空き家問題を話せる社会へ。協力型ボードゲーム「HAUS KETTE」を全国へ

空き家問題を“話せること”から変えたい。まちと家族の未来をつなぐ協力型ボードゲーム「HAUS KETTE」を全国へ。

現在の支援総額

0

0%

目標金額は1,000,000円

支援者数

0

募集終了まで残り

68

空き家問題を話せる社会へ。協力型ボードゲーム「HAUS KETTE」を全国へ

現在の支援総額

0

0%達成

あと 68

目標金額1,000,000

支援者数0

空き家問題を“話せること”から変えたい。まちと家族の未来をつなぐ協力型ボードゲーム「HAUS KETTE」を全国へ。

1. はじめに

「うちの実家、この先どうなるんだろう」

そう思ったことがあっても、家族でその話をするのは、意外と難しいものです。


空き家問題は、全国のどこか特別な地域だけの問題ではありません。

総務省の令和5年住宅・土地統計調査では、全国の空き家数は900万戸、空き家率は13.8%と過去最高になりました。


私たち、特定非営利活動法人イエカラは、こうした空き家問題に向き合う中で、

「制度の前に、まず話せないこと自体が大きな壁になっている」

ということに気づきました。


そこで生まれたのが、空き家問題を「怖い話」ではなく、家族や地域で対話を始めるきっかけに変える協力型ボードゲーム

HAUS KETTE(ハウスケッテ) です。


このクラウドファンディングは、ゲームをつくって終わるためのものではありません。

空き家問題を、もっと多くの人が自分ごととして考え、話し合い、行動につなげられる社会にしていくための挑戦です。



2. なぜ今、空き家問題なのか

空き家問題は、建物が古くなったから起きるだけではありません。

その前に、家のことを話す機会がない、相続や管理が難しそう、親に切り出しにくい、まだ先のことだと思ってしまう――そうした小さな先送りが積み重なって起こります。


いま日本では、空き家の増加が全国的な課題になっています。

放置された空き家は、景観、防災、防犯、近隣トラブルだけでなく、地域の活力そのものにも影響します。空き家対策は、もはや一部の専門家や行政だけの課題ではなく、私たち一人ひとりに関わるテーマになっています。


けれど、現実には

「大事だとは分かっているけど、何から始めればいいのか分からない」

という人がとても多いのではないでしょうか。



3. 私たちが見つけた「本当の壁」

私たちは、空き家問題に向き合う中で、ひとつの大きな壁を見つけました。

それは、制度や知識の不足だけではなく、「まだ考えたくない」、「縁起でもないから話しづらい」という心理的なハードルです。


イエカラの公開情報でも、空き家問題の最大の壁は制度ではなく、私たちの「心」にあると整理されています。

「まだ考えたくない」という心理的アレルギーが、家を負の遺産に変えてしまう――この問題意識が、HAUS KETTEの出発点でした。  


つまり、必要なのは単なる情報提供だけではありません。

自然に話せる場、楽しく考えられる入口、対話のきっかけが必要だったのです。



4. HAUS KETTEとは

HAUS KETTEは、空き家再生からつながる「まちづくりゲーム」です。

参加者が協力しながら、空き家問題の構造や関係者の役割を体験し、

「自分にもできることがあるかもしれない」

という気づきを得られるように設計しています。


このゲームには、いわゆる「正解」がありません。

だからこそ、家族、学生、地域住民、自治体関係者、教育現場など、さまざまな立場の人が一緒に考えることができます。


HAUS KETTEが目指しているのは、知識を一方的に教えることではなく、

空き家問題をきっかけに、人と人、人と地域、人と未来がつながっていくことです。



5. このゲームで起きた変化

HAUS KETTEは、アイデアだけのプロジェクトではありません。

実際の調査と実証を重ねながら、少しずつ形になってきました。


公開情報によると、2024年の高校での実証授業では、体験した生徒の40%以上が、その日のうちに家庭で「実家の未来」を語り始めたという変化が確認されています。


これはとても大きな意味を持っています。

なぜなら、空き家問題の本当の最初の一歩は、売ることでも、貸すことでも、制度を調べることでもなく、

まず話し始めることだからです。


このゲームには、誰かを責める力ではなく、

話しづらいことを話せるようにする力があります。

その小さな変化が、将来の大きな空き家化を防ぐ行動につながると、私たちは信じています。



6. 国土交通省空き家対策モデル事業を通して積み上げてきたこと

HAUS KETTEは、突然生まれたものではありません。

私たちは、国土交通省の空き家対策モデル事業の流れの中で、調査、実証、改善を積み上げてきました。


国土交通省の空き家対策モデル事業は、民間事業者やNPO、地方公共団体などによる、普及啓発、調査検討、体制整備、事業スキーム構築など、先進的な空き家対策の取組を支援するものです。


また、イエカラでは、

    •    2023年:山梨全域の調査

    •    2024年:高校での実証授業

    •    2025年:制作委員会発足

    •    2年間で1,184名に及ぶ調査データをもとに製品版を完成

という形で歩んできました。


この積み上げがあるからこそ、私たちは今、

「まずは試してみたいゲーム」ではなく、

実際に社会の中で使われ、広がっていくべきツールとしてHAUS KETTEを届けたいと考えています。



7. なぜ今、クラウドファンディングなのか

ここまで、たくさんの方に支えられながら、調査や実証を重ね、製品版にたどり着くことができました。

そして今、次のステージとして必要なのが、このゲームを本当に社会へ届けることです。


私たちが目指しているのは、単にゲームを販売することではありません。

    •    家族で実家の未来を話し始めるきっかけを増やすこと

    •    学校や地域で、空き家問題を学び合う場をつくること

    •    自治体や支援団体が、啓発や対話のツールとして活用できるようにすること

    •    空き家問題を「難しい・重い」から「考えられる・話せる」へ変えていくこと


そのためには、製作だけでなく、体験会、広報、導入支援、普及活動まで含めた動きが必要です。

そこで今回、クラウドファンディングという形で、皆さまと一緒にこの挑戦を前に進めたいと考えました。



8. ご支援の使い道

ご支援いただいた資金は、主に以下の用途に活用させていただきます。

    •    HAUS KETTEの初期製作費

    •    梱包・発送費

    •    体験会、普及イベント等の開催費

    •    導入先向けの説明資料や運営補助資料の制作費

    •    広報、発信に関わる費用

    •    クラウドファンディング手数料


目標金額を超えた場合は、学校・自治体・地域団体などでの体験機会を増やすための活動費、導入支援資料の充実、さらなる普及活動に充当させていただきます。


9. リターンについて

このプロジェクトでは、

「応援したい」

「まず遊んでみたい」

「学校や地域で活用したい」

という、それぞれの関わり方に応じたリターンを用意したいと考えています。


たとえば、

    •    お礼メッセージや活動報告をお届けする応援コース

    •    HAUS KETTEをお届けする先行入手コース

    •    体験会参加やワークショップ実施などの参加型コース

    •    学校、自治体、団体向けの導入・協賛コース


など、支援の仕方によってこのプロジェクトへの関わり方が広がる設計にしたいと考えています。


このゲームは、手に取って終わりではなく、

誰かと一緒に体験することで価値が広がるツールです。

だからこそ、応援の形もひとつではなく、多様であっていいと考えています。


10. 今後の展望

私たちは、このゲームを単発の制作物で終わらせたくありません。

これから先、学校、自治体、地域団体、まちづくりの現場など、さまざまな場所で活用されることで、

空き家問題について話し始める人を全国に増やしていきたいと考えています。


HAUS KETTEを通じて生まれるのは、知識だけではありません。

家庭での会話、地域での対話、次の行動へのきっかけです。


その積み重ねが、

「気づいたときには手遅れだった」

を減らし、

「もっと早く話しておけばよかった」

を減らしていくことにつながると信じています。


11. 最後に

空き家問題は、誰か特別な人だけの課題ではありません。

いずれ多くの人に関わるかもしれない、とても身近なテーマです。


でも、その話はどうしても重たくなりがちで、後回しにされがちです。

だからこそ私たちは、

「楽しく、でも本質的に考えられる入り口」をつくりたいと思いました。


HAUS KETTEは、空き家問題の答えを押しつけるゲームではありません。

対話を生み、小さな気づきを生み、行動の最初の一歩を生み出すためのゲームです。


この挑戦を、ぜひ一緒に広げていただけたら嬉しいです。

ご支援・ご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。


※何か製作委員会もしくはイエカラの写真を


12. 団体概要について

HAUS KETTE制作委員会

企画:特定非営利活動法人イエカラ

ゲームデザイン:安藤哲也(コミニュティデザインラボmachi-ku)

アートワーク:有限会社ビジュアルエコー・ジャパン

テキスト監修:梅鉢不動産株式会社

印刷:ツルミ印刷株式会社、株式会社萬印堂


所在地:山梨県甲府市青葉町2番14号

代表者:新井 円(あらい まどか)

事業内容:空き家活用コンサルティング、コミュニティ開発、教育ツール制作等

URL:https://iekaras.org/

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

社会課題の解決を
みんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます
無料
掲載をご検討の方はこちら

コメント

もっと見る

投稿するには ログイン が必要です。

プロジェクトオーナーの承認後に掲載されます。承認された内容を削除することはできません。


同じカテゴリーの人気プロジェクト

あなたにおすすめのプロジェクト

新しいアイデアや挑戦を、アプリで見つけるcampfireにアプリが登場しました!
App Storeからダウンロード Google Playで手に入れよう
スマートフォンでQRコードを読み取って、アプリをダウンロード!