30年かけて集めた『倭国』の風景を、未来に残したい

30年にわたって日本各地を歩き、神社や古墳、街道や集落など、歴史の痕跡が残る場所をスケッチとして記録してきました。著書「菟狭津彦が見た倭国の歴史」刊行を機に、今回、その記録の一部を「取材スケッチ展」としてまとめ、行橋の地で展示することにしました。

現在の支援総額

20,000

4%

目標金額は500,000円

支援者数

3

募集終了まで残り

53

30年かけて集めた『倭国』の風景を、未来に残したい

現在の支援総額

20,000

4%達成

あと 53

目標金額500,000

支援者数3

30年にわたって日本各地を歩き、神社や古墳、街道や集落など、歴史の痕跡が残る場所をスケッチとして記録してきました。著書「菟狭津彦が見た倭国の歴史」刊行を機に、今回、その記録の一部を「取材スケッチ展」としてまとめ、行橋の地で展示することにしました。

自己紹介

はじめまして。作家として、また記録者として活動している 宇佐津彦清智 です。

約30年にわたり、日本各地を歩きながら、歴史の痕跡が残る風景をスケッチと言葉で記録してきました。その土地に立ったときの空気や静けさ、「ここに何かがあった」という感覚を残しておきたかったからです。

2025年に『兎狭津彦が見た倭国の歴史』を出版し、長年の取材と考察をまとめました。今回の展示は、その過程で描きためたスケッチを、ひとつの形として共有する試みです。

大きな組織や専門機関の活動ではありませんが、だからこそ続けてこられた、個人の小さな記録でもあります。もしその記録に共感していただけたなら、とても嬉しく思います。


このプロジェクトで実現したいこと

本プロジェクトの目的は、約30年にわたり記録してきた「倭国」に関わる風景のスケッチを、まずは行橋の地で公開し、取材してきた各地域の方々と共有することです。

古代史や歴史は、どうしても「難しいもの」「遠いもの」として語られがちです。しかし、実際にはそれは私たちが暮らしている土地の下や、すぐそばの風景の中に静かに残っています。本展示では、学術的な解説ではなく、スケッチという視覚的なかたちを通して、「ここに何かがあった」という感覚を伝えたいと考えています。

この展示は単なる作品発表ではありません。地域の方、子どもたち、そして次の世代に向けて、「自分たちの暮らす土地には、長い時間が積み重なっている」という実感を手渡すための場です。

今回のクラウドファンディングでは、以下の実現を目指しています。

・行橋での初回展示の開催(会場設営・印刷・額装・搬入費用)

・展示作品(スケッチ)の適切な保存と記録・展示後、他地域へ巡回できる形への整備(輸送・保管)

・図書館や学校など公共の場への提供・展示の準備

最終的には、この展示を行橋から出発し、各地を巡回する形で広げていくことを目標としています。ひとつの町から始まった小さな試みが、全国のどこかで誰かが自分の住む場所を見つめ直すきっかけになれば、それ以上の喜びはありません。

皆さまのご支援は、単なる資金ではなく、「記録を未来へつなぐ力」です。どうかこの試みに、力を貸していただければ幸いです。

プロジェクト立ち上げの背景

私はこれまで古代史、とりわけ「倭国」に関わる土地や風景を訪ね歩き、記録と取材を続けてきました。研究や執筆という形だけでなく、実際に現地に立ち、風を感じ、光の移ろいを見る中で、「歴史は書物の中だけでなく、風景の中に残っている」という思いを強くするようになりました。

こうした取材の過程で描き溜めてきたスケッチは、もともと発表を目的としたものではありませんでした。あくまで自分自身の理解と記録のためのものでした。しかし、地域活動や史跡案内、講演、執筆などを通して多くの方と接するうちに、「その風景を実際に見てみたい」「写真や文章とは違う形で伝えてほしい」という声をいただくようになりました。

また、地域で活動を続ける中で感じてきたのは、身近な土地の歴史が、十分に共有されないまま静かに忘れられていく現実です。学校教育や書籍だけでは伝えきれない「土地の時間」を、もっと身近な形で残せないか。その思いが、この展示という形につながりました。

今回、行橋を初回開催地としたのは、私自身が長く関わってきた土地であり、教育委員会や図書館など地域の協力体制が整っているからです。まずはこの場所で丁寧に始め、小さくても確かな形で実績を積み、それをもとに次の地域へとつないでいきたいと考えています。

本プロジェクトは、大きな事業ではありません。むしろ個人の活動から始まる、ささやかな試みです。しかしだからこそ、支えてくださる一人ひとりの存在が、このプロジェクトの土台になります。記録を未来へつなぐために、皆さまと一緒にこの第一歩を踏み出したいと考えています。


現在の準備状況

展示作品は全20点の構成を確定し、プリント仕様や仕上がりの確認を進めています。会場は行橋赤レンガ館での開催(2026年3月6日〜8日)を確定し、行橋市教育委員会への後援依頼も行いました。

案内用ポストカードは制作・印刷手配を完了し、イベント配布、公民館・図書館などへの設置を予定しています。SNSでの告知も開始しました。

ギャラリートークの開催、リターン内容の整理、発送体制の検討なども並行して進めており、実行に向けた具体準備が整いつつあります。


リターンについて

本プロジェクトでは、金額に応じて以下のリターンをご用意しています。いずれも本展示と取材活動に直接結びついた、今回限りの内容です。

◆ 1,000円コース|お礼のメッセージ

本プロジェクトへのご支援に対する感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージをお送りします。今回の展示や取材活動の背景、そこに込めた思いを簡単にお伝えしながら、支援への感謝を直接お届けします。作品や展示を応援したい、活動の趣旨に共感したいという方に向けた、もっとも気軽に参加できるコースです。

◆ 3,000円コース|デジタルスケッチ集(PDF)

今回の展示作品の一部をまとめたデジタルスケッチ集(PDF形式)をお送りします。取材地の簡単な説明とともに、スケッチとしての記録をご覧いただけます。展示に来られない方にも、今回のプロジェクトの内容と雰囲気を感じていただけるリターンです。スマートフォンやタブレットでも閲覧でき、保存・アーカイブ用としてもご利用いただけます。

◆ 5,000円コース|ポストカードセット(3点)

今回の取材スケッチ展に使用する作品の中から、ポストカードサイズに複製したスケッチを3点お送りします。風景としての歴史を、日常の中で気軽に手に取っていただける形でお届けします。飾っても、手紙として使っても、記録として保管しても楽しめる内容です。展示の一部を身近なかたちで共有したい方におすすめのコースです。

◆ 7,000円コース|ポストカード全種セット(10点)

今回の展示に使用するスケッチから、ポストカードサイズに複製した作品を全種セット(10点)でお送りします。展示の全体像をコンパクトに楽しめる内容です。手紙として使っても、飾っても、記録として保管しても楽しめるセットで、作品を気軽に共有したい方にもおすすめです。

◆ 10,000円コース|取材スケッチ(複製)+直筆サイン

今回の展示のために制作した取材スケッチの中から1点を、A4サイズで複製印刷し、著者本人の直筆サインを添えてお送りします。実際の展示作品と同じ風景を、ご自宅でも静かに味わっていただけるリターンです。紙質や発色にも配慮し、保存しやすい形でお届けします。今回限りの記録として手元に残したい方におすすめです。

◆ 15,000円コース|ギャラリートーク参加+質疑

展示期間中に開催するギャラリートークにご参加いただけます。展示に込めた意図や、取材の裏話、現地で感じたことなどをお話しし、終了後に質疑の時間も設けます。作品だけでなく、その背景にある時間や思考に触れたい方に向けた体験型のリターンです。オンライン参加にも対応予定です。

◆ 20,000円コース|支援者名掲示(会場+Web)

ご支援いただいた方のお名前(ニックネーム可)を、展示会場内の支援者一覧パネルおよびプロジェクトWebページに掲載します。この展示を支えてくださった方々の存在を、記録として残すためのリターンです。目立つためではなく、「一緒に作った」という関係性を可視化するための静かな参加の形です。

◆ 30,000円コース|著書『兎狭津彦が見た倭国の歴史』直筆サイン本

著書『兎狭津彦が見た倭国の歴史』を、著者本人の直筆サイン入りで1冊お送りします。30年にわたる取材と考察をもとに、古代日本の成り立ちを風景・信仰・人の営みから読み解いた一冊です。今回の展示と同じ思想的背景を持つ内容で、作品の奥行きをより深く味わっていただけます。展示とあわせて手元に残る記録としてお届けします。

◆ 50,000円コース|展示作品A3複製+直筆サイン+額装

展示作品の中から1点をA3サイズで高品質に複製し、直筆サインを入れて簡易額装した状態でお送りします。展示と同じサイズで作品を手元に残したい方に向けた特別なリターンです。紙質や発色にも配慮し、保存性を意識した仕様でお届けします。

◆ 100,000円コース|取材同行(1日)または個別解説会

ご希望の方には、今後の取材・スケッチ行程のいずれか1日に同行いただくか、オンラインまたは対面での個別解説会(約2時間)を実施します。取材方法や視点、史跡の読み方などを共有し、記録のプロセスそのものに触れていただく体験型のリターンです。

補足事項

 ・各リターンは数量に限りがある場合があります。

 ・発送は展示終了後を予定しています。

 ・送料はプロジェクト側で負担します(必要に応じて記載)。

スケジュール

1月 行橋市教育委員会後援取得
1月 行橋赤レンガ館(会場)使用申請
1月  広報開始
2月 イラストのパネル作成 
3月 イラスト展開催
3月  リターン発送


最後に

このプロジェクトは、大きな事業でも、華やかなイベントでもありません。一人が歩き、一人が見て、一人が描いてきた、ささやかな記録の積み重ねです。

けれど私は、このささやかな記録こそが、いちばん失われやすく、いちばん残す価値のあるものだと感じています。名前も残らず、説明もつかない風景の中に、人の営みや祈りや時間が、確かに積み重なっているからです。

この展示は、私ひとりのものではありません。この国のどこかで誰かが歩き、暮らし、祈ってきた場所の記憶です。そして、いまを生きる私たちが、それをどう受け取り、次に手渡すかという問いでもあります。

もしこの試みに、少しでも共感していただけたなら。もし「残したい」と思っていただけたなら。その気持ちを、このプロジェクトに託していただけたら嬉しく思います。

行橋から始まる小さな試みが、いつかどこかの誰かの足元を照らすことを願って。どうか、この記録の旅に、力を貸してください。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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  • 本日、3月開催予定の「取材イラスト展」のポスターが完成しました。展示の内容や世界観がきちんと伝わるよう、何度もレイアウトや文言を調整し、ようやく納得のいく形になりました。今回の展示は、約30年にわたって続けてきた取材とスケッチを、はじめて一つの場にまとめてご覧いただく試みです。単なる作品発表というより、「時間をかけて積み重ねてきた営みを共有する場」にしたいと考えています。完成したポスターは、行橋市内を中心に、図書館や文化施設、書店などに掲示のお願いに回る予定です。ひとつひとつの場所に、自分の足で伺い、説明しながら貼っていただくつもりです。このプロジェクトは、皆さまのご支援があって初めて実現しています。改めて、心より感謝申し上げます。今後は、会場レイアウトやキャプションの制作、当日の展示構成などを進めていきます。また進捗があり次第、ご報告いたします。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る
  • 本日、北九州市中央図書館にて、クラウドファンディングにて制作した拙著『菟狭津彦が見た倭国の歴史』を寄贈してまいりました。北九州市中央図書館は、市内の文学・歴史・子ども向け資料など多様な資料を収蔵・提供する主要な公共図書館です。今回の寄贈は、単に書籍を置いていただく行為にとどまらず、地域の学びと対話の場に作品を繋げる実践的な活動の一環として位置づけられます。担当の方とお話しし、受領の確認をいただきました。支援者の皆さまのおかげで、こうした直接的な地域連携が実現しています。今後も次の地域への寄贈や配置を進めてまいります。 もっと見る
  • 本日、最初のご支援をいただきました。ありがとうございます。この記録を残す試みが、誰かにとって意味を持つと実感できて、励みになります。 もっと見る

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