支援者の皆様、こんにちは(こんばんは)!
BLUEDE FCです。
プロジェクト公開から数日が経ちましたが、なんと昨日のPV数が1900を超え、CAMPFIREスポーツカテゴリーでもトップに取り上げていただきました!
「記事を見て夫婦で泣きました」「家族で釘付けです」といった温かいメッセージも続々と届いております。
皆様の注目と応援が、日ごとに大きなうねりとなっているのを感じます。本当にありがとうございます。
さて、連載でお届けしている【チーム紹介シリーズ】。
前回は「最強の矛」を手に入れ、順風満帆に見えたBLUEDE。
しかし、その先に待っていたのは……
主力の離脱、コンディション不良という「産みの苦しみ」でした。
今回は、そんな満身創痍のチームを支えようとした「愚直な努力家」と、 停滞していた空気を一変させ、チームを完成形へと導いた「最後のピース」の物語です。
Player File 11:川上 陽輝(カワカミ ハルキ)
背番号:14 / ポジション:FP
在住:三原市
技術の不足は、走って埋める。気配を消してゴールを狙う、神出鬼没のゴールハンター
怪我人が続出し、試合メンバーすらギリギリだったBLUEDE。
「野戦病院」と化したチーム事情の中で加入したのが陽輝選手です。 決して最初から上手かったわけではありません。
しかし、彼はその技術不足を「圧倒的な運動量」でカバーしようとしました。
相手の視界から消え、気づけばゴール前に現れる。
チームの穴を埋めようと必死に走り続けましたが、その責任感の強さゆえに、自身も県大会直前に疲労骨折という試練を味わいました。
それでも、彼の愚直な姿勢は、苦しい時期のチームを確かに支えました。
Q1. BLUEDEに移籍したきっかけは?
「強いチームに加入して、レベルアップしたかったからです」
Q2. 強みを教えてください!
「鋭い出足で、主導権を握ることです」
Q3. メンバーへ一言!
「全員で力を合わせて優勝しよう!」
Q4. 佐々木監督へ一言!
「指導していただいた感謝を、プレーで返します」
Q5. 全国大会の抱負をお願いします!
「出場できたら、全力で頑張ります」
■ 「あと一つ、何かが足りない…」
陽輝選手の加入で人数不足は解消したかに見えましたが、主力選手の怪我やコンディション不良も重なり、チームは万全とは言えない状態が続きました。
第5回 U11広島ミカサチャレンジカップ2025:ベスト4
MSJ FINAL CUP(全国の強豪が集う大会):思うように勝てず…
決して弱くはない。
でも、勝ちきれない。
「あと一つ、何かが足りない…」
選手たちも、そして私たちスタッフも、漠然とした焦りを感じていました。
そんな停滞した空気が漂う中、年明けにある選手から、蓮斗選手へ一本の連絡が入ります。
「だいちがブルーデに来てくれたら、最強のチームになれる!」(蓮斗)
その連絡こそが、BLUEDE FCが「完成」する合図でした。
Player File 12:関屋 大馳(セキヤ ダイチ)
背番号:8 / ポジション:MF
在住:福山市
彼が立った瞬間、ピッチは彼の『領域』となる。
空間を制圧し、敵も味方も掌の上で操るフィールドの絶対王者
https://youtu.be/ykG9M13tcvU?si=8H3ZG58qCR1dHtd2
↑大馳選手のプレー集
強豪ひしめく福山支部からやってきた、この世代「最後の加入選手」。
彼の武器は、ピッチの全てを鳥の目のように見渡す「神の視野」と、抜群のキープ力です。
それまで「縦へ、縦へ」と急ぎがちだったBLUEDEの攻撃陣。
しかし彼がボールを持つと、まるで「時が止まった」かのようにゲームが落ち着き、彼がタクトを振るう時間が始まります。
ピッチ上では冷静沈着な「絶対王者」ですが、ひとたび試合を離れれば、同じスクール出身の蓮斗選手や、加入時期の近い凰選手といつも一緒にはしゃぐ、等身大の小学生。
「ピッチ内外でのギャップ」と、仲の良さから生まれる「阿吽(あうん)の呼吸」の連携プレーこそが、今のBLUEDEの攻撃の神髄だと言えます。
Q1. 移籍の理由と、チームの印象は?
「小学生最後の1年を、悔いのないよう強度の高いチームでプレーしたいと考えていました。 そんな時、スクールで同じだったレント(山本蓮斗選手)が、『だいちがブルーデに来てくれたら、バランスの取れた最強のチームになれる!』と言ってくれたことが決め手になりました。
入ってみるとみんなが仲良くしてくれて、すぐに馴染めました。何よりも、試合で勝てることが一番嬉しかったです!」
Q2. 得意なプレーは?
「ボールキープと、前線へのスルーパスです」
Q3. 蓮斗選手、凰選手との連携が抜群です。意識していることは?
「レントとはスクールも一緒だったし、コウも入った時期が近くて、普段からめちゃくちゃ仲が良いんです。
だから試合中でも『あいつならここに走ってるはず』っていうのが感覚でわかります。
選手間のコミュニケーションはもちろん、相手チームと味方のポジション、スペースを常に把握して、最高のパスを出すことを心がけています」

Q4. 佐々木監督へ一言!
「たくさん試合や遠征を組んでくれてありがとうございます。
そのおかげで県1位をとることができました!
あと……いじられたくない僕をいじってくれてありがとうございます(笑)」
Q5. 全国への抱負と、BLUEDEへの想いを!
「サッカーを始めたころにテレビで見たU-12の全国大会。
僕にとって『夢の中のまた夢』だと思っていました。
そのピッチにブルーデの一員として立てる誇りと希望を胸に、全国大会でも普段の力を発揮して、楽しんで上を目指して戦います!」
Writer’s View:科学反応が起こした「覚醒」
大馳選手の加入がもたらしたものは、単なる「戦力アップ」だけではありませんでした。 彼がもたらした最大の功績、それは「健全なチーム内競争」です。
それまでは、どこか「格上のチームには勝てない」という諦めや、マンネリ化していた空気が漂っていました。
しかし、大馳選手という強烈なライバルが現れたことで、スタメン争いが激化。 「あいつには負けたくない」という想いが、選手全員の目の色を変えました。
佐々木監督の「個性を伸ばす指導」× 大馳選手が持ち込んだ「競争意識」。
この化学反応により、BLUEDEは爆発的な速度で成長を遂げます。
今まで勝てなかった県内トップクラスの相手からも白星を挙げられるようになり、チームはついに「最強」への階段を駆け上がり始めました。
次回予告
戦力は整った。
実力もついた。
優勝候補として挑んだ6年生の「県少年サッカー大会」。
そこで彼らの前に立ちはだかったのは、対戦相手ではなく……
「プレッシャー」という名の魔物でした。
栄光の影にあった苦悩と、そこから掴み取った全日広島県大会優勝までの軌跡。
チーム紹介シリーズ、感動のフィナーレへ。
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