
『おかえり』
いのちとからだの子守唄20
絵本化プロジェクト
最後に、いつ、深く息を吐きましたか?
毎日、誰かのために頑張っているあなたへ。
泣き止まない子を前に、
以前より動けなくなった親を前に、
あるいは、正解のない仕事の波の中で、
無意識に呼吸を止めて、肩を固くしていませんか。
私は産婆(助産師)として、約1200人の誕生を見つめてきました。
お産の現場で、
怖くて痛くて息を止めているお母さんに、
『ふーっ』と息を吐いてもらうと、
お腹の中の赤ちゃんの心音がトントントンと力強く回復します。
この子守唄絵本『おかえり』は、あなたが『ふーっ』と息を吐き、自分自身に『ただいま』と言うための場所です。
『ただいま』=いまここにいる=いま・現在=present=贈り物🎁

分娩室でみつけた宝
助産師として、出産だけでなく、流産・死産、不妊治療、望まない妊娠など、さまざまな【いのちの現場】に立ち会ってきました。
分娩室には、言葉にならない宝があります。
いのちが誰かを『お母さん』にしながら生まれる瞬間、そこには、『いのち』と『からだ』の力が、確かに立ち上がります。
けれど、その宝は、日常へ戻るとき、そっと置き去りにされることがあります。
この子守唄絵本は、その宝を思い出すために生まれました。

『夢をみておいで』から、『おかえり』へ
今回のプロジェクトには、20年という月日と、一つの大切な『約束』が込められています。
それは、20年前に癌で逝った、私の唯一無二の親友との対話から生まれた物語です。幼い二人の子を遺して逝く彼女が、最期に私に託したのは、遺される母への想いでした。
『子供たちは、私に、何が幸せかを教えてくれた。でも、私は、母をこういう気持ちにはさせてあげられていない。私が言っても届かないから、あなたから伝えて。母をかなしませるだけの私でいたくない。』
彼女の娘としての母への想いが、助産師として立ち会ってきた流産・死産の『いのち』たちとも重なり、悲しみ以外のメッセージがあるのではないか…そう感じた瞬間に生まれたのが、最初の曲『夢をみておいで』でした。
病床の彼女にこの曲を聴かせた時、『忘れない。忘れられない。』という言葉が、私が聞いた彼女の最期の声となりました。
あれから20年。
大切な人への想いほど、直接は届かないことがあります。だからこそ、人の間を巡り巡って、いつか大切な人のもとへ届くようにと誰かに託す。
願いを込めて、後半の10曲を加え、20曲の『大きな循環』として編み直します。
物語の始まりは、『夢をみておいで』。
物語の終わりは、『おかえり』。
外へひらいた『いのち』が、自分自身の内側へと還っていく。この20曲が揃うことで、ひとつの『いのちの旅』が完結し、円環となります。

こどもたちからのメッセージ
子守唄は、大人が子供へ歌うイメージがありますが、この『いのちとからだの子守唄20〜おかえり〜』は、ほとんどが『こどもたちからのメッセージ』『からだからのメッセージ』『ものからのメッセージ』です。
私たちは、古今東西・老若男女すべて、誰かを母にした『いのち』です。そして、胎児だった私たちは、善悪も、好き嫌いも知らず、ただただそこにいたことも共通です。
また、胎児は、胎盤・臍帯・羊水・卵膜という四つの機能に守られ、一緒に成長します。こうした『からだ』の機能に関する事実も、子守唄になっています。
母に歌ってもらったうた。
大好きな人と一緒に歌ったうた。
それが、自分の『からだ』の素晴らしさを知るきっかけになることを、産婆のひとりとして、願っています。


子守唄という文化
子守唄は、赤ちゃんを眠らせるためだけのものではありません。かつて日本では、奉公に出された幼い子どもたちが、孤独な夜に自分を励まし、慰めるためにも歌われてきました。
『子守唄は、うたう人のもの』
そう語るのは、日本子守唄協会の理事長・西舘好子さんです。昨年、私は西舘さんとの尊いご縁をいただきました。
作詞作曲も、絵本制作も専門外の私に、西舘さんは、『いっしょにやりましょう』と背中を押してくださいました。その言葉は、私にとって、子守唄という文化そのものから贈られた、大きな『おかえり』という肯定のようでした。
日本子守唄協会の会報(ららばい通信・2026年新年号)では、インタビュー記事を見開きで掲載していただくなど、このプロジェクトは今、個人の挑戦を超えて、日本の文化を未来へ繋ぐ流れの中に置いていただいています。
子守唄は、聴く人のためだけでなく、うたう人自身が、本来の健やかな呼吸を取り戻し、自分自身へと還るためのものです。この子守唄絵本が、現代を生きる大人たちの『自分に戻る場所』として、文化の一助になれることを願っています。
今、社会では虐待や子供たちの自死という、胸が締め付けられるようなニュースが絶えません。これらはすべて、私たち大人が作り出している環境の中で起きている現実です。
『専門家や行政に任せるだけでなく、私たち大人にできることは何かないだろうか。』
そう考えたとき、私が行き着いた答えは、あまりにもシンプルで、けれど確かなものでした。
それは、『大人が、ゆるむこと』です。
育児、介護、仕事。
『誰かのために』『正しく』『ちゃんと』頑張ろうとすればするほど、私たちの体には『余計な緊張』が溜まっていきます。
守りたいのに、どう守ればいいかわからない。その不安が呼吸を浅くし、声を硬くし、無意識に自分や誰かを追い詰めてしまいます。
お産の現場で、産婦さんが『ふーっ』と息を吐き、その身体の緊張がほどけた瞬間、苦しそうだった赤ちゃんの心音が、トントントントンと回復するのを、私は何度も見てきました。
側にいる大人がゆるめば、そこにある環境の緊張がゆるみます。緊張がゆるめば、本来そこにあるはずの『いのちの豊かさ』が、自然とあふれ出してくる。
気が遠くなるような道のりです。けれど、大人が自分自身に『ただいま』と言い、本来の健やかな呼吸を取り戻すこと。
それこそが、子供たちに『この世界は、安心して生きていい場所だよ』と伝える、何よりの贈り物になると信じています。
このプロジェクトには、私の想いに共鳴してくれた20組の仲間たちが集う『リターン村』が存在します。この発想は、2025年に私が出会ったある感動的な体験から生まれました。
それは、作家のさとうみつろう氏が提案した『互いの夢を叶えあう』というテーマに賛同した仲間たちとの時間です。2025年、私たちは日本全国同時に『まんまるマルシェ』を開催しました。
リーダー不在、メンバーの多くは『はじめまして』の間柄。それにもかかわらず、それぞれが適材適所で動き、響き合い、各地でこれまでにないほどの大盛況を収めたのです。
『人は主役を争わなくても、互いの夢を応援し合うことで、こんなにも素晴らしい景色を作れる』
あの時、全国の仲間たちと肌で感じた『互いの夢を叶えあう』という熱量を、今度はこの絵本プロジェクトという形で再現したい。その願いが、20組の村民が集う『リターン村』になりました。

一緒につくる、贈り物の循環
この村には、特定の主役はいません。それぞれが自分の人生を生きる主役であり、同時に誰かの挑戦を支える応援者です。
絵本『おかえり』を軸に、
花、食、身体、色、医療、表現……
さまざまな分野で『いのち』と向き合ってきた仲間たちが、この村の住民として、特別な贈り物を持ち寄ってくれました。
リターン村のテーマは、『大切な人へのプレゼント、大切な自分への贈り物』
ここでの支援は、単なる購入ではなく、誰かへの応援であり、自分への贈り物であり、そして巡り巡る『いのちの循環』への参加です。
リターン(返礼品)を選ぶ時間そのものが、あなたの心をゆるめ、豊かさに出会うひとときとなりますように。
この村そのものが、私たち大人が手を取り合い、新しい環境を『一緒につくる』という形そのものです。

さいごに
直接は届かない『大切な人への想い』は、
人の間を巡り巡って届くものかもしれないから、誰かに託して――。
気の遠くなるような20年前の約束から始まったこの旅が、今、20組の仲間たち、そしてこの記事を読んでくださっている『あなた』という存在に繋がり、大きな円(えん)になろうとしています。
世界中の『いまここ』に、『おかえり』という声が響き渡り、
大切な人へ。
そして、かけがえのない自分自身へ。
『ただいま』という贈り物を届ける。
この子守唄絵本『おかえり』が、そのきっかけになれたとしたら、これほど嬉しいことはありません。
2026年。
贈り物(present)= 現在(present)= いまここにいる。
『ただいま』が響き合う日常を、一緒につくりませんか。
助産師labo.present 前田真澄
助産師かかふぐ→産婆婆(さんばーば)

子守唄絵本『夢をみておいで』『おかえり』著者
助産師として
ひとりの大人として
助産師として、約1200人の『いのち』の誕生に、直接触れてきました。産科は、よろこびの誕生だけでなく、かなしみの看取りも、望まない妊娠による堕胎も、不妊治療の苛立ちや落胆も、あります。
分娩室という文字通り『いのちがけ』の場所で、たくさんの女性たちの悲喜交々の想いを感じてきました。その経験こそが、『いのちとからだの子守唄20〜おかえり〜』の源泉です。
現在は、『助産師labo.present』を立ち上げ、あらゆる年齢の女性を中心に、心身の緊張をゆるめるサポートを続けています。
育児・介護・仕事。
誰かのために一生懸命であればあるほど、私たちは、自分のことを後回しにしてしまいます。私自身もその一人として、現代を生きる大人たちが抱える『孤独な緊張』を経験してきました。
そうした中、音楽経験が全くない私から、意図せず、20の子守唄が誕生しました。それは、『いのち』の円環の物語でした。
曲が出揃った2022年には、約束したかのように、共感者や協力者が集まり、前半10曲の『夢をみておいで』が、絵本化されました。
そしていま、後半10曲の絵本化ではなく、20曲の完全版として絵本化すると決めた時、再び、共感者・協力者が集まってきてくれました。
私が助産師として感じてきた『女性たちの想い』が、人との縁をつないでいるのだと感じています。この縁が形になったのが、今回の『リターン村』です。
ここには会員制度も、リーダーも、縛り付けるルールもありません。あるのは、人と人が繋がり、響き合うことの豊かさだけです。
子供や孫たちの世代に『健やかなつながり』を伝えていくために。まずは私たち大人が、その豊かさを心から感じてみませんか。
どうぞ、ご一緒に。

ナビゲーター紹介
家出中の宇宙人ラボちゃん
この絵本のナビゲーターは、助産師labo.presentのオリジナルキャラクター『ラボちゃん』です。
年齢性別不詳。
地球が大好きで、楽しいことが大好きな、家出中の宇宙人。
役割や肩書きのない、何者でもない存在だからこそ、どんな人のそばにも、そっと寄り添うことができます。
デザイナーさんが『子供たちは、小さなものを探すのが大好きだから』と、絵本のあちこちに、様々な表情のラボちゃんを描き込んでくれました。
曲のイメージに合わせた絵の中にも、ひょっこり隠れていたりしますので、ぜひお子さんと一緒に探してみてください。ちなみに……『偽ラボちゃん』も紛れ込んでいるらしいですよ。
大人たちのワクワクを引き出してくれるラボちゃんは、子供たちにとって、どんなお友達になるでしょうか。
ラボちゃんは、あなたが、あなたに戻る旅を、となりで見守るナビゲーターです。

リターン村に参加しませんか?
達成へのお約束
育児や介護の日常には、たくさんの職業の人が関わり、それぞれの場所で『いのち』に向き合っています。今回のプロジェクトでは、そんな仲間たちが集まり、ひとつの小さな“村”が生まれました。
名づけて、『リターン村』。
この村には、主役はいません。
それぞれが主役で、それぞれが応援者です。
子守唄絵本『おかえり』を軸に、
いま、20組が参加しています。
テーマは、
『大切な人へのプレゼント。
大切な自分への贈り物。』
応援することが、誰かの仕事を支え、受け取ることが、また別の誰かを応援する。そんな循環の中に、あなたも、参加しませんか?
目標:300冊/1,300,000円
この子守唄絵本『おかえり』が、300の『ただいま』の声をきくことを目標にしています。
300冊は、この子守唄絵本が『一過性の作品』ではなく、育児や介護、ケアの現場で静かに手渡され続けていくための、最初の基盤となる数です。
【資金の使い道】
• 絵本製作費(300部):約66万円(A4変形判・20曲の物語を収めた完全版)
• デザイン・編集・制作費:約20万円
• リターンお届け送料・諸経費:約22万円
• CAMPFIRE 手数料:約22万円
【実施方式と「約束」について】
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に届かなかった場合でも、不足分は自己資金等で補填し、必ずこの絵本をかたちにし、皆様のお手元へお届けすることをお約束します。
助産師(産婆)の私が分娩室で受け取った宝は、数に左右されるものではないからです。
【目標を超えた場合】
さらに多くのご支援をいただいた場合は、印刷部数を増やし、より多くの『頑張っている人』へ届けるための活動(寄贈や全国行脚の運営費など)に大切に充てさせていただきます。
収支についても誠実に報告し、豊かですこやかな世界を『一緒につくる』喜びを共有していきたいと考えています。

ようこそ。リターン村へ。
ここには、あなたの『いのち』と『からだ』を慈しむための、魅力的な村人たちがいます。
みな誠実でフレンドリー。けれど、一歩も譲らない「こだわりの職人」揃いです。
• 大切な方へのプレゼントに 🎁
• 頑張っている自分への贈り物に 🎁
ゆたかに。すこやかに。
村人一同、心を込めてお届けします。





