
【いきなり、くりゆらができたわけじゃない(笑)】
あの会議室での30分間で、私の心を完全に掴んだ稲岡のレクチャー。
でも、そこから「よし、一緒に法人を作ろう!」とすぐになったわけではありません。物語には、ちゃんと(笑)ステップがありました。
当時、私は5年近く勤めていた特別養護老人ホームを辞める気なんて、これっぽっちもありませんでした。仕事への愛着もありましたし、自分の生活だってあります。
けれど、「あの素晴らしい学びを、今すぐうちの受講生たちに届けたい!」という衝動だけは、どうしても抑えきれませんでした。
そこで私が取った行動は、自分が運営していたスクールに、稲岡を「非常勤講師」として速攻で迎え入れることでした。 ちょうどその時、目前に迫っていたのが「2期生」のスクーリング。しかもその会場は、系列施設がある……なんと、日光(栃木県)。 名古屋から日光へ。ただでさえ大移動のドタバタが予想されるスクーリングに、出会ったばかりの規格外な男・稲岡の授業を、いきなりぶち込むことを決めたのです。
こうして、急ごしらえの「即席チーム」が誕生しました。
これが、のちに「くりゆら」を共に動かすことになる、私たちの凸凹コンビとしての本格的なスタートだったのです。



