
いつもオケタニ石鹸復刻プロジェクトを応援いただき、ありがとうございます。
オケタニコスメ代表・久保敏朗へのインタビューを、泡の妖精「アワちゃん」とともにお届けする全8話のシリーズ。
第7話では、新しいオケタニ石鹸を作るうえで、絶対に妥協しなかったことについて聞きました。
第7話「絶対に妥協しなかったこと」
一度は製造を終え、世の中から姿を消したオケタニ石鹸。
その復刻に挑むにあたり、久保敏朗が大切にしたのは、名前や見た目だけを似せた商品を作ることではありませんでした。
長年にわたり受け継がれてきた原材料の考え方や配合を基礎にし、オケタニ石鹸らしさを守ること。
そして、かつての商品を知る方にも納得していただける品質を目指すことでした。
石鹸の仕上がりは、原材料をそろえ、決められた配合で混ぜれば、いつでも同じになるという単純なものではありません。
原材料の組み合わせや配合のわずかな違いによって、泡立ちや硬さ、洗い上がりなども変化します。
そのため、試作品が形になっても、すぐに完成とはしませんでした。
実際に使い、仕上がりを確かめ、気になる点があれば配合や製造方法を見直す。
納得できる状態に近づくまで、何度も試作と確認を繰り返してきました。
久保敏朗は、今回の商品作りについて、
「桶谷正廣が残した配合を基礎にしながら、それを超える石鹸を作ることを目標にしました」
と語ります。
大切なのは、昔の商品をそのまま再現することだけではありません。
桶谷正廣が石鹸作りに込めてきた思いや、品質を守り続けてきた姿勢を受け継ぎ、今の時代に届けられる商品へとつなげていくことです。
製造が終わった時の悔しさを知っているからこそ、復刻できれば何でもよいとは考えられませんでした。
もう一度世に出すのであれば、自分たちが本当に納得できるものでなければならない。
その強い思いが、原材料や配合、使い心地の一つひとつと向き合い続ける原動力となりました。
今回の復刻は、オケタニ石鹸という名前を戻すだけのものではありません。
長い年月をかけて築かれてきた信頼を、再びお客様へ届けるための挑戦です。
かつて愛用してくださった方にも、初めて手に取ってくださる方にも、丁寧に作られた石鹸の良さを感じていただきたい。
そのために、最後まで妥協せず、商品作りを進めています。
ぜひ、漫画とあわせてご覧ください。
次回はいよいよ、インタビューシリーズの最終話です。
第8話では、「10年後、オケタニ石鹸はどうなっていてほしいか」についてお届けします。
復刻をゴールにするのではなく、次の世代、さらにその先の未来へ。
久保敏朗が思い描く、オケタニ石鹸のこれからをご紹介します。
最後まで、オケタニ石鹸復刻プロジェクトを見守っていただけましたら幸いです。



