
この手首サポーターは、薄さ1mmという点がよく注目されます。
しかし、私たちが最も時間をかけたのは「薄くすること」ではありません。素材選びです。
薄いだけでは、生地が硬ければ違和感が出ます。柔らかいだけでは、動きに追従できずズレてしまいます。
そこで重視したのが、次の3つのバランスでした。
肌あたり
直接、肌に触れるものだからこそ、チクチク感や引っかかりは許されません。
試作段階では、わずかな縫製の違いや生地表面の処理の差でも装着感が大きく変わることが分かりました。
最終的に選んだ素材は、肌に触れた瞬間に違和感を感じにくく、長時間つけていても存在を意識しにくいものです。
伸縮性
手首は、曲げる・伸ばす・ひねるといった動きを一日中繰り返しています。
伸びが足りないと、動作のたびに引っ張られる感覚が生まれます。逆に伸びすぎると、支えとしての役割を果たせません。
このサポーターは、動きに合わせて自然に伸び、戻る適度な伸縮性を持たせています。
そのため、キーボード操作やスマホ操作など、細かな動作も邪魔しません。
通気性
長時間使用で意外と重要なのが、ムレにくさです。
通気性が悪いと、不快感が積み重なり、「そろそろ外したい」と感じてしまいます。
そこで、熱や湿気がこもりにくい構造を採用し、日常使いでも快適さが続くよう工夫しました
この3つを高いレベルで両立できたことで、仕事中、移動中、家でくつろぐ時間まで、シーンを選ばず使えるサポーターになりました。
私たちが目指したのは、「頑張ってつけるサポーター」ではありません。
外したくならないこと。それこそが、毎日使い続けられるための最も大切な条件だと考えています。



