皆様こんにちは!紀宝町ウミガメ公園です。
本日の紀宝町は快晴です。クラウドファンディング期間中は台風に始まり、梅雨入り、梅雨明けと季節が変わりましたが、トータルで見ると快晴ですと言った回数が多い気がします。
水族館内は天窓なので、お日様が出ていると水面がきらきらして本当に綺麗です。
日の角度的に、お昼過ぎからが一番輝いています。
さて、クラウドファンディングも本日が最終日となりました。
現在950万円、927名の方からご支援いただいています。
目標は1000万円、1000名様となっています。ご協力いただけますと幸いです。
皆様へは感謝の気持ちでいっぱいですが、まだ12時間ほどありますので、また明日改めてお伝えさせてください。
この活動報告も、皆様のおかげで56日間楽しく更新できました。
活動報告を読んで支援してくださった方からのコメントや、SNSでの感想は本当に励みになりました。ありがとうございました。
今回は、ウミガメを語るうえで必ず登場すると言っても過言ではない、「ワシントン条約」についてお話させていただきます。
皆さんもなんとなく聞いたことあるな、野生動物を守るための法律だよな、くらいの認識はあるかと思います。
ワシントン条約は、1973年のワシントンで採択されたためワシントン条約と呼ばれています。
正式名称は日本語では、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」と訳されます。
日本語でもこの長さなので英語でもめちゃめちゃ長いです。12単語あります。私はもちろん言えませんし、覚える気も起きません、、、
そんな人のために?単語の頭文字をとってSITES(サイテス)と呼ばれることも多いです。玄人ぶれるので、私はちょっとドヤ顔で言ってます。
ワシントン条約では、絶滅の危険性がある動植物の取引を制限していますが、その制限の厳しさは3段階あります。
付属書Ⅰに記載されている種類は厳しく規制され、学術的な取引以外は基本的に禁止されています。
付属書Ⅱ・Ⅲに記載されている種類は商業取引は可能ですが、輸出国からの許可証が必要になります。
ウミガメはこのなかでも付属書Ⅰに記載されています。他にはジャイアントパンダやオラウータンなどが付属書Ⅰです。
付属書Ⅰは絶滅の危機にあることはもちろん、その個体数の減少に人間による取引が大きく影響している種類が記載されます。
ウミガメは現在こそ食用というイメージはありませんが、コロンブスが活躍していた大航海時代は、アオウミガメが船上の主要な食料源として利用されていました。
飢えに強く、暴れず、大量にいて、おまけに美味しいとなれば食べられてしまうのも無理ありません。
また、卵は様々な種類で食用に利用されています。遠い国の話ではなく、日本でも1970年代まではウミガメの卵は盗掘されてしまっている海岸がいくつもありました。
日本が一番身近なのは革製品や剥製、べっ甲製品かと思います。ワシントン条約ではこうした剥製・加工品も成体と同様に規制の対象になっています。
ウミガメは、7種いるうちの5種類が大規模な回遊を行います。大規模な回遊を行わない2種類も含め、一生の中で砂浜からサンゴ礁、深海に至るまで様々な環境を利用します。
そのためウミガメの個体数回復には、ワシントン条約で規制できる人間による取引だけでなく、混獲問題・環境破壊問題・地球温暖化問題などなど、、、様々な問題を解決しなくてはいけません。
問題は山積みですが、お先真っ暗ではありません。海岸単位では産卵数の回復が見られる地域もあります。
ウミガメ公園の混獲個体を保護する取り組みは、産卵数に直接大きな貢献ができるわけでは無いかもしれません。
ですが、この小さな積み重ねが数十年後、数百年後に実を結ぶことを願っています。
また、ウミガメ公園を通じてカメ達の置かれている現状を知っていただくことで、少しずつ意識が良い方に向かっていけば何よりです。
今日の写真はアオウミガメの子どもです。この子たちは8/5で3歳になるのですが、個体ごとに大きさにかなり差があります。
太りやすい子もいたり、食べるのが下手な子もいたりと個性が様々あり面白いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。#ウミガメ公園頑張れ をつけて、SNSでの拡散のご協力をお願いいたします。
改めて、長きにわたりお付き合いいただきありがとうございました。



