
皆様こんにちは!紀宝町ウミガメ公園です。
本日の紀宝町は昨日に引き続き雨です。リクガメたちは、次の晴れの日まで暖かいバックヤードでお休み中です。
さて、今日は「インドホシガメ」を紹介させていただきます。
インドホシガメは比較的小型のリクガメで、インドとその周辺国に生息し、甲羅の放射状に広がる線が星のように見えることからこの名前が付きました。
確かにとてもきれいな甲羅なのですが、これを見て星みたいだ、と思った感性がとても素敵だと思います。
個人的な話なのですが、宇宙を連想させる名前が付けられている生物がとても好きなんです。
地球の生物を見て宇宙を感じるなんてなんだかとってもロマンを感じませんか?
さらに余談ですが、宇宙に関連する名前が付けられている生物は圧倒的に海洋生物が多い気がします。
サンフィッシュ(マンボウの英名)、ムーンジェリーフィッシュ(ミズクラゲの英名)、ギンガハゼ、ホシゾラワラエビ、ホシエイ、スターゲイザーなどなど、、、
人類は謎多き宇宙と海洋を重ね合わせずにはいられないのかもしれません。
そんななかで陸上生物ながら星の名前を冠するインドホシガメは、命名者の感性の豊かさをより感じます。
話をインドホシガメに戻します。このカメ、学名の種小名を「優雅な」という意味のelegansといいます。
まさにこのカメにぴったりの名前で、昔から観賞用に愛されていたことが伝わります。
現在もペットとして高い人気を誇る種類ですが、その人気の高さから密輸により個体数が激減し、ワシントン条約により商業目的での国際取引が禁止されました。
リクガメを含むカメの仲間は、人間による影響で絶滅の危機にある種類がとても多いです。
これからも人間とカメ達が一緒に生きていくためには、ルールの厳守が不可欠です。
ウミガメ公園のインドホシガメはワシントン条約の規制がかかるよりもずっと前からいるので、ウミガメ公園のほとんどのカメより先輩です。
残念ながら普段一緒にいるのがケヅメリクガメやアルダブラゾウガメといった大型種のため、先輩の威厳は発揮できていなそうですが、、、
本人なりの猛スピードでご飯を食べる姿は、エレガントというよりはかなりキュートです。
本日の写真はサボテンを食べるインドホシガメです。
反対側はケヅメリクガメに奪われていましたが、なんとか残りは飼育員が死守しました。インドホシガメはその場で咀嚼していただけです。
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