
皆様こんにちは!紀宝町ウミガメ公園です。
今日も紀宝町は晴れ!貴重な晴れですが、淡水プールのカメたちはさも当然のように日向ぼっこ中です。
さて、本日はカメのごはんの食べ方についてお話させていただきます。
ご飯の食べ方ってなんだ?と思われるかもしれませんが、カメは住んでいる環境によって物を飲み込むプロセスが異なるのです。
前提として、カメは陸上で生活する種類・水中で生活する種類・水中でも陸上でも生活できる種類に分けることができます。
陸のカメはずっと泳ぎ続けることはできませんし、水のカメはずっと陸にいては脱水になってしまいます。
つまり、体そのものがそれぞれの生息環境に適するように作られています。これにはもちろん口も含まれます。
では、実際どのような違いがあるのか。
一言でいうと、陸上で生活するカメは水中でご飯を食べることが苦手で、水中で生活するカメは水と一緒にごはんを飲み込まないと食べられません。
この違いが発生する理由には、舌が関係しています。
水中で生活するカメは舌が小型で薄いため、舌を使ってご飯を飲み込むことができない代わりに、舌弓という口の骨が発達し吸い込む力が強くなりました。
これによって、ごはんを水と一緒に飲み込んで食べています。
一方陸上で生活するカメは筋肉がとても発達した分厚い舌を持つため、水の助けが無くともご飯を飲み込むことができます。
その代わりに舌弓は小さいため、水中の餌や流動性のある餌を食べるのは苦手です。
水中でも陸上でも生活できるカメは、この中間的なお口をしているため、水中でも陸上でもご飯を食べることができます。
自分のいる環境でご飯が食べられるように進化していく、というのはよく考えると当たり前の事ですが、改めてその仕組みを知ると面白いと思いませんか。
人間は水中でご飯を食べられるのでしょうか?この理論だと不可能なはずですが、できる方がいらっしゃいましたら是非とも拝見したいです。
本日の写真は分厚い舌でレタスを食べるインドホシガメです。
リクガメは若干迎え舌気味なので、お行儀が良いかと言われると微妙ですが、とにかくかわいいのでオールオッケーです。
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