし、あの家に一人で住んでんだよね。親は別の所で暮らしてる。ときどき様子を見に来るけど、だいたい一人。だからさ、暇なんだよ」

 ほんと嫌になっちゃうよね、という感じで彼女は言った。

「やることなくて、いっつも窓の外をボーっと眺めてる。もう、あの窓から見える全部を思い出せるくらい、ずっと見てる。知ってるでしょ?」

 確かに、そうかもしれない。俺がいつ行っても、窓際にはこの子がいたんだ。でも、一人で住んでいるって、そんなこと可能なんだろうか。自分たちはまだ中学生なんだぜ。

 俺の表情をどう感じたのだろうか、彼女はパッと笑顔を作った。

〜第17回に続く〜


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本日はここまでです。

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また、今回のプロジェクトでは、限定青カバー版(100冊限定)やオリジナルステッカー及びバッジ、著者と小説の舞台となったBARで飲む交流枠など、様々なリターンを用意させていただいています。ぜひチェックいただき、ご支援いただけますと幸いです。

それでは、また明日。

児玉ロウ

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