「えんぱれ」の理事長、由羽さんが出版予定の書籍の「はじめに」を期間限定で公開します!ディズニーキャストとして働いたのち、教員になったという異色の経歴を持つ由羽さん。果たして、その経験と人との関わり方にはどのようなつながりがあるのでしょうか?ぜひ「はじめに」をお読みいただき、ご興味を持っていただけた方は、購入をご検討ください!書籍は、クラウドファンディングのリターンより予約購入が可能です!はじめに自分のことも、大切にしたい。本当は、そう思っている。 でも現実は、子ども中心の毎日。気づけば今日も、自分のことは後回し。「ちゃんとした親でいなきゃ」って思えば思うほど、ちょっと無理して頑張るのが当たり前になっていく。 本当は、子どもの話をちゃんと聞いてあげたい。向き合いたい。それなのに余裕がなくて、「早くして」「もう何回言えばいいの?」なんて、思ってもいない言葉が口から出てしまう。そして夜、ひとり反省会。「今日もちゃんと向き合えなかったな。」と、落ち込んでしまう日もある。そんな日も、きっと少なくないはずです。子どもは言わないと動かないし、片付けもしない。注意すれば、ふてくされたり、言い返してきたり。そのたびに、「自分の関わり方、これで合ってるのかな」と、心のどこかで立ち止まってしまう。 もし今、あなたが「ちゃんとやろうとしているのに、うまくいかない」そんな苦しさを抱えているとしたら、それは、あなたがダメだからでも、愛情が足りないからでもありません。 ここで、ひとつだけ先にお伝えしておきたいことがあります。 この本でいう「魔法」とは、何か特別な才能やテクニックのことではありません。子育てに、マジックのような都合のいい魔法はありません。 一瞬で子どもが変わる方法も、これをすれば必ずうまくいく正解も、正直に言って、存在しません。 それでも、関わり方を少し変えるだけで、不思議なほど空気が変わる瞬間は、確かにあります。 怒らなくなったからうまくいく、のではなく。我慢しなくなったからうまくいく、のでもなく。「ちゃんとしよう」と力を入れるのを少しやめたときに、関係がふっと動き出すことがある。僕自身、かつては「どう伝えればいいか」「どうすれば動いてくれるか」そんなことばかり考えて、人と向き合っていました。 そんな僕が、ディズニーキャストとして働く中で出会ったのは、人を動かそうとしなくても、人が〔動きたくなる〕関わり方でした。 それは、誰かをコントロールする方法ではなく、相手を信じて、余白を渡すこと。そして同時に、自分自身をすり減らさない在り方でもありました。 この本では、子どもを変える方法ではなく、あなたが少し楽になることで、関係が自然に変わっていくヒントを綴っています。 完璧にやろうとしなくていい。うまくやろうとしなくていい。ただ、今より少し、子どもと話してみたくなる。 そんな時間が、あなたと子どもとの間に生まれたら、それ以上に嬉しいことはありません。





