町の子どもが誇れる一皿を。北海道雄武町発の食卓体験OUMUTABLEプロジェクト

北海道・雄武町(おうむちょう)の牛肉や地域の食材を使い、素材をいかした、やさしい味わいのレトルト食品「OUMU TABLE」をつくりました。 町の産業を“食卓で体験できる形”にすることで、子どもたちが自分たちの町を誇れるきっかけを育てていくプロジェクトです。

現在の支援総額

352,555

14%

目標金額は2,500,000円

支援者数

45

募集終了まで残り

30

町の子どもが誇れる一皿を。北海道雄武町発の食卓体験OUMUTABLEプロジェクト

現在の支援総額

352,555

14%達成

あと 30

目標金額2,500,000

支援者数45

北海道・雄武町(おうむちょう)の牛肉や地域の食材を使い、素材をいかした、やさしい味わいのレトルト食品「OUMU TABLE」をつくりました。 町の産業を“食卓で体験できる形”にすることで、子どもたちが自分たちの町を誇れるきっかけを育てていくプロジェクトです。

こんにちは、菊地聖奈です。前回は、雄武町で育った私の原点について書きました。今日はその続きとして、私が雄武町に戻る決断をした理由について書きます。※前回の記事はこちらです。大学時代から、「いつか雄武町に帰り、地元をもっと楽しい場所にしたい」という思いを抱いてきました。卒業後は宿泊業に就職し、さまざまな経験を積みました。外の世界で学ぶことは多く、視野も広がりました。でも、その時間があったからこそ、雄武町の良さが、よりはっきりと見えるようになりました。子どもの頃は当たり前だったこと。冬、夜に雪が降っても、朝には学校への道がきちんと除雪されていること。地域のイベントが、たくさんの大人の手で支えられていたこと。何もないと思っていた町の風景の中に、たくさんの人の時間があったこと。その価値を、いまなら言葉にできる気がしました。町の人口は減っているかもしれません。それでも、この町には、誇れるものがたくさんある。その「気づきの種」を、いまの町の子どもたちにそっと手渡せたら。将来、町を離れたとしても、どこかで「自分の町」と胸を張れるきっかけになれば。OUMU TABLEは、その一つの挑戦だと、私は思っています。この取り組みが、町を誇りに思えるきっかけの一つになれば嬉しいです。


先日の活動報告では、菊地聖奈さんが「このまま町が衰退していくのは嫌だ」と感じたことを書いてくれました。町の未来について考える若者がいる一方で、この町で長い時間を積み重ねてきた人もいます。実は、聖奈さんが見つめ直したその景色を、長年カメラで撮り続けている人がいます。地元の漁師・四辻さんです。クラウドファンディングやホームページで使っている写真について、「この写真は誰が撮っているのですか?」とお問い合わせをいただくことがあります。今日は、その四辻さんのことを、少しご紹介させてください。広大な牧草地から、オホーツク海を眺めることができる雄武町。牧草地の緑とオホーツクブルーの海、この自然豊かなところが好きです。カメラに興味を持ったのは学生の頃ですが、実際に一眼レフを持ったのはここ10年ほど。日の出前のマジックアワーの空は、本当にきれいです。1日として同じ空色はありません。少しでも多くの方に、この空を知ってほしい。そんな思いで撮影を続けています。これまで30年以上、子ども育成会の活動に携わり、地元の子どもたちや、海のない地域の子どもたちへ食育の出前授業も行ってきました。持っている知識や経験を、少しでも次の世代に伝えられたらと思っています。還暦を過ぎ、あと20年したら電池が切れていなくなるかもしれない私ですが、人生悔いを残したくない。今はやりたいことを優先して動いています。雪が溶けたら、大型二輪で走り回ります(笑)聖奈さんが感じた「町の変化」。その一方で、この町を撮り続けている人がいます。変わっていく景色の中にも、変わらず積み重ねられている時間がある。私たちが使っている写真は、きれいな風景というよりも、この町で生きてきた人の視線そのものなのかもしれません。OUMU TABLEは、こうした人たちの存在に支えられています。


初めまして。菊地聖奈と申します。この度、OUMU TABLEプロジェクトをきっかけに、活動報告を書かせていただくことになりました。よろしくお願いいたします。まずは、少し自己紹介をさせてください。私は北海道・雄武町で生まれ育ちました。学生の頃は習い事をたくさんさせてもらい、生徒会長をやってみたりと、好奇心旺盛な性格でした。高校を選ぶとき、ドラマのようなキラキラした高校生活に憧れていました。バンドも頑張っていたので、友達と「関東の高校に行きたいね」と話していたこともあります。結局はみんなで地元の雄武高校へ進学。友達の家で遊んだり、たまに海に行ったり。「学校帰りにマックで話す」ような生活に少し憧れながらも、私はその高校生活を楽しんでいました。それでも、「東京に行きたい」という気持ちは消えませんでした。雄武町には大学受験のための塾はありません。それでも私は、実力よりも少し上の大学を目指して受験勉強をしました。センター試験を受験した同級生は三人。2月の一般受験を受けたのは私だけでした。受験が終わっていく友達の中で、高校の先生が家庭教師のようにマンツーマンで教えてくれた時間は、今でも忘れられません。無事に関東の大学に合格し、上京しました。漠然と「いつか社長になりたい」と思っていた私は、経営学を専攻しました。大学生活はとても楽しく、刺激的で思い描いていた“東京”を全力で味わっていました。けれど、帰省するたびに思うようになったのです。「やっぱり雄武が好きだな」と。道を走れば海が見えて、夜は星がきれいで、夏の夜はカエルの声がうるさくて、コンビニに寄れば誰かに会う。そんな当たり前が、東京で過ごす時間があるからこそ、より鮮明に感じられるようになりました。でもその安心感と同時に、少しずつ違和感も抱くようになりました。帰るたびにシャッターが増え、お店が少なくなっていたり、放課後の時間に歩いている子どもたちが減っていたり。景色が変わるのは仕方のないことかもしれません。それでも私は、「このまま町が衰退していくのは嫌だ」と、強く感じるようになりました。そんなふうに思い始めた頃、町で動き始めている取り組みのことを知りました。次回は、そのときのことを書いてみたいと思います。


取り組みについて聞いたよ、という声や、そっと支援を届けてくださった方もいて、本当にありがたい気持ちでいます。また、先日の活動報告では、「迷っている気持ち」について正直に書きました。この取り組みについては、いろいろな立場や距離感からの声も少しずつ紹介していけたらと思っています。明日から、雄武町で生まれ育ち、一度町を離れた経験を持つ菊地聖奈さんが、定期的に活動報告を書いてくれます。応援の言葉というよりも、一人の若者として感じていることを、そのままの温度で届けてもらえたらと思っています。


このクラウドファンディングを始めてから、「いい取り組みだね」「応援してるよ」と声をかけてもらうことが増えました。その一つひとつが、とてもありがたいなと感じています。同時に、その言葉をきっかけに、立ち止まって考える時間も増えました。たぶん、こんな風に感じている方も多いのではないでしょうか。・興味はあるけど、今じゃなくてもいい気がする・クラファンって、正直ちょっとわかりにくい・食品だから、味や使い切れるかが気になる・一度応援したら、ずっと関わらなきゃいけない気がして迷うもし立場が逆だったら、私自身もきっと同じように迷うと思います。だから、 「まだ決めきれない」という気持ちは、とても自然なものだと感じています。この取り組みは、最初から自信満々で進めてきたわけではありません。町の人に説明しても、「それ、どうやるの?」「難しそうだね」と言われることもありました。「本当に必要としてもらえるのか」「無理に巻き込んでしまっていないか」作る側である私たち自身が、問いを重ねながら、一歩ずつ進めてきたのが正直なところです。なので、このクラウドファンディングについては、・今回は見送る・とりあえず内容を眺めているだけ・活動報告だけ読むそんな関わり方でも、まったく問題ないと思っています。それでも、こうして活動報告を書いているのは、迷いながら関心を寄せてくれている人がいること自体が、この取り組みの力になっていると感じているからです。町で話していると、「クラファンって、正直よくわからないよね」そんな声を聞くことも少なくありません。私たち自身も、分からないことだらけの中で進めています。それでも、「どうしたら、まず知ってもらえるだろう」その問いを重ねていく中で、今はこの形に立っている、という感覚です。もしどこかで、「少し気になるな」と感じてもらえたら、そのタイミングで、また覗いてもらえたら嬉しいです。


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