
対談動画シリーズの最後にご紹介するのは、文筆家・清田隆之さんです。
清田さんは、恋愛や結婚、ジェンダーをめぐるテーマについて長年取材・執筆を続けてこられました。
たくさんの恋バナ相談を受け、男性たちへのインタビューも重ねてこられたからこそ見えている、「日本の男と女」のリアルがあります。
ちょうど今月からは、著書『よかれと思ってやったのに』を原作としたドラマもBS-TBSで始まり、清田さんが言葉にしてきたテーマが、今あらためて広く届き始めていることを感じます。
今回の対談では、本書で示される「逃避・無視(stonewalling)」の理論を手がかりに、なぜ日本の男性は話し合いを避けがちになるのか、そして、そのとき女性の側には何が起きているのかを、立体的に言葉にしていきたいと思っています。
夫婦やカップルの相談で、よく見かける場面があります。
片方は、「ちゃんと話したい」と思っている。
けれど、もう片方は黙ってしまう。 返事がない。目を合わせない。
話を終わらせようとする。
すると、残された側はますます不安になり、怒りや絶望が募り、強い言葉で追いかけてしまう。
その結果、ますます相手は閉じていく……。
こうした「追う人・追われる人」のパターンは多くのカップルに見られるものです。今回の対談では、それを単なる性格の違いとして片づけず、日本的なジェンダーのあり方や、男性が背負わされてきた役割期待、感情表現の難しさといった背景も含めて考えていきます。
たとえば、
・なぜ男性は、話し合いの場で黙り込みやすいのか
・一方で、女性はなぜ「追う側」になりやすいのか
・このすれ違いは、どのような構造の中で起きているのか
といったことを、率直にうかがっていこうと思います。
どちらかを擁護するための対談ではなく、日本の男女のあいだで繰り返されてきたすれ違いを、もう少し深いところから理解し直すための対談です。本書では逃避・無視は関係を傷つける重要なパターンのひとつとして扱われていますが、この対談を通して、そこからどう抜け出していけるのかを考えるヒントが見えてくるはずです。
「うちだけの問題ではなかったのかもしれない」と、見え方が少し変わる内容になると思います。
この対談動画も、リターンCとしてご用意している限定公開コンテンツのひとつです。収録はこれからです。
ご興味のある方は、ぜひ対談リターンもご覧ください。



