
【第1章 目次】
第1章なぜ私たちはケンカをするのか
対立をコード化(符号化)する
教科書通りの」ケンカ
「正反対は惹かれ合う」―私たちがケンカする運命である理由
怒りや対立を恐れないで 対立は理解への「王道」
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第1章を読んで思うのは、この本が「ケンカをなくす方法」ではなく、「ケンカの意味を捉え直す」という“ど真ん中”から始まっていることの揺るぎなさです。
多くの人は、怒りや対立を「関係がうまくいっていない証拠」だと思っています。できれば怒らない方がいい。ケンカはしない方がいい。波風は立てない方がいい。
しかし第1章で博士たちは、その前提を大きくくつがえします。
怒りはただのネガティブな感情ではない。対立は、関係を壊すものと決めつけるべきではない。むしろそれは、お互いを理解するために避けて通れないプロセスなのだと語るのです。
この本では、実際にあったカップルたちの事例がたくさん紹介されていますが、第1章の冒頭も、AIを使ってカップルのやり取りを分析する印象的な場面から始まります。
ケンカのきっかけは、「今週末に義理の両親が泊まりに来る」という、ふたりの間の“事務連絡”です。(少なくとも、話を切り出した側はそのようなつもりでした。)
ところが会話はあっという間にエスカレートし、非難、皮肉、防御、そして会話の放棄へと進んでいきます。読んでいて苦しくなる場面ですが、同時に「あるある……」と思わされます。
そして本書は、こうしたすれ違いを単なる性格の悪さや相性の悪さで片づけません。人はそもそも、自分と違う相手に惹かれやすいこと。そのため、カップルの対立の多くは、簡単には解決しない「永続的な問題」になること。さらに、出産や仕事、疲労やストレスといった日常の重みが、関係にそのまま影響すること。このように、第1章は夫婦の対立がとても現実的に、しかも希望を失わずに描かれています。
そして、この本の重要なメッセージが早速述べられていると思います。「ケンカしない関係」を理想化するのではなく、対立の中にこそ、そのふたりらしさや、まだ言葉になっていない大事な願いがあると見ること。怒りを悪いことと決めつけるのではなく、その奥にあるものを理解しようとすること。
そうした視点は、夫婦関係に悩んでいる人だけでなく、長く一緒にいるすべてのカップルにとって大きな助けになるはずです。
この章は、本書が単なるハウツー本ではなく、関係そのものの見方を変える本であることをはっきり示してくれます。
だからこそ私は、これは本当に広く多くの方に手に取ってほしい本だと、あらためて思っています。
…以上は、私(平田)が書いた「第1章解説」ですが、お遊びでAIにも解説動画を作ってみてもらいましたので、よろしければご覧ください。
(日本語が怪しい部分がありますがその辺りはご了承ください。)
現在、残り5日・達成率67%です。目標まであと58万円。最後まで走ります。ご支援・シェアをいただけると大変嬉しいです。



