あなたの大切な衣類を守る、プロ仕様の保管袋「ビニロン」復活プロジェクト

カシミヤやシルクなどの大切な衣類を、カビやホコリから守りたいあなたへ。 繊維の街「足利」で70年アパレル包装を支えてきた日光商事が、次シーズンも出した瞬間から 衣装を綺麗に着られる「呼吸する保管袋」をお届けします。 使い捨てだったビニロン袋を何度も使っていただけ保管袋として復活させたいです。

現在の支援総額

285,500

40%

目標金額は700,000円

支援者数

9

募集終了まで残り

21

あなたの大切な衣類を守る、プロ仕様の保管袋「ビニロン」復活プロジェクト

現在の支援総額

285,500

40%達成

あと 21

目標金額700,000

支援者数9

カシミヤやシルクなどの大切な衣類を、カビやホコリから守りたいあなたへ。 繊維の街「足利」で70年アパレル包装を支えてきた日光商事が、次シーズンも出した瞬間から 衣装を綺麗に着られる「呼吸する保管袋」をお届けします。 使い捨てだったビニロン袋を何度も使っていただけ保管袋として復活させたいです。

足利市 の付いた活動報告

第4回 :対話を終えて。ビジネスの最前線に、120年の「知恵」を投資する――はじめに日光商事の川村です。初山社長との対話もいよいよ最後となりました。最終回は、私が今回のインタビューを通じて、一人のビジネスパーソンとして、そして一人の友人として感じた「本物の価値」についてお話しします。「カビ臭くない」という、何よりの証明川村(日光商事):今回、初山社長に色々と伺って一番印象に残ったのは、理屈ではなく「100年前の布の臭いが消えた」とか「自分の家のタオルがずっとカビ臭くない」といった、生活に根ざした実感の強さでした。初山(初山染工):そうですね。炭染は、触れて、使っていただくことで、その良さがわかります。理屈を並べるよりも、100年前の五服(ごふく)を炭で染め直した時にカビの臭いが嘘のように消えたとか、そういう事実が一番の答えだと思っています。川村:その「実感」こそが、私たちが今回提案しているビニロンとの組み合わせの核になっています。炭が湿気を吸い、ビニロンがその湿気を逃がす。初山社長が「呼吸のサイクル」とおっしゃったあの話、あれはまさに現代のビジネスツールに必要な「合理的」な回答だと感じました。これからの「ラグジュアリー」川村:今回の対話を経て、私の中で「贅沢」の定義が変わりました。初山さんは「大量生産品を使い捨てるのではなく、背景を知って長く使う」ことが大事だとおっしゃいましたよね。初山:ええ。今の世の中は、あまりにも「安さ」や「効率」に寄りすぎてしまった。でも、為替の影響や技術の空洞化が進む中で、これからは「自分たちの足元で作られた本物」を、手入れをしながら大切にするという考え方に戻っていくべきだと思っています。川村:初山社長が自ら桜の枝を焼いて炭にしているあのお話を聞いて、私は思いました。この炭染の袋を手に取ることは、単なる買い物ではない。初山社長のような職人が守ってきた「足利の誇り」という資産に、私たち自身が投資し、共に未来へ繋いでいくという行為なんだ、と。足利の未来を、あなたの日常に川村:初山社長、ありがとうございました。日光商事と初山染工。足利の二つの伝統が手を取り合い、自信を持ってお届けするプロダクトです。皆様のビジネスライフをアップデートし、共に足利の未来を創っていけることを願っています。初山社長との対談を終えて全4回にわたる初山社長とのインタビュー連載をお読みいただき、ありがとうございました。 単なる伝統の継承にとどまらない、時代に合わせた「ものづくりの真理」を感じていただけたなら幸いです。足利の誇りを詰め込んだ「炭染×ビニロン」のプロダクトを、ぜひ手元でその価値を実感してみてください。【予告:次回連載のご案内】 さて、次回からはインタビュー連載の第2弾として、明治の時代から代々この地で繊維の歴史を紡いできた老舗「田中メリヤス工業」の田中社長をお迎えします。希少な天然素材「ヤク」や「カシミヤ」を使い、35年のベテラン職人が一目一目を手作業で縫い合わせる「リンキング仕立て」の超絶技巧。「染め」の初山さんに続き、次は「編み」と「仕立て」の極致に迫ります。なぜ本物のニットは「一生モノ」と呼ばれるのか。そして、それを守るためにビニロン袋がなぜ必要なのか。服を愛する方へ贈る次回連載(全3回)も、ぜひご期待ください。


第3回:大量生産への静かな反乱。地域で完結する「真の循環」――はじめに日光商事の川村です。世の中では「SDGs」という言葉が飛び交っていますが、その本質は何でしょうか。第3回は、初山社長が抱く大量生産社会への危機感と、足利の資源を自ら焼いて「炭」にする、泥臭くも真実味のあるサステナブルの形に迫ります。「安いから海外へ」が失わせたもの川村(日光商事):初山社長は、以前から現在のものづくりの在り方に疑問を呈していらっしゃいますよね。初山(初山染工):ええ。特に平成5年(1993年)頃からの「産業の空洞化」は、日本の技術を根底から壊したと思っています。多くのメーカーが「中国で作れば安いから」と、利鞘(りざや)を稼ぐために生産拠点を海外へ移しました。その結果、足利のような産地の加工賃が叩かれ、技術を持つ職人が廃業に追い込まれたんです。川村:それは単なるコストの問題ではなく、文化の断絶でもありますね。初山:そうです。でも、為替が変わり、輸入コストが上がっている今こそ、自分たちの足元を見直すべきです。私は「地産地消」、つまり自分たちの土地で作り、自分たちの土地で消費するサイクルに戻るべきだと考えています。足利の「廃棄物」を、自ら焼いて炭にする川村:その「足元を見直す」という精神が、炭染の原料作りにも表れている。初山:炭染に使う炭は、自分で焼いています。例えば、市役所が街路樹として手入れした後に捨てられる桜の枝。あるいは、隣町の栃木県鹿沼市で麻農家から出る、本来は廃棄されるはずの麻の殻などを譲り受けています。炭染用の炭と桜の枝川村:地元の未利用資源を、職人自らが炭に変える。初山:人任せにはしたくないんです。自分で焼くからこそ、その炭がどんな性質を持ち、どんな色に染まるかがわかる。手間はかかりますが、これが私なりの「素材への責任」です。「最後は土に還る」のが、本物のSDGs川村:最近は「サステナブル」をうたうブランドが増えましたが、初山さんの考えはもっとシンプルです。初山:今のSDGsは、どこかポーズ(見せかけ)だけになっているように感じます。私たちがやっていることは、必要なものを、必要な人に届け、役割を終えたら土に還って肥料になる。これだけです。川村:天然素材の炭と布。それだけで完結しているからこそ、不純物がない。初山:炭染で余った染料や炭は、そのまま肥料として牧草地に撒くこともできます。人間が無理に手を加えたシステムではなく、自然のサイクルにものづくりを合わせる。それが、120年続いてきた私たちの「答え」なんです。おわりにーー効率やコストだけを追い求める大量生産の陰で、私たちが何を失ってきたのか。そして、見せかけではない「本当の循環」とは何か。初山社長の妥協のない姿勢は、これからのものづくりのあり方を深く問いかけています。次回は、初山社長インタビューの【最終回】です。初山社長との対談を通じて私が強く感じた「本物の価値」について、120年の歴史が教えてくれる、暮らしやビジネスを豊かにするための「知恵」について語り合います。


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