紀宝町ウミガメ公園|ウミガメの命を地域で守る。持続可能な保護の仕組みを作る挑戦!

私たちはウミガメの保護・飼育・研究を行っている三重県紀宝町の「紀宝町ウミガメ公園」です。この活動には年間2,000万円以上の費用がかかり、物価高も重なり厳しい現状です。でも、絶対に止めない。ウミガメの命を地域で守り繋いでいく、新たな挑戦を始めます。ウミガメたちの未来のために力を貸してください!

目標突破
ネクストゴール挑戦中!

現在の支援総額

4,495,050

149%

ネクストゴールは6,000,000円

支援者数

408

24時間以内に5人からの支援がありました

募集終了まで残り

38

紀宝町ウミガメ公園|ウミガメの命を地域で守る。持続可能な保護の仕組みを作る挑戦!

目標突破
ネクストゴール挑戦中!

現在の支援総額

4,495,050

初期目標100%突破

あと 38
149%

ネクストゴールは6,000,000

支援者数408

私たちはウミガメの保護・飼育・研究を行っている三重県紀宝町の「紀宝町ウミガメ公園」です。この活動には年間2,000万円以上の費用がかかり、物価高も重なり厳しい現状です。でも、絶対に止めない。ウミガメの命を地域で守り繋いでいく、新たな挑戦を始めます。ウミガメたちの未来のために力を貸してください!

皆様こんにちは!紀宝町ウミガメ公園です。本日の紀宝町は曇りです。梅雨入りはしましたが、一日中雨という日があまり無いのはまだ幸いです。さて、本日はウンキュウというカメについてお話させていただきます。ウンキュウは、ニホンイシガメとクサガメの交雑種です。簡単に言うとハーフで、ラバ(ウマとロバ)、ライガー(雄ライオンと雌トラ)、ナルーガ(イッカクとシロイルカ)などなど、交雑種が発生することは動物界では起こりうる現象です。ですが、ウンキュウは他の交雑種と決定的に違う特徴を持っています。それは、ウンキュウ自身に子孫を残す能力=生殖能力が備わっていることです。交雑種は基本的に生殖能力を持たないことがほとんどで、特に哺乳類の交雑種はその傾向が強いです。生殖能力を持つか持たないかは、種同士がどれだけ近縁であるかが関わっています。ニホンイシガメとクサガメは種同士が遺伝子的にとても近いため、そのハーフであるウンキュウも生殖能力があるのです。ここまでだと生殖能力がある交雑種の方が良いという印象を抱く方もいるかと思います。ですが野生下で交雑種が増え、ウンキュウ同士、ウンキュウとクサガメ、ウンキュウとニホンイシガメで交雑が進んでしまうと、取り返しのつかないことになってしまうのです。交雑が進むと、純粋なニホンイシガメ、純粋なクサガメが減り、究極はウンキュウのみになってしまいます。特にニホンイシガメにおいては、ミシシッピアカミミガメやクサガメ等の外来種によって生息地を奪われ、個体数の減少が問題視されています。そんななかでクサガメと交雑してしまうと、純粋なニホンイシガメはより減少してしまうのです。ウンキュウを自然に放すことは、日本の大切な固有種であるニホンイシガメだけでなく、クサガメまでもを種の危険にさらしてしまう可能性があります。ウンキュウはあくまで交雑種であり、種として独立した存在ではありません。ウンキュウというのもニックネームに過ぎないです。ですが、呼び名が付くほど広く浸透し、愛されている存在であることもまた事実です。ぜひ野外に放つことなく、おうちで可愛がってあげてくださいね。本日の写真はそんなウンキュウとニホンイシガメです。どちらがどちらかわかりますか?両親のいいとこどりで本当にかわいいカメです。ウミガメ公園にはクサガメもいますので、ぜひ三匹見比べてみてください。本日もご覧いただきありがとうございました。SNSでの拡散のご協力、是非よろしくお願いいたします。


皆様こんにちは!紀宝町ウミガメ公園です。本日の紀宝町は曇りですが暖かく過ごしやすいです。今日6月16日は1年に1度の「世界ウミガメの日」です!もともと世界はカメを中心に回っていますが、今日はその中でもウミガメが主役です。ウミガメ公園では、保護しているウミガメの放流を見ていただけるイベントを開催しました。なぜ6月16日かといいますと、アメリカの海洋生物学者Archie Carr博士の誕生日にちなんでいます。カー博士はウミガメ研究の権威で、世界初のウミガメ保護団体を設立し、研究だけでなく保護活動にも精力的に活動しました。アメリカには彼の名前を冠した国立公園や野生生物保護区があるほどです。世界ウミガメの日は、ウミガメの保護活動促進のために設立されました。ウミガメの保護活動は世界中で進んでいます。特にアオウミガメではかなり活発化しています。日本でも本州ではアカウミガメ、島ではアオウミガメの産卵調査・保護が行われています。ただ、ウミガメはまだまだ生態が良く分かっていない生物です。加えて、人のもとで孵化した個体がどれほど生き残って産卵しているのかは推定がまだ難しい状態です。現在行われている産卵保護活動が個体数の回復にプラスになるのかの答え合わせは、数十年後になる可能性があります。では我々は、ウミガメの研究が発展するのを指を咥えて待っているほかないのでしょうか。私たちが今日からできるウミガメ保護活動のひとつに、プラスチックごみの削減があります。ウミガメのように長寿な海洋生物は、その長い一生の間に膨大な量のプラスチックを摂取する可能性があります。これらは体内で消化できず蓄積するため、消化管が詰まるなどの物理的な障害から、有害化学物質による健康被害まで様々な問題が発生します。海洋プラスチック問題は、単にプラスチック製品を海にポイ捨てしなければいい、という話ではありません。5㎜以下の大きさのマイクロプラスチック、さらには肉眼では見えないナノプラスチックは、衣服を洗濯した排水からも海洋に流出していることがわかっています。他にも人工芝、車のタイヤの摩耗粉塵からもマイクロプラスチックは発生し、海洋生物への影響が懸念されています。これらはそれぞれなるべく出さないための工夫がありますので、ぜひ検索してみてください。海は国境を越えて世界中をつないでいます。私たち日本人だけが頑張っても、他の国だけが頑張ってもこの問題は解決しません。世界ウミガメの日という、世界共通でウミガメの保護について考える今日、様々な国の様々な立場の人間が海洋問題について関心を持つきっかけになったらいいなと思います。ウミガメ公園も今後も混獲個体の保護活動をつづけ、1人でも多くの方にカメの魅力を知っていただけるきっかけになれるよう、精いっぱい努力させていただきます。このクラウドファンディングでいただくご支援も、ウミガメ保護活動のためにありがたく使わせていただきます。硬いお話になってしまいましたが、今日はウミガメを目一杯かわいがる日です。ぜひウミガメ公園の各種SNSをご覧になって、ウミガメを摂取してくださいね。皆様のウミガメ可愛い!という気持ちが未来の保護につながります。本日の写真は放流するウミガメに付ける個体識別のタグです。同じ番号は一つもないので、ウミガメ用のマイナンバーのようなものです。わたしはもしかしたら個人情報の漏洩でウミガメから訴えられるかもしれません・・・この報告が消えていたら察してください。本日もご覧いただきありがとうございました。SNSでの拡散のご協力、是非よろしくお願いいたします。


混獲のおはなし
2026/06/15 13:27

皆様こんにちは!紀宝町ウミガメ公園です。本日の紀宝町は曇りで、もわっとした生暖かい空気に包まれています。館内もいつもより暖かく、カメ達にとっては心地よいかもしれません。ウミガメは現在、7種類全てが絶滅危惧種に指定されています。絶滅が危惧されている原因は多岐にわたりますが、その中の大きな原因の一つが混獲です。混獲とは、漁において目的とは違う魚、イルカなどの哺乳類、海鳥、そしてウミガメが網に掛かってしまうことを指します。どの種類の生きものでも混獲された個体の多くが死んでしまいます。ウミガメ類は年間で40万頭前後が混獲の被害を受けているという報告があります。しかし、漁法や国によってもその数は大きく異なるほか、IUU漁業で混獲された個体は数えようが無いため、正確な被害個体数の推測は困難なのが現状です。混獲はただ単にウミガメの個体数が減ってしまうだけではなく、海洋全体の生態バランスを崩してしまう危険性もはらんでいます。ウミガメにとって混獲は深刻な個体数現象を引き起こす要因のひとつですが、漁師さんたちにとっても網が壊れてしまったり、目的の魚がカメに食べられたり、カメを逃がす手間がかかったりとお互いにとってデメリットしかありません。カメにとっても漁師さんにとっても良いことが無い混獲問題。混獲を少しでも減らすため、混獲されてもなるべく傷を少なく海に返すため、多くの取り組みが行われています。とくに、マグロのはえ縄漁ではその取り組みが顕著です。はえ縄漁は一本の長いロープに等間隔に短いロープを枝状につなぎ、先端に釣り針をつけて行う漁で、ウミガメや海鳥が針にかかることがあり環境問題になっています。ですが近年はウミガメの生息水深とは異なる水深で縄を引いたり、ウミガメにとっては食べにくい形状の針が開発されたり、混獲されたウミガメから比較的苦痛を減らして針を外す機械が開発されたりと、様々な取り組みによって混獲による個体数現象を防ぐ取り組みが行われています。ウミガメ公園では混獲された個体を一時的に保護し、元気になったら海へ返す取り組みを行っています。保護活動ができるのも、混獲されたときに連絡をくださる漁師さんあってのもの。こうした様々な取り組みが行われていることを多くの方が知り、もっと混獲対策が発展していけばいいなと思っています。もちろん混獲は減っていくのが望ましいですが、上手に共存していけたらいいな、と最近美味しいお寿司を食べて感動した飼育員は思います。今日の写真は元気になり海へ返るアオウミガメです。よく見ると一体一体体色や鱗板の数が異なっていたりして面白いです。今いるカメ達も早く海に返り長い長いカメ生の続きを謳歌してほしいですね。本日もご覧いただきありがとうございました。SNSでの拡散のご協力、是非よろしくお願いいたします。


本日はウミガメ公園の大人気イベント、飼育員さん体験をご紹介させていただきます。こちらは土日祝日に開催しているイベントです。一日一組様限定で開催させていただいているため、ご希望の方が多いと抽選になってしまいます。全国各地のご家族が体験に参加してくださっており、スタッフ一同ありがたい気持ちでいっぱいです。体験内容は天候により多少変更はありますが、様々なカメにエサやりをして頂いたり、ウミガメの子どもを磨いていただいたりしております。そのなかで説明を聞いたり、実際に観察して発見したり、たくさん新しい学びを得ていただけるように頑張っています。当日は飼育員とおそろいの制服を着てお仕事をして頂くので、お子様たちの表情もだんだんとプロの顔つきに変わっていっている気がします。もちろん制服はそのままプレゼントさせていただいています!いただくお声で多いのが、親御様も楽しめたというものです。体験中は親御様も一緒にカメ達に触っていただけますし、普段は入れない場所にも入っていただけます。お父様、お母様のほうが熱心に質問をくださる場合も多く、飼育員もやりがいを感じております。実はこちらの体験、クラウドファンディングの返礼品にもなっているんです!よろしければご支援とともに、親子でカメに詳しくなってみませんか?道の駅の小規模な施設だからこそできる、特別な体験を提供させていただきます!全国の生きもの好き、カメ好きのお子様とお話ができて、飼育員にとっても刺激になっています。大人顔負けの知識を持っているお子様もいて、カメの未来は明るいなと感じています。本日はそんなちびっこ飼育員さんのお仕事風景です。大きなカメから小さなカメ、陸に住むカメから海にすむカメまで様々なカメたちのお世話を体験していただけますので、南紀旅行の思い出の一つにいかがでしょうか。本日もご覧いただきありがとうございました。SNSでの拡散のご協力、是非よろしくお願いいたします。


皆様こんにちは!紀宝町ウミガメ公園です。「鶴は千年亀は万年」という言葉は様々な所で耳にすると思います。鶴もカメも長寿の象徴の動物ですから、それにあやかって縁起を担ぐ言葉です。本日は、カメは本当に万年生きるかについてお話させていただきます。最初に、残念ながらカメは万年生きません。ですが人間より長生きするカメはいます。まず、生物は基本的に体が大きく代謝がゆっくりであるほど長生きし、身体が小さく代謝がはやいほど短命な傾向があります。それに加え、爬虫類は変温動物のため、体温の維持にエネルギーコストを消費しません。ですので、同じ大きさの哺乳類や鳥類よりは長生きする傾向があります。それを踏まえまして、陸上で一番長寿な動物はアルダブラゾウガメの亜種の個体でジョナサンという名前がついています。ジョナサンさんはなんと齢193歳。人間の平均寿命は71.4歳なので、約2.7倍。今から193年前は、日本は江戸時代。世界では、アヘン戦争が起こる少し前です。ダイナマイトを発明し、ノーベル賞を設立したアルフレッド・ノーベルが生まれた年に生まれたと考えられています。考えられています、というのはジョナサンさんの記録が残っているのが193年前からだからです。実際はもう少しお年を召している可能性もありますが、なんたってその当時の事を知る人間はもう誰も居ません。アルダブラゾウガメを含むゾウガメの仲間は、総じてかなり長寿な傾向があります。決してジョナサンさんがとびぬけて高齢なわけでは無く、150~200歳近いと言われる個体は複数います。100年くらい生きるゾウガメは決して珍しい存在ではありません。体がとても大きく、代謝が非常にゆっくりなおかげで長生きができるのです。ゾウガメはカメの中でも長寿な生き物ですが、他のカメも同じサイズの動物と比較するとはるかに長生きです。時代の移り変わりを見てきたそのまなざしは、人間がいかにちっぽけな存在であるかを教えてくれます。人間よりもはるかに昔からゆっくりと進むカメ達の営みを、人間が止めることが無いようにしていきたいですね。本日の写真はまだまだひよっこなギリシャリクガメです。先輩カメにかこまれてすくすく成長してほしいですね。本日もご覧いただきありがとうございました。


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