ミルクの未来に挑む。北海道の酪農家と、国産オーツミルクを作る

今日本では、飼料価格の高騰や後継者不足により、酪農家が年々減っています。私たちは北海道北部の小さな町・豊富町で、新しい酪農の形として、酪農家が育てたオーツ麦からオーツミルクをつくる挑戦を始めました。コーヒーや紅茶に合う美味しい国産オーツミルクを届けるため、加工に不可欠な工場設備の導入を目指します!

現在の支援総額

821,250

164%

目標金額は500,000円

支援者数

91

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2026/07/18に募集を開始し、 91人の支援により 821,250円の資金を集め、 2026/08/31に募集を終了しました

ミルクの未来に挑む。北海道の酪農家と、国産オーツミルクを作る

現在の支援総額

821,250

164%達成

終了

目標金額500,000

支援者数91

このプロジェクトは、2026/07/18に募集を開始し、 91人の支援により 821,250円の資金を集め、 2026/08/31に募集を終了しました

今日本では、飼料価格の高騰や後継者不足により、酪農家が年々減っています。私たちは北海道北部の小さな町・豊富町で、新しい酪農の形として、酪農家が育てたオーツ麦からオーツミルクをつくる挑戦を始めました。コーヒーや紅茶に合う美味しい国産オーツミルクを届けるため、加工に不可欠な工場設備の導入を目指します!

あなたにおすすめのプロジェクト

みなさま、日曜の夜ですね。今日はnourishの製造所について少しお伝えします。僕らの製造所は豊富町の町外れにあります。現在、稚内の保健所にアドバイスをいただきながら、リノベーションを進めています。工事は豊富町に来た時からお世話になっている建築業の方にお願いしました。8月半ばの写真をいくつか載せます。古い建物を安く手に入れて改修費を抑えるつもりでしたが、結局ほぼフルリノベーションになりました。。。製造用の機械は、ざっくりと ミキサー/ オーツ麦と水を混ぜて酵素で分解します。 フィルター/ 麦のカスとミルクを分けます ボイラー/ 熱処理をして酵素の効果を止めたり、殺菌をします ホモゲナイザー/ 沈澱をしないように粒子を細かくして均等に混ざった状態にします。 充填機/ 自動でパックにオーツミルクを入れます。 パスチャライザー/ パック後の低温殺菌 こちらも北海道の有限会社ユウアイというところと、1年以上前からお話を続けて、それぞれを中古で揃えてもらいました。搬入から設置まで全てお願いしています。今月お支払いも完了して、製造所のリノベーションが完了してから設置していただきます。設置と配管、機械がうまく接続できて回るようにテストするのに2週間ほどかかるそうです。こちらは設計図をAIで簡素化してもらいイメージ画を作ってもらったものです。便利な世の中になりました。室内スケッチは正確ではないです、イメージです。10月稼働を目指しています。nourishは今回、土地と建物の購入・リノベーション、製造機械一式の購入、をしました。これから色々テストして問題も多く出てくると思いますが、オーツミルクを製造できる設備が整う見込みです。なんとか借入や投資家からの投資を受けずに小規模な工場を作れました。これによって返済のプレッシャーで製品化を急いだり、売らなければいけないプレッシャーで、事業の本質を忘れたりする事を防げると思っています。こちら↓がざっくりの初期投資と初年度のランニングコストです。色々削れるところや、これ以外にかかるコストもあるのですが、ざっくりイメージです。ちなみに僕たち創業社員は副業でやっていて無給・無報酬です。みなさまから応援していただくものはクラファン手数料やリターンのコスト以外、全て設備に回ります。一般的な事業の進め方とは違うと思いますが、町民の方々の力を借りて、東京や町外の応援してくれる人たちと一緒に作って、なんとかうまい具合に関わってくれる人全員に利益の分配をできる仕組みを作るには、時間と成長のプレッシャーを取り除くことが必要だと思っています。今回のクラファンで80名の方にこの取り組みを支援していただき、知っていただけたのは大変嬉しい事です。みなさまのおかげで予定より充実した設備を用意できます。引き続き見守っていただけると幸いです。あと数時間ですが、共感いただける方はご支援いただけると嬉しいですし、僕らの活動をフォローしていただけるのも嬉しいです。Dai


nourish代表の加藤です。クラファン開始から1週間で書くつもりだった活動報告が、気づけば終了3日前になってしまいました。。。ファーストゴール達成のお礼が遅くなって申し訳ございません。そして応援ありがとうございます。今日は、僕が見ている酪農産業の構造について共有させてください。意図的に作られた牛乳の市場少し昔の話になってしまいますが、、、第二次世界大戦後、国を強くして国民を豊かにするために国策で、鉄道(物流確保)、鉄鋼(国内で原材料を発掘して外貨節約)、自動車(生産性の高い国の産業)、など様々な分野に力が入れられました酪農はそのうちの「子供たちの栄養確保」です。この計画を実行するにはお金が必要なので世界銀行から借ります(貸し付けられます)。借りると、返さなければいけない、返すには生産量が上がり国が豊かになる必要がある。ここから酪農の話です↓100年ほど前、北海道の酪農家が飼う牛は3〜4頭、酪農人口は40万人強。生産性は低い産業です。そこから1950年代以降、国が市場そのものを作りあげます。供給は、集約酪農地を北海道に指定してアメリカの大型機械で一括建設。需要は、学校給食法で脱脂粉乳、のちに牛乳を義務化。生産者保護は、不足払い法で乳価を保証し、指定生乳生産者(ホクレン)で価格を均一化して販売先を確保。需要と供給の両方を国が作り、働く人を守る。牛乳の市場は自然にできたものではなく、確実に意図的に作られたものです。当時の優先順位を考えると正しい判断です。2026年の今、どうなっているのか・酪農家の価値が乳量で測られている。保証は乳量に対する価格補填です。たくさん作るのが最優先だった70年前はそれが正解でした。でも食料がなくて栄養失調になる子供がいなくなった今(他の理由ではまだいっぱいいます)、この仕組みは不要になっています。量に保証がつけば量を作る、資本主義では当然です。目的を果たしたなら設計し直すべきで、食料安全保障が目的なら乳量ではなく農地の広さに、所得を上げたいなら買取価格ではなく利益に保証をつければいいわけです。・酪農家が40万人から1万人に減った。乳量で測られる以上、大型化した方がコストは下がる。そうしない農家はキツくなって離農する。これは失敗ではなく、大型化を前提にした政策が成功した結果です。大手乳業は利益を伸ばし、赤字の酪農家は増えている。1万人のために牛乳を飲むキャンペーンをしてそれが還元されるなら、農家は一気に裕福になるはずです。何かおかしい。長くなるのでこの話はまた今度で。・消費者の負担が大きい。PSE(Producer Support Estimate)という、農家がどれだけ国の保護を受けているかを示すOECDの指標があります。日本40%(うち消費者負担75%)、EU20%(15%)、US10%(5%)。日本の農業は補填で成り立っていて、しかもその大部分は国からの直接支援ではなく、関税などを通じた消費者負担です。・牛たちが限界。見えにくいところ。乳量が指標になった結果、1960年代に年間平均4000kgだった乳量は今9000kg弱。母牛の体への負担は倍以上です。繋ぎ飼いが6〜7割で放牧は数%、濃厚飼料は8割以上が輸入、妊娠と出産を繰り返して経済寿命は5年ほど。1戸あたり3〜4頭だった頭数は100頭、面倒を見れるはずがない。その上ゲップや森林伐採、水や土壌の汚染で悪者にされている。かわいそうです。個々の農家を見れば例外はもちろんあるけれど、産業全体で見ると、この構造は消費者にとっても、地球にとっても、酪農家にとっても、牛にとっても負担が大きすぎる。限界に来ていると思います。nourishは、この構造への抵抗というか、他の方法がないかの試行錯誤・実験だと思っています。量ではなく育ててくれた畑の面積に対しての買取価格、利益が出たら還元できるように同じ町で製造、酪農でなくてもミルクが作れるように酪農家からのみ買い付ける。離農の選択肢を増やしたい。小さなnourish一社では何も変わらないので、この仕組みでやっていけると証明できたら、やり方を公開してもっと多くの人に入ってきてほしい。そんなことを考えながらやっています。みなさま、良い週末をお過ごしください。


新しいアイデアや挑戦を、アプリで見つけるcampfireにアプリが登場しました!
App Storeからダウンロード Google Playで手に入れよう
スマートフォンでQRコードを読み取って、アプリをダウンロード!

24時間以内に8人が支援しました