初めまして。菊地聖奈と申します。
この度、OUMU TABLEプロジェクトをきっかけに、
活動報告を書かせていただくことになりました。
よろしくお願いいたします。
まずは、少し自己紹介をさせてください。
私は北海道・雄武町で生まれ育ちました。
学生の頃は習い事をたくさんさせてもらい、
生徒会長をやってみたりと、好奇心旺盛な性格でした。
高校を選ぶとき、ドラマのようなキラキラした高校生活に憧れていました。
バンドも頑張っていたので、
友達と「関東の高校に行きたいね」と話していたこともあります。
結局はみんなで地元の雄武高校へ進学。
友達の家で遊んだり、たまに海に行ったり。
「学校帰りにマックで話す」ような生活に少し憧れながらも、
私はその高校生活を楽しんでいました。
それでも、「東京に行きたい」という気持ちは消えませんでした。
雄武町には大学受験のための塾はありません。
それでも私は、実力よりも少し上の大学を目指して受験勉強をしました。
センター試験を受験した同級生は三人。
2月の一般受験を受けたのは私だけでした。
受験が終わっていく友達の中で、
高校の先生が家庭教師のようにマンツーマンで教えてくれた時間は、
今でも忘れられません。
無事に関東の大学に合格し、上京しました。
漠然と「いつか社長になりたい」と思っていた私は、
経営学を専攻しました。
大学生活はとても楽しく、刺激的で
思い描いていた“東京”を全力で味わっていました。
けれど、帰省するたびに思うようになったのです。
「やっぱり雄武が好きだな」と。
道を走れば海が見えて、夜は星がきれいで、
夏の夜はカエルの声がうるさくて、
コンビニに寄れば誰かに会う。
そんな当たり前が、東京で過ごす時間があるからこそ、
より鮮明に感じられるようになりました。
でもその安心感と同時に、
少しずつ違和感も抱くようになりました。
帰るたびにシャッターが増え、
お店が少なくなっていたり、
放課後の時間に歩いている子どもたちが減っていたり。
景色が変わるのは仕方のないことかもしれません。
それでも私は、「このまま町が衰退していくのは嫌だ」
と、強く感じるようになりました。
そんなふうに思い始めた頃、
町で動き始めている取り組みのことを知りました。
次回は、そのときのことを書いてみたいと思います。



