
いつもオケタニ石鹸復刻プロジェクトを応援いただき、ありがとうございます。
オケタニコスメ代表・久保敏朗へのインタビューを、泡の妖精「アワちゃん」とともにお届けする全8話のシリーズ。
第5話では、今も久保敏朗の心に残っている、お客様や販売店からの評価について聞きました。
第5話「今も忘れられない、お客様からの評価」
インターネットで商品を購入する場合、店頭で手に取り、香りや使い心地を確かめてから選ぶことはできません。
特に石鹸のように、実際に使って初めて良さが伝わる商品にとって、画面上だけで魅力を伝えることは簡単ではありません。
販売する側にとっても、本当にお客様に満足していただけているのか、不安を感じることがあります。
そのため久保敏朗は、日頃からお客様の反応はもちろん、商品を取り扱う販売店からの評価も、とても気にしていたそうです。
そんな中、忘れられない知らせが届いたのは、2011年8月のことでした。
オケタニ石鹸が、東急ハンズ全店において単独販売1位となり、さらに、お客様からのクレームも一件もなかったと、当時のバイヤーから感謝の言葉をいただいたのです。
長い間、商品の良さを信じて販売を続けてきた久保敏朗にとって、それは何よりもうれしい知らせでした。
その時の気持ちを、久保敏朗は、
「思わず『ヤッター!』と叫びました」
と振り返ります。
販売数が1位になったことは、もちろん大きな喜びです。
しかし、それと同じくらい大きな意味を持っていたのが、お客様からのクレームが一件もなかったという評価でした。
多くの方に選んでいただくだけではなく、実際に使った方にも満足していただけた。
職人が長年守り続けてきた品質が、お客様にきちんと届いていたことを実感できた瞬間だったのだと思います。
商品は、作っただけでは完成しません。
お客様の手に届き、実際に使っていただき、その良さを感じてもらうことで、初めて本当の価値が生まれます。
オケタニ石鹸が70年以上にわたり受け継がれてきた背景には、石鹸職人の技術だけでなく、商品を信頼し、繰り返し選んでくださったお客様の存在がありました。
今回の復刻でも、以前からオケタニ石鹸を知る方には「また使いたい」と思っていただき、初めて手に取る方にも、その良さを実感していただける商品を届けたいと考えています。
ぜひ、漫画とあわせてご覧ください。
次回の第6話では、「今回の復刻に懸ける思い」についてお届けします。
かつての石鹸をただ再現するのではなく、職人の技術と思いを受け継ぎ、その先を目指す。
何度も試作を重ねる中で、久保敏朗が心に決めたことをご紹介します。
引き続き、オケタニ石鹸復刻プロジェクトを見守っていただけましたら幸いです。



