
手首サポーターは、機能面が注目されがちな反面、見た目が後回しにされやすいアイテムです。
多くの場合、・いかにも医療用品のように見える・服装から浮いてしまう・周囲の目が気になってしまう
こうした理由で、「使いたいけど、つけ続けられない」という声も少なくありません。
私たちは、この点に強い違和感を持ちました。
日常で使うものだからこそ、デザインが生活に馴染むことが機能と同じくらい重要だと考えたからです。
そこで意識したのが、「ケア用品っぽくない」デザインです。
まず、薄さ。厚みがあると、袖口に引っかかったり、服のシルエットを崩してしまいます。
1mmという薄さに抑えることで、シャツやニットの下につけてもほとんど響かない設計にしました。
次に、形状とディテール。装飾を増やさず、余計な縫製やパーツを極力減らしています。
目立たせるためのデザインではなく、目に入らないためのデザインです。
そして、カラー。日常の服装に自然に溶け込むよう、主張しすぎない色味を選びました。
仕事中でも、外出先でも、「それ、何?」と聞かれない。使っていることを説明しなくていい。
それは、自分のためのケアを、わざわざ意識しなくていい状態だと考えています。
サポーターは、見せるものではなく、そっと支える存在。
だからこそ、目立たないことを価値にしました。
「ケア用品っぽくない」このデザインは、使い続けるための、ひとつの答えです。



