ご支援、誠にありがとうございます。
おかげさまで、本プロジェクトは目標金額30万円に対して達成率889%、支援総額2,668,372円、50名の方にご支援いただくところまで来ました。募集終了の2026年10月25日まで、残り42日です。
ここまで来られたのは、お一人おひとりが「エゾシカ革を使う」という選択をしてくださったからにほかなりません。本当にありがとうございます。
今日は少し長くなりますが、このミディトートについて、僕たちが本気でお伝えしたいことを全部書かせてください。
足すのではなく、削ぎ落としました
これまで僕たちは、鹿革のバッグにいろいろな機能を足してきました。ポケットを増やし、金具を工夫し、便利さを積み上げてきました。
でも今回は、逆をやりました。
裏地を使わない。芯材も入れない。装飾も付けない。
残ったのは、一枚の鹿革と、それを支える縫製だけです。
「鹿革そのものの良さを、何にも邪魔されずに感じてほしかった」からです。
裏地を貼れば、内側は布になります。芯材を入れれば、あの手に吸いつくような、もっちりとした感触は消えてしまいます。作り手としては、裏地も芯材もあったほうが正直ずっと楽です。形は簡単に出ますし、粗も隠せます。
それを全部やめました。
削った分は、縫製で支えています
裏地も芯材もないバッグは、本来なら型崩れします。だから、構造で解決しました。
側面から底面まで一直線の縫製にして、フォルムを美しく。本来1度縫えばいい箇所を3度縫い、強度と見た目を両立させています。底面は、一般的なトートのように別パーツのマチを縫い付けるのではなく、両脇に約13cmのマチを設ける仕立てにしました。
結果、荷物をぱんぱんに詰めても、シルエットが崩れません。持ち上げたときのラインがいちばん美しく見えるように設計しています。
裏地がないということは、内側まで全部見られるということです。だからこそ、内側こそ丁寧に仕上げました。
数字にすると、こうなります
- 重さ:約250g(スエード)/約260g(ギン付き)
- マチ:両脇に約13cm
- 収納:B5ノートがすっきり収まります(A4は少しはみ出します)
- 内ポケット1室、内側に鍵用のレザーリーシュ(先端リング付き)
- ショルダーストラップ付きで、手持ちとショルダーの2WAY(ストラップは車のシートベルトと同じ素材)
革のトートで250gという軽さは、鹿革でなければ出せない数字です。
なぜ鹿革は、軽いのに丈夫なのか
鹿の皮膚の繊維は、1千万分の15ミリ。髪の毛1本の幅に3万本以上が並ぶ細さです。その極細の繊維が束になって何重にも絡み合い、コラーゲンでしっかりつながっています。
だから、軽いのに丈夫。水に強く、通気性がよく、そして油分が革の内部にとどまるため、オイルケアが要りません。
濡れたら乾いた布で拭くだけ。それで大丈夫です。
「お手入れ不要」は宣伝文句ではなく、この構造から来ています。
1300年という根拠
『正倉院紀要 第28号』に、こう報告されています。調査したすべての皮革のうち、1300年以上を経てなお柔軟性を失っていないのは鹿革だけで、それ以外はすべて硬くなっていた、と。
(出典:宮内庁ホームページ「正倉院紀要 第28号」)
僕たちが「一生モノ」という言葉を使うのは、これが根拠です。
そして、このバッグが存在する理由
北海道では、森林被害対策として毎年多くのエゾシカが駆除されています。そして、その8割以上が活用されないまま捨てられているのが現実です。
僕たちは、仕留めてから2時間以内に加工場へ搬入された鹿だけを受け入れています。到着後すぐに解体し、原皮を冷凍して鮮度を保つ。原皮の仕入れから鞣し、製作まで、すべて自社で管理しています。
効率よりも、鮮度を最優先する。
扱える頭数には限りがありますが、そこは譲れません。肉と同じで、皮も鮮度が高いほど良質な革になるからです。
命を、ゴミにしない。
そのために僕たちができるのは、「捨てられるはずだったもの」を「誰かが一生使いたくなるもの」に変えることだけです。
このバッグを選んでいただくことが、そのサイクルを回します。大げさに聞こえるかもしれませんが、本当にそうなのです。
価格について、正直にお伝えします
一般販売予定価格は74,800円です。
いまご用意しているリターンは、
- 30%OFF 52,360円(残り1個)
- 25%OFF 56,100円
- 20%OFF 59,840円
- 15%OFF 63,580円
- 2個セット33%OFF 100,232円(残りわずか)
30%OFFは、あと1個です。迷っていらっしゃる方がいれば、そこだけ先にお伝えしておきます。
生産は2026年10月下旬から。2027年4月末までに順次発送いたします。お届けまでお時間をいただきますが、一枚の皮が革となりバッグになるまでには50以上の工程があり、その一つひとつを鹿革を知り尽くした職人が手で仕立てます。急がずに、いいものを作らせてください。
募集終了は2026年10月25日です。
毎日使うものだからこそ、気負わず、でも妥協しない。
そんな一つを、お手元に置いていただけたら嬉しいです。
気になってくださっていた方は、ぜひこの機会に手に取ってみてください。
シンプルで使いやすく 存在感のあるエゾシカ革をご提案致します!
生活の中に特別な想いを
引き続きどうぞよろしくお願い致します!
LEATHERECTION
林 徹
引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。
LEATHERECTION
林 徹



