新年一発目の撮影は、1月7日、バンコクのワットアルンで行いました。モデルは Kaopunさん。彼女はシラパコーン大学で学ぶ学生であり、同時に歌手としても活動しています。芸術大学で、表現やSNSコンテンツなど現代的な表現の在り方を学んでいるそうです。朝のやわらかな光の中で、彼女が見せる佇まいには、「学びながら表現する人」特有の静けさと芯の強さを感じました。ワットアルンは何度も撮影されてきた場所ですが、そこに立つ人と、向き合う時間によって、まったく違う表情を見せてくれます。振り返ると、この場所や大学は、自分の過去の時間ともどこかで静かにつながっているように思います。同じ芸術の環境で学び、歌い、表現し続ける人が、こうして今、目の前に立っていることに、不思議な巡り合わせを感じました。今年は数よりも、一回一回の撮影の密度を大切にしながら、人と場所、そして時間を丁寧に写していきたいと思います。






