食の情報があふれる今、食事を「自分で選べる」栄養学のものさしを届けたい

食の情報に迷う人へ。栄養学を“守るべき正しさ”ではなく、毎日の食事を少し考えやすくする視点として体験できる展示「考える食堂展」を開催します。

現在の支援総額

540,700

77%

目標金額は700,000円

支援者数

91

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2026/03/17に募集を開始し、 91人の支援により 540,700円の資金を集め、 2026/04/25に募集を終了しました

食の情報があふれる今、食事を「自分で選べる」栄養学のものさしを届けたい

現在の支援総額

540,700

77%達成

終了

目標金額700,000

支援者数91

このプロジェクトは、2026/03/17に募集を開始し、 91人の支援により 540,700円の資金を集め、 2026/04/25に募集を終了しました

食の情報に迷う人へ。栄養学を“守るべき正しさ”ではなく、毎日の食事を少し考えやすくする視点として体験できる展示「考える食堂展」を開催します。

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「何が正しいか」はたくさん語られていても、自分の身体や暮らしに照らして、どう食事を選べばいいのかを考えるのは、意外と難しいものです。

私たちは、体調や気分、忙しさ、家計、生活リズムなど、さまざまな条件の中で毎日の食事を選んでいます。だからこそ、ひとつの正解をそのまま守るだけでは、日々の食はうまく回らないことがあります。

「考える食堂展」では、栄養学を“守るべきルール”として押しつけるのではなく、自分にとっての「ちょうどいい」を考えるための視点を、見て・考えて・体験できる形でひらいてみたいと思っています。

はじめまして。高橋佳代子です。

私はこれまで、栄養学の知識を土台にしながら、一人ひとりが自分の身体や暮らしに照らして、食を主体的に選べるようになるにはどうしたらよいかを考えてきました。

今回の「考える食堂展」は、大学院で続けてきた研究を、論文の中だけで終わらせず、実際に人が見て、考えて、持ち帰れる形として社会にひらく試みです。

これまでの活動・経歴

女子栄養短期大学で学んだ後、通信教育の会社で栄養士として働きながら、栄養と食のプログラムづくりに携わってきました。

その後、楽天株式会社では社員食堂のディレクターとして、働く大人の食の課題に向き合ってきました。

2015年からは食育ワークショップ「おとな食堂」をスタートし、食を“正しさ”だけでなく、自分の暮らしや身体との関係の中で考える実践を続けてきました。

2018年にはTEDxFukuokaに登壇、2020年には映画『もったいないキッチン』に出演。2026年3月、デジタルハリウッド大学大学院 修士課程を修了しました。

食の正解をひとつ増やすのではなく、それぞれの人が自分なりに考えるための視点を持てる場をつくりたい。そんな思いで、この展示を準備しています。

このプロジェクトで実現したいこと

このプロジェクトで実現したいのは、

栄養学の知識を「知って終わり」にするのではなく、日々の食事に使える形で体験し、持ち帰れる場をつくることです。

私たちの食事は、体調、気分、好み、予算、時間、生活リズムなど、さまざまな条件の上に成り立っています。だからこそ、「これが正解」とひとつの答えを押しつけるだけでは、日々の食はうまく回りません。必要なのは、誰かの正解をそのまま守ることではなく、

自分の身体や暮らしに照らして「今日はどう選ぶか」を考えるための視点です。

「考える食堂展」では、栄養学を“正しさ”として押しつけるのではなく、自分にとってのちょうどよさを考える手がかりとして体験できるように設計します。

展示を通して目指しているのは、

・食を「正解探し」だけで見ないこと
・栄養学を、生活の中で使える形で捉え直すこと
・完璧でなくても、自分なりに選ぶ足場を持つこと

です。

大学院では、このテーマについて研究を続けてきました。そして2026年3月には、学内でプロトタイプ展示を行い、来場者の反応をもとに改善を重ねてきました。

今回のクラウドファンディングでは、その内容をさらに磨き、2026年5月に東上野・ROUTE GALLERYで本展示として公開するための準備を進めています。

このプロジェクトは、ひとつの展示を実現するためだけのものではありません。食を「正しいかどうか」だけで判断するのではなく、一人ひとりが自分の身体や暮らしに照らして考えられるようになるための、入口をひらく試みでもあります。

なぜこの展示をひらくのか

「食」は毎日のことなのに、どうしてこんなに判断が難しいのだろう。この問いが、私の活動の出発点にあります。

世の中には、健康や栄養に関する情報がたくさんあります。
けれど、情報が多いほど、「何を信じればいいのかわからない」「自分には何が合っているのかわからない」という迷いも大きくなっていきます。さらに、カロリーや糖質、PFCバランスなど、数字で語りやすい情報だけが先に広がって、食事がいつのまにか「正解探し」になってしまうことも少なくありません。

でも本来、食事はもっと生活に近いものだと思っています。忙しい日もあれば、体調がいまひとつの日もあり、家計や時間や気分によって選び方が変わるのも自然なことです。

私は、国が示す信頼できる基準を土台にしながらも、そこから先は、一人ひとりが自分の身体や暮らしに合わせて考えられるような、学びや体験の場が必要だと感じてきました。

これまでワークショップや食堂づくりに関わる中でも、「正しい知識」だけでは人は動けないこと、けれど自分に引き寄せて考えられる形になると、食との向き合い方が少しずつ変わっていくことを見てきました。

今回の「考える食堂展」は、そうした問いや実践の積み重ねを、論文の中だけで終わらせず、実際に人が見て、考えて、体験できる場としてひらいてみたい、という思いから始まりました。この展示は、研究発表の場というよりも、来場した方が自分の食を少し考えやすくして帰れる場を目指しています。

現在の準備状況

「考える食堂展」は、2026年5月の開催に向けて準備を進めています。

大学院での研究をもとに、2026年3月には学内でプロトタイプ展示を行い、来場者の反応を見ながら内容を見直してきました。今回の本展示では、その経験をふまえて、より伝わりやすく、より体験として届く形に整えていきたいと考えています。

現在は、展示パネルの構成や原稿づくり、空間の見せ方の検討、印刷物の準備、告知や広報のための制作を進めています。

また、DMの設置も少しずつ始まっており、ゆる学徒カフェHIRAKU 01 IKEBUKURO SOCIAL Design LIBRARYROUTE BOOKSデジタルハリウッド大学 などにご協力いただいています。こうして少しずつ、展示が社会の中にひらき始めていることをありがたく感じています。

今回の展示では、内容だけでなく、来場してくださった方にとって体験として気持ちよく届くことも大切にしたいと思っています。そのため、空間や見せ方についても、専門性を持つ方々にご相談しながら準備を進めています。

本番までの限られた時間の中で、来てくださった方にとって意味のある展示になるよう、ひとつずつ形にしているところです。

ご支援の使い道

今回の展示では、ただ情報を並べるのではなく、来場した方が「見て終わり」ではなく、自分の食について少し考えたくなるような体験になることを大切にしています。

そのために、内容そのものだけでなく、空間の見せ方や展示の伝わり方についても、専門性を持つ方々に入っていただきながら準備を進めています。

大学院で続けてきた研究の内容を、論文のままではなく、実際に人に届く形、体験できる形に翻訳するためには、展示設計、デザイン、印刷、会場づくりなどに、どうしても一定の費用が必要になります。

今回のクラウドファンディングでいただいたご支援は、会場費、展示制作費、パネルや配布物の印刷費、デザイン費、展示ディレクション費、広報費などに充てさせていただきます。

私は今回、できるだけ多くの方に開かれた場にしたいと考え、展示は無料でご覧いただける形で準備しています。だからこそ、届け方や体験の質の部分にきちんとお金をかけ、来てくださった方にとって意味のある場にしたいと思っています。

この展示は、研究内容を紹介するだけの場ではなく、食を「正しさ」だけでなく、自分の身体や暮らしに照らして考えるための入口をひらく場にしたいと思っています。その実現のために、ご支援をお願いしています。

リターンについて

今回のリターンは、この展示を応援してくださる方との接点が、支援だけで終わらないものになるように考えました。

展示を気軽に応援していただけるものから、実際に会場で体験していただけるもの、そして法人・団体の方向けに、講座やワークショップとしてこのテーマを日常や仕事の場にひらいていけるものまでご用意しています。

ご支援いただくこと自体が展示実現の大きな力になりますが、それと同時に、それぞれの形でこのテーマと出会っていただけたら嬉しいと思っています。

展示を見に来てくださる方、活動を遠くから応援してくださる方、職場やコミュニティの中で食について考える機会をつくりたい方。それぞれに合った形で関わっていただけるように、リターンを設計しました。

今回のプロジェクトは、ひとつの展示を実現することだけでなく、「食を自分で考えるための視点」を、さまざまな形で社会にひらいていくための試みでもあります。ご自身に合う形で応援いただけたら、とても嬉しいです。

各リターンの詳細は、ページ右側をご覧ください。

これまでとこれから(目安)

3月4日〜7日 学内にてプロトタイプ展示を実施
5月15日〜19日 ROUTE GALLERY@東上野 にて本展示
6月〜10月  会期後ワークショップ実施(オンライン・対面)
秋~    データ整理・発信・企業研修等への展開準備

最後に

食の情報が多すぎる時代に、「正しい食」をひとつ増やすことよりも、自分の身体や暮らしに照らして選べる人を増やしたい。それが、私がこの展示で目指していることです。

完璧な食事を毎日続けることは難しくても、自分なりの視点を持つことで、明日からの食事は少し考えやすくなります。

「考える食堂展」は、栄養学を遠い知識ではなく、日々の暮らしの中で使えるものとして手渡すための試みです。

大学院で続けてきた研究を、論文の中だけに閉じず、実際に人が見て、考えて、持ち帰れる場として社会にひらく。その一歩を、ぜひ応援していただけたら嬉しいです。

ご支援はもちろん、ページのシェアや展示のご紹介も、大きな力になります。どうぞよろしくお願いいたします。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

  • 展示制作・ディレクション費 ギャラリーレンタル料

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • ご支援くださったみなさまへ「考える食堂展」の関連企画として、会期中の2026年5月17日朝に霞が関ばたけさんでギャラリー内で開催いただいた勉強会の記録ページが公開されました。第224回たかはしかよこ(栄養士・食栄養環境デザイナー)「『正しい』より『ちょうどいい』。たかはしかよこさんと考える、自分の食の見つけ方」当日は、展示で扱ってきた「栄養学を、自分の食生活を考えるための参照枠として使う」という考え方をもとに、参加者のみなさんと食選択について考える時間になりました。参加者の方からは、「メニューではなく、量で考える視点がユニークで合理的」「栄養を考えることが倫理まで繋がっている」「正しい基準に当てはめなくても、自分にあった理想の食事バランスで満足を得られればいい」といった感想をいただきました。クラウドファンディングを通して実現した展示が、このように次の対話の場へつながっていることを、とてもありがたく感じています。引き続き、展示の記録や、そこから見えてきたことを少しずつ報告していきます。現在、「考える食堂」のワークショップも募集中です。栄養学を“正解を教わるもの”としてではなく、自分の食生活を観察し、考えるための参照枠として使ってみる時間です。食生活を見直したい方、食や栄養について自分の言葉で考えてみたい方、教育・福祉・地域・職場などで食に関わる場をつくっている方にもご参加いただけたら嬉しいです。▼詳細・お申し込みはこちら(Patix)https://peatix.com/event/5019082/ もっと見る
  • ご支援くださったみなさまへ「考える食堂展」のギャラリートークのレポートに続き、展示の背景にあるもうひとつの実践についてnoteにまとめました。https://note.com/psty/n/nde06d75a0195今回の記事では、展示の直前に関東学院大学のソーシャルデザインの授業で行った「食堂から考えるソーシャルデザイン」という授業について書いています。考える食堂展では、栄養学を「正解」や「評価」のためではなく、自分の食を眺めるための参照枠として使うことを大切にしました。その考え方は、展示だけで急に生まれたものではありません。大学の授業で学生さんたちと一緒に、食堂への不満や期待、自分にとっての「おいしい」、食事バランスのチャート、好き嫌いや体質のことを考える中で、少しずつ形になっていきました。授業で印象的だったのは、学生さんたちが食に無関心なのではなく、ただ言葉にする機会や、自分の食生活を眺める道具が少なかったのだということです。「足りない」と見えたものを、すぐに直すべき欠点にしない。まずは、自分の食の形として受け止める。この感覚は、展示の体験設計にも大きく反映されました。ご支援いただいた展示は、こうした実践の積み重ねの上に立ち上がったものでもあります。よろしければ、こちらの記事も読んでいただけたら嬉しいです。https://note.com/psty/n/nde06d75a0195 もっと見る
  • こんにちは。「考える食堂展|見える栄養学を、自分のものさしに。」のたかはしかよこです。展示会期中の5月16日夜、フードイラストレーターの松野美穂さんをお迎えして、ROUTE BOOKS 2Fにてギャラリートークを開催しました。テーマは、食堂から考えるソーシャルデザインと、おいしさ。少し大きなテーマに聞こえるかもしれませんが、当日は皆さんと崎陽軒の季節のお弁当初夏をいただきながら、「このお弁当のどこがいいんだろう」「自分にとって、いいご飯とは何だろう」ということを話していく、とても具体的な時間になりました。トークを終えて、noteに振り返り記事を書きました。https://note.com/psty/n/n5ab0ec9d1852今回のトークで改めて感じたのは、「おいしい」は味だけでできているわけではない、ということです。見た目、食感、温度、手間、季節感、安心感、作り手の気配、自分の体調、その日の気分。そうしたものが重なって、私たちは「これはいいご飯だ」と感じているのだと思います。そして、それは今回の展示で伝えたかったこととも重なります。栄養学を、誰かを評価したり、正解に従わせたりするものではなく、自分の体や生活を観察するための道具として使うこと。食べることを、もう少し自由に。でも、雑にではなく。自分の体と、自分の気持ちを、ちゃんと手元に置いておくこと。「考える食堂展」は、その入口をつくるための展示でした。展示は終了しましたが、この取り組みはここで終わりではありません。現在、オンラインワークショップ「見える栄養学を、自分のものさしに」の参加者を募集しています。ワークショップでは、日々の食事を振り返りながら、自分にとっての「ちょうどいい食べ方」を一緒に探していきます。クラウドファンディングで応援してくださった皆さまには、展示を形にするところまで支えていただきました。ここからは、展示で生まれた問いを、実際の生活の中で使える形へと育てていきたいと思っています。ワークショップの詳細・お申し込みはこちらです。https://peatix.com/event/5019082今後の活動情報は、Peatixの「考える食堂」グループでもお知らせします。https://otona.peatix.com/改めまして、「考える食堂展」を応援してくださり、本当にありがとうございました。いただいた応援を、次の実践へつなげていきます。 もっと見る

コメント

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  1. 2026/04/03 23:16

    わあ、本当に素晴らしいプロジェクトですね!正直なところ、そのアイデアにはとても惹かれましたし、大きな可能性を感じています。ぜひ、もう少し詳しくお話を伺えたら嬉しいです。 また、集まった資金は実現に向けた重要なステップに使われるとのことですが、このプロジェクトが実現した場合、人々の生活にどのような変化をもたらすとお考えでしょうか。 ぜひ詳しくお話しできる機会を楽しみにしています!プロフィールに記載しているメールアドレス、またはダイレクトメッセージでご連絡いただけますと幸いです。もし追加のサポートが必要でしたら、資金面でお力になれる可能性についても前向きに検討させていただきます。

    1. 2026/04/06 16:04

      Itsuki63さま ご丁寧なコメントをありがとうございます。 プロジェクトの趣旨に関心を寄せていただき、とても励みになります。 この取り組みは、食を「正しさ」だけで捉えるのではなく、一人ひとりが自分の身体や暮らしに照らして考え、選ぶための視点をひらいていくことを目指しています。 実現した先には、日々の食選択のなかで、自分に合ったあり方を考えられる人が少しずつ増えていくことを願っています。 あたたかいお言葉を、本当にありがとうございます。 まずはこのプロジェクト自体を丁寧に形にしていきたいと思っておりますので、引き続き見守っていただけましたら嬉しいです。


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