
前回の活動報告では、私たちが「なぜ消防用ホースを使ったバッグを作るようになったのか?」についてお話ししました。
今回は、その続きとして、「大妻女子大学との取り組みが始まったきっかけ」についてお話ししたいと思います。
きっかけは、一本のご連絡でした。
私たちは消防用ホースをはじめ、引退電車部材や役目を終えた懸垂幕、ウェアなど部材をアップサイクルする縫製メーカーとして、これまで数多くのものづくりに取り組んできました。
そんな私たちの取り組みを知ってくださったのが、大妻女子大学家政学部被服学科の吉井健教授でした。
吉井健教授から
「学生とサンワード株式会社のコラボによるアップサイクル商品を作りませんか?」
とお声がけいただいたことをきっかけに、今回の取り組みが始まりました。
【学生の皆さんと一緒に、商品を考える】
これまで私たちは長年アップサイクルに取り組みながら、素材の特徴を生かしみなさまが笑顔になるものづくりを大切にしてきました。
一方で、学生の皆さんが持っている感性やアイデアは、私たちとはまた違うものがあります。
「学生の皆さんは、この素材からどんなイメージを膨らませるのだろう?」
「どんなアイテムなら、使ってみたいと思うのだろう?」
そんな新しい視点を取り入れることで、これまでとは違ったアップサイクル商品を生み出せるのではないか。
そう考え、今回のコラボレーションに至りました。
【私たちの経験 × 学生のアイデア】
今回、学生の皆さんには商品の企画・デザインに携わっていただきました。
私たちは、これまでのアップサイクルの経験や、素材の特徴、縫製についての知識をもとに、学生の皆さんと意見を交わしながら進めていきました。
私たちが長年培ってきた「ものづくりの経験」と、学生の皆さんならではの「新しい感性」。
それぞれの視点を掛け合わせることで、今回の商品が形になっていきました。
【「アップサイクル」を次の世代へ】
私たちがアップサイクルを取り組み始めた頃と比べると、今では「アップサイクル」という言葉を目にする機会も増えてきました。
だからこそ、これからは私たちがこれまで続けてきた取り組みを、次の世代にもつないでいくことが大切なのではないかと考えています。
学生の皆さんと一緒に商品をつくることは、単に新しい商品を生み出すだけではありません。
一緒にものづくりをする中で、「この素材も、もう一度新たなものに生まれ変わるかもしれない」と考えるきっかけになったり、アップサイクルという選択肢を知ってもらうきっかけにもなると思っています。
今回の大妻女子大学との取り組みを通して生まれたバッグが、手に取ってくださった皆さんにとっても、アップサイクルについて知る小さなきっかけになれば嬉しいです。
そして何より、「アップサイクルだから」ではなく、「このバッグを使いたい」と思ってもらえる商品になっていたら嬉しく思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今回、学生の皆さんと一緒につくったバッグがどんな商品になったのか、ぜひプロジェクトページでもご覧いただけたら嬉しいです。
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〈大妻女子大学について〉
今回の取り組みでご一緒したのは、東京都千代田区にある大妻女子大学の家政学部被服学科・吉井健教授のゼミナール(ファッションビジネス研究室)の学生たちです。
吉井ゼミでは、ファッションビジネスやファッションマーケティングについて学びながら、企業とのコラボレーションなど、実践的なプロジェクトにも取り組んでいます。
その活動の一つとして、学生の皆さんが立ち上げたファッションブランドが「m_r tokyo(マール トウキョウ)」です。
今回の取り組みでは、吉井健教授とのご縁をきっかけに、学生の皆さんとアップサイクルをテーマにした商品づくりに取り組みました。
「m_r tokyo(マール トウキョウ)」について〉
大妻女子大学家政学部被服学科・吉井健教授のゼミ(ファッションビジネス研究室)の学生が2021年に立ち上げた、SDGs を意識したファッションブランド。持続可能な社会の構築を目指すため、生産方式にこだわり、環境に配慮した素材を使用して丁寧に作りこんだ、質の高い、長く愛用できるさまざまな商品を提供している。ゼミの学生が考案したブランド名「m_r tokyo」は、環境に配慮した循環型のファッションを目指した、循環サイクルの「丸」にちなんだ「マール」と、東京の女子大学からの情報発信であることから「トウキョウ」を合わせて作られた。



