はじめに
このページをご覧いただき、ありがとうございます。
北海道・雄武町(おうむちょう)で酪農を営んでいる栗山義隆です。

私たちは、同じ町で一次産業に携わる菊地さん、開米さんと一緒に、「OUMU TABLE(おうむテーブル)」 というプロジェクトを立ち上げました。
このプロジェクトの原点は、とてもシンプルです。
「町の子どもたちが、自分たちの町を誇りに思えるきっかけをつくりたい」
その想いから、すべてが始まりました。
雄武町のこと
雄武町は、北海道オホーツク海に面した人口4,000人ほどの小さな町です。
海と牧草地に囲まれ、酪農・漁業・畜産といった一次産業が暮らしを支えています。

自然は豊かで、食べものは本当においしい。
でも、その価値が町の中で当たり前になりすぎているという現実があります。
子どもたちと、町の産業の距離
町内で生産された生乳や肉は町に加工場がないため、そのまま町の外へ出ていきます。
他の町の工場や本州へ運ばれ、そこで加工されます。
そのため、子どもたちは自分たちの町で何が作られているのか、その仕事が、誰の役に立っているのかを、実感する機会がとても少ないまま成長します。
やがて進学や就職で町を離れ「町に仕事がない」と感じてしまう。
それは、本当は見えていないだけなのかもしれません。
OUMU TABLEをつくった理由
どうすれば、町の産業を子どもたちの目に見える形にできるだろうか。
たどり着いた答えが、この町の食材を使ったレトルト食品でした。
なぜ、レトルトなのか…レトルトは、特別なものではありません。
でも、だからこそ意味があります。
・常温で保存できる
・全国どこへでも届けられる
・誰かの食卓に、自然に並ぶ
レトルトにすることで、
「自分たちの町で作られたものが、全国で食べられている」
という体験を、子どもたちに届けることができると考えました。
味づくりと、OUMU TABLEの考え方
今回のレトルトは、素材の持ち味を大切にし、余計なものに頼らない設計でつくっています。

外食のような強い味ではなく、お家で食べるごはんのような、温かさを感じられる味わい。
子どもから大人まで、毎日の食卓に無理なく並び、
食べ終えたあとも、からだにやさしく感じられることを大切にしました。
派手さより、続けられるやさしさ。
それが、OUMU TABLEの目指す味です。
OUMU TABLEの2つの製品
1. オーガニックビーフの塩麴八宝菜
・雄武町で育てられた有機畜産牛を使用
・初回製造分より、有機JAS認証取得予定のレトルト商品
・塩麹を使い、素材の旨みを活かしたやさしい味わい
※保存料・着色料は使用していません
※原材料等の食品表示は、お届け商品のラベルにてご確認ください
2. 昆布だしを使った道産牛 うまみ牛丼
・雄武町産牛肉、北見産玉ねぎ、雄武町産にんにく、雄武町産昆布を使用
・原材料の一部に有機原料を含みます(※商品全体として有機JAS認証は取得していません)
・甘すぎず、重くない後味
※保存料・着色料は使用していません
※原材料等の食品表示は、お届け商品のラベルにてご確認ください
レシピ開発について
このレトルトのレシピ開発には、オホーツク管内の小学校で長年、栄養教諭として食育に携わってきた管理栄養士・加賀ちづるさんが参加しています。
管理栄養士・加賀ちづるさんから
チームで何度も意見を交わし、
試作を重ねながら「食卓に近い味」を目指して設計しました。
生産者が育てたお肉の上品な脂と、
肉本来の旨みを引き立てるため、味付けはあえてシンプルにしています。
塩麹八宝菜は麺類にかけて、牛丼は野菜を加えて混ぜご飯にするなど、
暮らしの中で自由にアレンジして楽しんでいただけたら嬉しいです。
子どもたちと、
全国の子どもたちをつなぐ
このプロジェクトでは、
製品の製造・販売を通じて得られた売上の一部を、
公益財団法人メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパンへ寄付する予定です。
難病と闘う子どもたちの夢をかなえる活動を続けている団体です。
雄武町の子どもたちが「自分たちの町の産業が、誰かの夢を支えている」と知ること。
それは、町への誇りと社会とのつながりを実感する、大切な経験になると考えています。
なぜ、クラウドファンディングなのか
私たちは、この挑戦を 町の中だけで完結させたくありませんでした。
そして、子どもたちに「自分たちは応援されている」という実感を届けたいと思っています。
あなたの応援が、町の産業を子どもたちの目に見えるものにし、
全国のどこかで闘う子どもの夢を支える循環を生み出します。
もしこの想いに、少しでも共感していただけたなら、
ぜひ、OUMU TABLEの一員になっていただけたら嬉しいです。
支援金の使い道
なお、本プロジェクトの立ち上げにあたっては、
商品開発や初期の製造準備、パッケージ制作などの初期費用は
すでに自分たちで負担し、準備を進めてきました。
今回のクラウドファンディングは、「ゼロから始めるため」ではなく、
雄武町でこの取り組みを継続していくために、次の一歩を確実に踏み出すための挑戦です。
そのため、皆さまからお預かりした支援金は、
本プロジェクトの製品制作および事業運営のために使用します。
主な使い道は以下を予定しています。
・レトルト製品を全国に届けるための 広報・宣伝費
・支援者の皆さまへお届けする リターン品の仕入れ・製造費
・雄武町の子どもたちを対象とした 試食会・意見交換の場の開催費
・子どもたちの声を今後の製品・プロジェクト運営に反映させるための 企画・運営費
※本プロジェクトで集まった支援金は、第三者への直接的な寄付を目的としたものではなく、あくまでも OUMU TABLE の製品制作および事業活動のための費用として使用いたします。
※目標金額を超えた場合は、プロジェクト運営費に充てさせていただきます。-
寄付について
本プロジェクトでは、クラウドファンディングで集まった支援金とは別に、製品販売による売上の一部を、公益財団法人メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパンへ寄付する予定です。
寄付の実施時期および金額については、クラウドファンディング終了後、
活動報告を通じて支援者の皆さまへご報告いたします。
現在の準備状況
私たちは、製品化に向けて準備を進めています。


スケジュール
2026年2月上旬 クラウドファンディング開始
2026年4月中旬 OEM先での製造開始予定
2026年4月中旬 製品完成
2026年5月 リターン発送開始
準備状況は予定であり、変更される可能性があります。
その場合は、支援者の皆さんにご報告させていただきます。
最新の活動報告
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この写真を撮っている、四辻さんのこと
2026/02/20 12:34先日の活動報告では、菊地聖奈さんが「このまま町が衰退していくのは嫌だ」と感じたことを書いてくれました。町の未来について考える若者がいる一方で、この町で長い時間を積み重ねてきた人もいます。実は、聖奈さんが見つめ直したその景色を、長年カメラで撮り続けている人がいます。地元の漁師・四辻さんです。クラウドファンディングやホームページで使っている写真について、「この写真は誰が撮っているのですか?」とお問い合わせをいただくことがあります。今日は、その四辻さんのことを、少しご紹介させてください。広大な牧草地から、オホーツク海を眺めることができる雄武町。牧草地の緑とオホーツクブルーの海、この自然豊かなところが好きです。カメラに興味を持ったのは学生の頃ですが、実際に一眼レフを持ったのはここ10年ほど。日の出前のマジックアワーの空は、本当にきれいです。1日として同じ空色はありません。少しでも多くの方に、この空を知ってほしい。そんな思いで撮影を続けています。これまで30年以上、子ども育成会の活動に携わり、地元の子どもたちや、海のない地域の子どもたちへ食育の出前授業も行ってきました。持っている知識や経験を、少しでも次の世代に伝えられたらと思っています。還暦を過ぎ、あと20年したら電池が切れていなくなるかもしれない私ですが、人生悔いを残したくない。今はやりたいことを優先して動いています。雪が溶けたら、大型二輪で走り回ります(笑)聖奈さんが感じた「町の変化」。その一方で、この町を撮り続けている人がいます。変わっていく景色の中にも、変わらず積み重ねられている時間がある。私たちが使っている写真は、きれいな風景というよりも、この町で生きてきた人の視線そのものなのかもしれません。OUMU TABLEは、こうした人たちの存在に支えられています。 もっと見る東京に憧れていた私が、雄武を考えるようになった理由
2026/02/18 07:00初めまして。菊地聖奈と申します。この度、OUMU TABLEプロジェクトをきっかけに、活動報告を書かせていただくことになりました。よろしくお願いいたします。まずは、少し自己紹介をさせてください。私は北海道・雄武町で生まれ育ちました。学生の頃は習い事をたくさんさせてもらい、生徒会長をやってみたりと、好奇心旺盛な性格でした。高校を選ぶとき、ドラマのようなキラキラした高校生活に憧れていました。バンドも頑張っていたので、友達と「関東の高校に行きたいね」と話していたこともあります。結局はみんなで地元の雄武高校へ進学。友達の家で遊んだり、たまに海に行ったり。「学校帰りにマックで話す」ような生活に少し憧れながらも、私はその高校生活を楽しんでいました。それでも、「東京に行きたい」という気持ちは消えませんでした。雄武町には大学受験のための塾はありません。それでも私は、実力よりも少し上の大学を目指して受験勉強をしました。センター試験を受験した同級生は三人。2月の一般受験を受けたのは私だけでした。受験が終わっていく友達の中で、高校の先生が家庭教師のようにマンツーマンで教えてくれた時間は、今でも忘れられません。無事に関東の大学に合格し、上京しました。漠然と「いつか社長になりたい」と思っていた私は、経営学を専攻しました。大学生活はとても楽しく、刺激的で思い描いていた“東京”を全力で味わっていました。けれど、帰省するたびに思うようになったのです。「やっぱり雄武が好きだな」と。道を走れば海が見えて、夜は星がきれいで、夏の夜はカエルの声がうるさくて、コンビニに寄れば誰かに会う。そんな当たり前が、東京で過ごす時間があるからこそ、より鮮明に感じられるようになりました。でもその安心感と同時に、少しずつ違和感も抱くようになりました。帰るたびにシャッターが増え、お店が少なくなっていたり、放課後の時間に歩いている子どもたちが減っていたり。景色が変わるのは仕方のないことかもしれません。それでも私は、「このまま町が衰退していくのは嫌だ」と、強く感じるようになりました。そんなふうに思い始めた頃、町で動き始めている取り組みのことを知りました。次回は、そのときのことを書いてみたいと思います。 もっと見る
もう一つの視点から
2026/02/17 10:28取り組みについて聞いたよ、という声や、そっと支援を届けてくださった方もいて、本当にありがたい気持ちでいます。また、先日の活動報告では、「迷っている気持ち」について正直に書きました。この取り組みについては、いろいろな立場や距離感からの声も少しずつ紹介していけたらと思っています。明日から、雄武町で生まれ育ち、一度町を離れた経験を持つ菊地聖奈さんが、定期的に活動報告を書いてくれます。応援の言葉というよりも、一人の若者として感じていることを、そのままの温度で届けてもらえたらと思っています。 もっと見る




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