食の情報があふれる今、食事を「自分で選べる」栄養学のものさしを届けたい

食の情報があふれる今、他人の正解ではなく「自分で選べる」ものさし(参照枠)を届けたい。3月に学内で試作展示、5月15-19日にアートギャラリー(ROUTE GARALLY@東上野)での本展示をおこない、広く栄養学を根拠に自分で食生活をデザインする知を社会に開きたいです。

現在の支援総額

139,800

19%

目標金額は700,000円

支援者数

24

募集終了まで残り

17

食の情報があふれる今、食事を「自分で選べる」栄養学のものさしを届けたい

現在の支援総額

139,800

19%達成

あと 17

目標金額700,000

支援者数24

食の情報があふれる今、他人の正解ではなく「自分で選べる」ものさし(参照枠)を届けたい。3月に学内で試作展示、5月15-19日にアートギャラリー(ROUTE GARALLY@東上野)での本展示をおこない、広く栄養学を根拠に自分で食生活をデザインする知を社会に開きたいです。

自己紹介

はじめまして。高橋佳代子です。 「それぞれが自分の食生活を主体的に、自信をもってデザインできる社会」を目指して、食の学びと体験の場「考える食堂」を続けています。 世の中には、健康・栄養・ダイエットに関する情報が溢れています。

一方で、情報が多いほど「結局なにを信じたらいいかわからない」「自分の体に合っているのか判断できない」という迷いが生まれます。 私はその迷いを、“正解を教える”のではなく、**自分の体と向き合いながら判断できる参照枠(フレーム)**を手に入れることで乗り越えられると考えています。

現在は大学院にて、「参照枠の提供による食選択リテラシー形成」をテーマに、ワークショップの実践と記録・分析を積み重ねてきました。今回、その研究成果を、論文の中だけに閉じず、展示という形でひらくためにクラウドファンディングに挑戦します。

女子栄養短期大学で学んだ後、通信教育の会社で栄養士として働きながら、栄養と食のプログラムを作成。

雑誌『たまごクラブ』にて栄養監修の後に、妊婦さん向け栄養プログラム『胎教食』を刊行。

のちに、楽天株式会社にて社員食堂のディレクターを務めたときに「大人の食の言語化」の課題を発見。

2015年から食育ワークショップ「おとな食堂」をスタート。2018年 TEDxFukuoka 登壇。2020年 映画『もったいないキッチン』に出演。2020年3月に女子栄養大学大学院BPコース修了。2021年デジタルハリウッド大学大学院入学、2026年3月修士修了予定。身体を活かし自分らしさを発見できることを「栄養学と食」を通じてお手伝いしたいと思っています。

このプロジェクトで実現したいこと

このプロジェクトで実現したいのは、栄養の知識を、日々の食の選択に役立つ“判断の道具(ものさし/はかり)”として体験できる場をつくることです。

食の選択は、体調・気分・生活リズム・好み・予算・時間など、さまざまな条件の上に成り立っています。「自分にとってのちょうどよさ」を見つけていくには、整理のための参照枠が必要です。「考える食堂展」では、栄養の参照枠を手がかりに、来場者が自分の食の選び方を観察し、言葉にし、次の選択に持ち帰る体験を展示として設計します。栄養学が、生活の中の“自分らしさ”を支える土台になっていく感覚を、体験として届けます。

本プロジェクトは、2026年3月4〜6日に学内でプロトタイプ展示を行い、来場者の反応を踏まえて改善を重ね、5月15-19日に東上野ROUTE GARALLYで本展示として完成させます。支援金は、会場費、展示制作(パネル・体験導線・配布物)、広報、記録など、実施に必要な費用に充てます。そしてクラウドファンドは、資金調達だけでなく、より多くの方にこの考え方を知っていただき、応援の輪を広げるための場でもあります。展示づくりの過程も共有しながら、学びや気づきが循環するプロジェクトとして育てていきたいです。

プロジェクト立ち上げの背景

「食」は毎日のことなのに、どうしてこんなに判断が難しいのだろう。 この疑問が、活動の出発点です。 健康情報は玉石混交で、誰かの“良い”が、別の誰かには合わないこともあります。

さらに、数字で評価されやすい情報(カロリー、糖質、PFCなど)だけが独り歩きして、食事が「正解探し」になってしまうことも少なくありません。 そこで私は、国が定める信頼できる基準(例:栄養摂取基準など)を「土台」として持ちながら、そこから先は、各人が自分の体調・好み・生活条件に合わせて組み立てていく——そんな学びの設計が必要だと考えました。

その第一歩として生まれたのが「考える食堂」です。 昨年は、研究として成立させることを優先し、いわばプロトタイプとして無理をしながら開催を重ねました。参加者からは「安すぎる」と言われたこともあれば、別の方からは「高い」と言われたこともあります。

 ただ私は、その後の生活の変化や、得られる判断力を考えると、価値は価格以上だと確信しています。今回は、その価値を社会に伝わる形へ整え、継続できる仕組みにするための挑戦です。

1)修士研究を「展示」にしてひらく

大学院でまとめた研究成果を、2026年6月に展示として公開します。 論文はどうしても専門的で長くなり、関心があっても届きにくい面があります。展示では、内容を翻訳し、見て・触れて・持ち帰って使える形に再構成します。

  • パネル展示:参照枠(フレーム)の考え方、実践例、参加者の変化のプロセス
  • 配布物:カード/チャート(自宅で使えるミニ教材)
  • 在廊解説:会期中に、短い解説タイムや対話の時間を設ける予定です。
  • 会場候補:ROUTE GALLERY
  • 会期:2026年5月15-19日

2)教材の拡充とプログラムのブラッシュアップ 

今回のクラウドファンディングで、展示制作だけでなく、教材(テキスト、チャート、配布物)をより使いやすく整備し、プログラムの質を上げます。 「雑にやらない」ことは、これまでも大切にしてきました。 参加者が最後まで安心して体験できるよう、持ち帰り用のタッパーや手提げ袋も用意し、使い捨て食器も安価なものではなく場の質を損なわないものを選んでいます。こうした丁寧さを“続けられる形”にします。

3)社会的有効性をデータで示す

本プロジェクトは、展示で終わりではありません。 ワークショップの実施とアンケート等を通じて、参加前・直後・数か月後の変化を追い、この取り組みの社会的有効性をデータとして示すことを目指します。

現在の準備状況

展示「考える食堂展」は、2026年5月中旬の開催に向けて準備を進めています。展示内容の骨子(栄養を“ものさし”として、日々の食選択を自分で設計するための参照枠)は固まっており、パネル構成と体験導線の設計、掲出物の原稿づくりを進行中です。
現在、キービジュアル/告知物のデザインを制作中で、印刷物・展示パネル・ステッカー等は見積と仕様調整を行っています。
クラウドファンディング成立後は、展示物の印刷・制作を本発注し、会場設営と運営準備を行います。リターンについては、お礼メールは順次、手ぬぐい等の制作物は支援状況に応じて必要数を製造し、完成次第お届けします(追加生産が発生した場合、発送時期が前後する可能性があります)。
最新の進捗はプロジェクトページとSNSで随時共有します。

リターンについて

本プロジェクトのリターンは、「考える食堂展」を実現するためのご支援へのお礼です。
迷った方は、まずは「とにかく応援(ご支援)」をお選びください。展示にお越しの方には、受付にて支援者ステッカーをお渡しします(来場時にお声がけください)。
また、より深くテーマを掘り下げたい方向けにオンライン相談/オンライン講座、組織で導入検討したい方向けに法人・団体様向けプログラムもご用意しています。

支援の上、展示会場に起こしくださった方には、ステッカーをご提供させていただきます。

ご支援の使い道について

本プロジェクトでは、展示開催を応援していただく個人向けのご支援に加え、法人・団体向けの講座やワークショップ等のリターンもご用意しています。

法人・団体向けリターンは金額が大きく見える場合がありますが、講座やワークショップの準備・運営など、実施に伴う費用を含むため、表示される達成額のすべてがそのまま展示運営費になるわけではありません。

このプロジェクトの目標金額は、展示を実施するための最低限のラインとして設定しています。目標を上回るご支援をいただけた場合は、展示内容の充実や記録・発信の強化、今後のワークショップや関連企画の準備などに活用していきます。

また、この展示は入場無料でひらくことを大切にしています。いただいたご支援は、今回の展示を支えるだけでなく、これからこの場に出会う誰かの参加機会をひらくことにもつながります。応援が、次の人へ場を手渡していくような循環になれば嬉しいです。

スケジュール(目安)

3月4-7日 学内にてプロトタイプの展示
5月15-19 日 ROUTE GARALLY@東上野 にて 本展示
6月〜10月 会期後ワークショップ実施(オンライン・対面)
秋~  データ整理・発信・企業研修等への展開準備

最後に

「それぞれが自分の食生活を主体的に自信をもってデザインできる社会」。 いろんな食情報に振り回されず、専門家でなくても自分の選択をできる社会へ。 

「考える食堂」は、国が示す信頼できる基準(日本人の栄養摂取基準など)を土台にしています。 その土台を手に、自分の体の声を聞き、生活条件に合わせて“選び取る力”を育てる。その第一歩が、「考える食堂」です。

今回のクラウドファンディングで、教材をより充実させ、プログラムをブラッシュアップしながら、この取り組みの社会的有効性をデータで示していきたいと考えています。 その効果を丁寧に証明することで、企業研修への導入や、さらなる支援へとつなげ、この活動を継続・拡大していく予定です。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

  • 制作・ディレクション費 ギャラリーレンタル料

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • いつも応援ありがとうございます。今回は、「考える食堂展」につながる実践のひとつとして、大学で始まった新しい取り組みをご報告します。4月2日、デジタルハリウッド大学の新入生オリエンテーションで、食育についての特別講義を担当しました。テーマは、「食べることを、自分で選ぶ」です。大学に入ると、食は「与えられるもの」から「自分で選ぶもの」へと変わっていきます。一人暮らしを始める人もいれば、家から通っていても、学食やコンビニ、外食など、自分で食を選ぶ場面は確実に増えていきます。だからこそ、何をどう食べるかを、自分の身体や暮らしに照らして考えられることが大切になります。講義では、食事をひとまとまりのものとして受け取るのではなく、食材の役割や量に目を向けること、そして栄養学を「正解を押しつけるルール」ではなく、自分で考えるための“ものさし”として使うことをお話ししました。好き嫌いを矯正するのではなく、自分の感覚を大切にしながら、食べることを考えていく。そのことを、新入生のみなさんに伝えたいと思いました。今回の取り組みで重要なのは、単に食について学ぶ機会をつくることではありません。新しい藤井学長のもとで、学生が自分の健康を自分で考えられるように、そのための環境を大学として整えていこうとしていることです。好き嫌いは大切にしてほしい。けれどその一方で、まずは試してみてほしい。そうしたメッセージが、講義だけでなく、実際の食の場にもつながろうとしています。その実践の場が、大学のカフェテリアです。すでにカフェテリアでは野菜料理の提供が始まっており、4月14日からは新しいワンプレートメニューの提供も始まる予定です。大学としても、こうしたかたちで食育と日々の食環境を結びつけていくのは初めての試みです。特に大きいのは、サラダではなく、調理された野菜が定常的に学食で提供されるようになることです。野菜が大切だとわかっていても、毎日の食事のなかで継続してとるのは簡単ではありません。だからこそ、個人の努力だけに委ねるのではなく、大学という場の側で、選びやすい形を用意していくことに意味があると考えています。知識として「身体にいい」と理解するだけでなく、実際に食べてみて、自分にとってどうかを感じてみること。おいしいのか、食べやすいのか、続けられそうなのか。そうしたことを自分で観察しながら考えられる環境をつくろうとしている点で、この取り組みはかなり画期的だと感じています。私自身も、このカフェテリアの企画に参画しており、講義と日々の食環境づくりの両面からこの試みに関わっています。完成したものを一方的に渡すのではなく、実際に食べてみた感想や反応を受け取りながら、一緒に育てていくプロジェクトでもあります。私は、こうした考え方そのものが「デザイン」だと捉えています。見た目を整えることだけではなく、限られた胃袋、時間、予算、環境のなかで、何をどう満たすかを考えること。さらに、そのための見取り図を持ち、選びやすい環境を整えることもまたデザインです。食べることを、感覚だけでも正しさだけでもなく、自分で考え、選べるようにする。そのための条件を設計していくことが、今回の取り組みの根底にあります。こうした大学での実践は、今まさにすすめている「考える食堂展」にもつながっています。食べることを、正しさだけで語るのではなく、自分の身体や暮らしに照らして考え、選べるようにすること。そのための参照枠を、研究だけでなく展示として社会にひらいていきたいと考えています。大学の中での実践と、「考える食堂展」として社会にひらく試みは、私の中では地続きのものです。今回の講義とカフェテリアでの新しい取り組みもまた、その大事な一歩だと感じています。ご支援いただいているみなさまのおかげで、研究を展示としてひらくだけでなく、実際の場で試みを重ねながら進めることができています。引き続き、展示準備の進捗や関連する取り組みについて、活動報告でも少しずつお伝えしていきます。いつも本当にありがとうございます。 もっと見る
  • 少し更新が空いてしまいましたが、近況のご報告です。現在、17名の方から107,500円のご支援をいただき、目標額の15%まできました。そして、クラウドファンディング終了まで残り25日となりました。ひとつひとつの応援が本当にありがたく、励まされています。本当にありがとうございます。この間、展示準備と並行して、日本デザイン学会の大会に、まず1本、口頭発表のエントリーを行いました。テーマは、栄養学を「正解を教える知識」ではなく、「自分で選ぶためのものさし」として捉え直す研究です。もう1本、ポスター発表の準備も進めています。今回、あえてクラウドファンディングという形を選んだのは、ただ展示を「開く」ためだけではなく、それをきちんと「届ける努力」をしたいからです。展示のデザイン、制作物、体験の設計、そして会場での伝わり方まで含めて考えたい。さらに、そのために関わってくださる方への謝礼もきちんと含めたいと思っています。研究や実践は、ただ外に出せば届くわけではありません。だからこそ今回は、展示そのものだけでなく、「どう届けるか」まで含めて設計しようとしています。今回のクラウドファンディングは、そのための挑戦でもあります。展示に向けても、研究として形にしていく意味でも、一歩ずつ前に進んでいます。引き続き、応援いただけましたら心強いです。 もっと見る
  • 先日、展示会場の下見に行ってきました。会場は、上野の ROUTE GALLERY。建物全体がリノベーションされていて、併設のブックカフェ ROUTE BOOKSもとても素敵な場所です。当日はかなりの雨でしたが、実際に現地に立ってみることで、展示のイメージがかなり具体的になってきました。今回は、展示のアドバイザーの高橋裕行さんにも同行いただき、パネルの配置やレイアウトの使い方について、具体的なアドバイスをいただきました。展示は、内容そのものだけでなく、どこに何を置くかどういう順番で見てもらうか空間の中でどう立ち止まってもらうかによって、伝わり方が大きく変わります。写真や図面だけでは見えないことも多く、実際に会場で確認しながら考える時間はとても重要でした。ROUTE BOOKS には、コロナ禍前までワークショップ会場としてカフェ2階を貸していただいていたこともあり、今回またこうして関われることをありがたく感じています。場所としてだけでなく、これまで活動を応援していただいてきた場でもあります。プロトタイプ版の展示は、自分ができる範囲のことをやってみる試みでしたが、本展示は外部の視点も入れながら準備を進めています。展示の中身だけでなく、それをどう届けるかまで含めて、丁寧に形にしていきたいと考えています。クラウドファンディングはまだ始まったばかりですが、すでに13人の方がこの展示に力を貸してくださっています。83,500円、達成率11%という数字のありがたさと同時に、その一つひとつの気持ちの重みに胸が熱くなっています。引き続き、展示を丁寧に形にしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る

コメント

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  1. 2026/04/03 23:16

    わあ、本当に素晴らしいプロジェクトですね!正直なところ、そのアイデアにはとても惹かれましたし、大きな可能性を感じています。ぜひ、もう少し詳しくお話を伺えたら嬉しいです。 また、集まった資金は実現に向けた重要なステップに使われるとのことですが、このプロジェクトが実現した場合、人々の生活にどのような変化をもたらすとお考えでしょうか。 ぜひ詳しくお話しできる機会を楽しみにしています!プロフィールに記載しているメールアドレス、またはダイレクトメッセージでご連絡いただけますと幸いです。もし追加のサポートが必要でしたら、資金面でお力になれる可能性についても前向きに検討させていただきます。

    1. 2026/04/06 16:04

      Itsuki63さま ご丁寧なコメントをありがとうございます。 プロジェクトの趣旨に関心を寄せていただき、とても励みになります。 この取り組みは、食を「正しさ」だけで捉えるのではなく、一人ひとりが自分の身体や暮らしに照らして考え、選ぶための視点をひらいていくことを目指しています。 実現した先には、日々の食選択のなかで、自分に合ったあり方を考えられる人が少しずつ増えていくことを願っています。 あたたかいお言葉を、本当にありがとうございます。 まずはこのプロジェクト自体を丁寧に形にしていきたいと思っておりますので、引き続き見守っていただけましたら嬉しいです。


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