
皆様こんにちは!紀宝町ウミガメ公園です。
本日の紀宝町は台風の影響で大雨です。ウミガメ公園にお越しの際は、道中どうぞお気をつけください。
さて、今日は「タバスコクジャクガメ」を紹介させていただきます。
このカメは中南米の河川に生息する淡水生のカメで、最大の特徴は甲羅の模様です。
タバスコクジャクガメを含むクジャクガメの仲間は、甲羅に目玉模様を持っています。
この模様がクジャクの羽の模様にとても似ているため、クジャクガメという名前が付けられました。
特に幼体は色彩が派手で、とても美しい甲羅を持っています。
目玉模様を持つ生き物は、クジャクはもちろん、スズメダイやチョウチョウウオの幼体、ピグミーフクロウ、昆虫/特に蝶類が挙げられます。
これらの生物の持つ目玉模様は「眼状紋」と呼ばれ、敵への警戒を現わしたり、重要器官である頭を狙われにくくしたりする効果があると言われています。
こうした生物の分類の垣根を越えて、進化の過程で同様の特徴を獲得することを「収斂進化」と言ったりします。
それだけ目玉模様は天敵から身を守るのにこうかばつぐん、という事です。
確かに狙われるなら頭よりは腕や脚のほうがいいかもしれませんが、それでも嫌なものは嫌ですけどね、、、
そんなことを言っていられないほど野生の世界は厳しいという事ですね。
ヒトが高い知能で繁栄したように、これらの生物たちは体に眼状紋をつけることで生き残っているのです。
身体の構造や仕組みは大きく違うのに、同じ地球に生息していると生存戦略も似てくるなんてとっても面白いと思いませんか?
今日はそんなタバスコクジャクガメの写真です。
クジャクガメはアカミミガメ属に分類されるため、日本人にもなじみ深いミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)とはとても近縁なんです。
言われてみたら顔つきがとても似ていると思いませんか?
晴れている日はお外の淡水ガメプールにいることもあるので、良ければ見比べてみてください。
私はぱっと見で見つけられるようになるまで1か月かかりました。
身体の模様以外だと、アカミミガメたちよりも少し臆病で小さめなのが見分けポイントです。
本日もご覧いただきありがとうございました。SNSでの拡散のご協力、是非よろしくお願いいたします。



