2026年5月15日からROUTE GALLERYで開催している「考える食堂展|見える栄養学を、自分のものさしに。」は、5月17日までに来場者が100名を超えました。
お越しくださったみなさま、気にかけてくださっているみなさま、本当にありがとうございます。
今回の展示は、私の修士論文をもとに構成した体験型の展示です。栄養学を「正解」や「守るべきルール」としてではなく、自分の食生活を見つめるための参照枠=ものさしとして使ってみる。そのために、食品の量を見たり、重さを感じたり、自分の普段の食べ方をチャートにしてみたりする場をつくっています。
会場では、ただ展示を見るだけではなく、たくさんの対話が生まれています。
「思っていたより野菜って多いんですね」「自分はちゃんと食べているつもりだったけれど、見えると違いますね」「栄養って、もっと怒られるものだと思っていました」「“食べるべき”ではなく、“自分で見てみる”というのがいいですね」
そんな声を聞きながら、この展示でやりたかったことが、少しずつ届いているのを感じています。
私がこの展示で大切にしているのは、誰かの食べ方を評価したり、正したりすることではありません。食べることは、身体のことでもあり、生活のことでもあり、文化のことでもあり、その人がこれまで生きてきた時間とも深く結びついています。
だからこそ、まずは「自分はどう食べているのか」を見てみる。そして、「なぜそう食べているのか」「これからどうしていきたいのか」を、自分の言葉で考えてみる。その入り口として、栄養学を使えないだろうか。それが、この展示の試みです。
修士論文を展示にするという形は、決して一般的な方法ではないかもしれません。けれど、研究を紙の中だけに閉じ込めず、実際に人が来て、見て、触れて、話して、持ち帰れるものにしたかった。
100名を超える方がこの場を訪れてくださったことは、私にとって大きな励みです。同時に、「食べること」について、こんなにも多くの人が自分ごととして考える準備を持っているのだと感じています。
会期は、5月19日(火)19時までです。残りわずかですが、まだご覧いただけます。
食べることを、少し違う角度から見てみたい方。栄養学に少し苦手意識がある方。自分の食生活を、責めるのではなく、観察してみたい方。
ぜひ、会場でお待ちしています。
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考える食堂展|見える栄養学を、自分のものさしに。
会期:2026年5月15日(金)〜5月19日(火)
時間:12:00〜19:00会場:ROUTE GALLERY入場無料
https://kangaeru-shokudo.peatix.com/



