
皆様こんにちは!紀宝町ウミガメ公園です。
本日の紀宝町は快晴です。暑くなるにつれ、ウミガメ達が水の中を悠々と泳いでいるのがうらやましく感じます。
さて、今回はウミガメの中の異端児、オサガメについてお話させていただきます。
オサガメは、他のウミガメとは違いオサガメ科に分類される1科1属1種のウミガメです。
他のウミガメはウミガメ科に分類されるため、その生態は異なる点が多いですが、今回はその中でも「特にここがすごい!オサガメの特徴選」として紹介させていただきます。
そのいち、身体がめちゃめちゃ大きいです。
ウミガメ科のウミガメの中でも大型なアオウミガメ・アカウミガメだと、甲長120cm・体重110kgほどに成長します。
一方でオサガメは、甲長2m・体重300kgにまでなります。過去に計測された最大の甲長は3m、体重はなんと900㎏。
ウミガメ公園にもオサガメのはく製があるのですが、その個体は甲長210cm、体重300㎏です。
私は162㎝なので、約1.3倍です。体重は、、、10倍くらいでしょうか?計算ができませんでした。
しかも、甲長というのは甲羅の端から端までの長さで、頭と脚は含みません。つまり1.3倍以上ということになります。
そのに、めちゃめちゃ偏食です。
先程お話したとおり、オサガメは体のサイズが大きいです。その巨体を支える主食は、、、クラゲです。
クラゲやサルパといったプランクトン性のぷよぷよを食べて生きています。
こうした生物は見た目から想像できる通り、栄養があまりありません。そのため、オサガメはかなりの数を食べていると考えられています。
オサガメの口ばしは、このような生物を食べるために鋭くとがり、アルファベットのWのような形になっています。
そのさん、潜るのがめちゃめちゃ上手です。
オサガメは深海1000m以深まで潜ることが分かっています。その理由は、深海の方がクラゲが多いから。
その飽くなき食欲を支えるのは、他のウミガメと異なる甲羅です。
オサガメの甲羅は骨ではなく皮膚でできています。そのおかげで水圧に押しつぶされることなく、深海で活動ができるのです。
このように、オサガメはそのほかのウミガメとは少し異なる特徴を持っています。
個体数が少ないことに加え、産卵の時以外は外洋で生活しているため、見つけたら強運の持ち主です。
大きな体にロマンが詰まったオサガメ。広い海のどこかで元気に過ごしていてほしいですね。
今日の写真はウミガメ公園のオサガメはく製です。意外と可愛い顔をしています。
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