卵選別を「誰もが輝ける」仕事に変革し、しあわせのたまごをあなたへ!
はじめまして。有限会社アイナン産業の代表・齋藤大士です。
私たちアイナン産業は、養鶏業をはじめて70年、愛知県美浜町で三代にわたって卵をつくり続けてきた養鶏場です。
先祖代々この土地で農業を営み、記録が残る限り250年となり、私で数えると何代目になるのか、正確がわからないほどの農家としての歴史があります。
そんな、私たちが作る、毎日、当たり前のように食卓に並ぶ卵。
私たちは、その卵に日本の未来を変える力があると信じています。
創りたいのは、卵が日本の資源になる未来。
ただの食品として消費されるだけではなく、技術、雇用、地域、そして日本の誇りにつながる存在として、卵の価値をもっと大きくしていきたい。
そんな思いで、私たちは、私たち自身、養鶏業の殻を破る挑戦を続けています。
1.農業×テクノロジー×福祉で、卵の産業革命を起こす
私たちの挑戦しているのは、経験や勘に頼りがちだった卵の選別を、誰でもできる仕事に変えていくことです。
そのために開発している仕組みが、「コロンブスのたまご」です。
「コロンブスのたまご」の仕組み
■ 現在の選別方法と、その「見えない」課題
養鶏場で生まれた卵は、通常「GPセンター」と呼ばれる選別包装施設へ運ばれます 。そこでは、傷や割れ、汚れのある卵を取り除き、洗浄・サイズ選別を経てパック詰めされ、皆様の食卓へと届きます。

しかし、GPセンターの作業効率向上のため、そして輸送中に傷のある卵が割れて他の卵を汚してしまうのを防ぐため、農場の現場でも、人の目と手で1つ1つ卵を取り除く作業が欠かせません。この「人の目」による選別には、いくつかの大きな課題がありました。
・判断のバラツキ: 人の目で判断するため、汚れとして取り除く必要のない卵を過剰に除外したり、逆に取り除くべき卵を見逃したりすることが起こります 。
・経験への依存: 「どの程度の汚れなら許容されるか」といった判断が難しくし、熟練者の経験や勘に頼る「属人的な仕事」になっていました 。
・現場の負担: 1日40万個もの卵を扱う中で、この細かい選別作業は現場の大きな負担となり、人手不足を加速させる要因にもなっています。
■ AI×プロジェクションマッピング「コロンブスのたまご」の誕生
こうした「見えない判断」を「誰にでも共有できる見える仕事」に変えるために、私たちが開発しているのが「コロンブスのたまご」です 。
・AIによる高精度な判別: 卵の汚れや割れをAIが瞬時に判別し、作業のばらつきや見落としを最小限に抑えます 。
・プロジェクションマッピングによる可視化: AIの判別結果を卵の上に直接光で投影します。取り除くべき卵がひと目でわかるため、特別な経験がなくても正確な選別が可能になります 。
■ 農業×福祉。一つの未来としてつなぎ直す
この仕組みの可能性は、単なる効率化には留まりません。「操作が難しくない」ということは、これまで熟練者しかできなかった仕事を、障がいのある方が主役として関われる仕事へと変えていけることを意味します。
実証実験で体験した方のコメント
いい意見
・「楽しかった」
・「迷わないし、責められないし、怒られない」
・「作業しやすかった」
・「ここで働きたい」
悪い意見
・「飽きる」
・「つらい、暑い」 ←※スポットクーラしか用意できなかったため。再建農場では働く環境も整備予定です。

「コロンブスの卵」という名には、250年紡いできた「卵と鶏」への敬意を原点に、常識の殻を破る決意を込めました。
AIを「人が輝くための補助輪」として活用することで、障がいを持つ方が主役になれる新しい雇用の形を創造します。
コロンブスが新大陸を目指したように、私たちはテクノロジーで福祉をアップデートする「就労支援テック」の開拓者として、一次産業と社会を繋ぐ日本の新たなスタンダードを切り拓いていきます!
2.なぜ今、クラウドファンディングなのか
実は2026年1月、私たちは大きな火災に見舞われました。
10万羽という命を失い、生産拠点のひとつを焼失する、創業以来最大の危機でした。
養鶏場の鶏舎2棟が全焼…約10万羽のニワトリ被害が出ました。

けれど、私たちが止めたくなかったものがあります。それは、この先にある、新しい一次産業の未来です。
このクラウドファンディングは、焼失した鶏舎の再建費用をお願いするものではありません。
「コロンブスのたまご」の現場実装と、そこから生まれる新しい雇用モデルの実現の歩みを止めないための挑戦です。
ここで止まれば、技術の進化が止まるだけではない。未来の働き方も、未来の農業も、未来の地域も止まってしまう。
だから私たちは、スピードを落とさず、前に進みたいのです。
3.美味しく食べて応援!おすすめリターンのご紹介

【食べて応援!】
被災を免れた農場で産まれるブランド卵と、私たちが共に歩む地域の農家が丹精込めて育てた作物ををお届けします。
・アイナン産業の卵
250年の歴史を持つ農家が、次の250年を見据えて届けるこだわりの卵です 。
・地元の農家応援パック
私たちの拠点である愛知県美浜町周辺の農家が育てた、トマト、玉ねぎ、お米、ミニカボチャなどを、旬の時期に合わせてお届けします。
【スポンサーとして応援!】
火災から復活する象徴的な農場に、支援の証を永続的に残していただけるコースです。
・創出パートナーとしてお名前掲出
スポンサー銘板の設置(ステンレス製): 再建農場の壁面に、あなたのお名前や企業ロゴを刻んだ銘板を設置します。屋外設置に適した耐久性の高いステンレス素材を採用し、プロジェクトを支えた「創出パートナー」として末永く歴史に刻みます。
・再建農場 ネーミングライツ権(限定1社)
10万羽を失った逆境から立ち上がる「AI×福祉」の拠点となる農場に、貴社のお名前を冠することができます 。期間: 1年間(以降2年間は優先的に同条件で更新できる権利を付与します)。
【アイナン産業とのコラボで応援!】
「就労支援テック」のビジョンを共に広げ、新事業を創る〜代表・齋藤の知見や、本プロジェクトの独自のストーリーを、貴社のビジネスや教育現場に活用していただけるプランです。
・特別講演権(コロンブスのたまご企画者・齋藤): 「伝統×AI×福祉×復興」をテーマに、250年続く農家の三代目・齋藤が直接伺い(またはオンラインで)講演を行います。DX推進、ダイバーシティ(障がい者雇用)、逆境を乗り越える経営哲学など、生きた知見を共有します。
・アイナン産業 コラボレーション権: アイナン産業の卵や、「コロンブスのたまご」が持つ「AI×福祉」のストーリーを、貴社の商品開発やPRにご活用いただけます。社会課題解決に取り組む公式パートナーとして、共に新しい価値を創造しましょう。
4.コンテスト受賞〜協業での実績〜
「コロンブスのたまご」という挑戦は、机上のアイデアではありません。
構想から足掛け7年目の本事業は、アイナン産業、障害者支援を行う有限会社cheer、ITの仕組みをデザインする株式会社HALOの3社で共同開発し、実証実験も行ってきました。

|協業先のみなさまからの応援コメント
日本福祉大学 吉川真由美助教授
「コロンブスのたまご」は、AIによる判別技術とプロジェクションマッピングを組み合わせ、卵の汚れや割れをわかりやすく選別できる、これからの養鶏業を支える大変意義深いシステムだと感じています。担い手不足が広がる中、障害のある方だけでなく、高齢者の方、多様なルーツを持つ方など、さまざまな人が自分に合った形で働ける可能性がある点に大きな魅力があります。齋藤社長ご自身も、障害への理解や多様な背景を持つ方々への理解が深く、一人ひとりに柔軟に対応してくださる寛大なお人柄です。このシステムの普及を通じて、養鶏業の効率化だけでなく、誰もが働きやすい社会づくりにも大きく貢献されることを期待しています。「コロンブスのたまご」が、担い手不足の解決と、多様な人々の働く機会の創出につながっていくことを心より応援しております。
社会福祉法人 ダブルエッチジェー 理事 立石佳輝さん
卵の選別という仕事は、一見シンプルに見えて、実はとても判断の難しい作業です。
流れてくる卵一つひとつに目を通し、「割れているか」「汚れているか」を見極める必要があり、さらに汚れにも良し悪しがあるため、経験に頼る場面も多く、自信を持って判断するのは簡単ではありません。しかし、このシステムがあればAIが選別を担ってくれるため、人は「選ばれた卵を扱う」ことに集中できます。「コロンブスのたまご」の仕組みが導入されることで、障がいのある方や初めてこの仕事に関わる方など、誰もが自信を持って働ける環境が生まれると感じました。この取り組みが、障がいのある方の社会参加の促進や働く機会の創出につながり、社会の担い手不足の解消にも寄与していくことを期待し、心より応援しております。
実験の様子
さらに、豊橋アグリミートアップ(愛知県豊橋市主催の農業課題の解決を目指す実証開発プロジェクト)のコンテストでも評価を得ており、机上ではなく現場で確かめ始めています。
ここから先は、複数農場での実証、データの蓄積、そして、継続可能な雇用モデルの構築という社会実装まで持っていけるかどうかです。
70社中から3社のみ選ばれる「優秀賞」をいただきました!
5.実装ロードマップ
2026年5月〜9月|開発
- AIシステム
- 投影UI・操作性の見直し
- 実証環境の再整備
2027年1月〜2027年2月|設置
- 再建農場、集卵所にて機材の設置
- 機材の調整
2027年3月〜5月|学習
- 汚卵のAI学習
2027年6月〜7月|1鶏舎完成予定
- 1鶏舎完成
2027年11月|実証実験開始
2027年11月〜2028年1月 鶏舎完成
6.資金使途
今回の目標金額は、300万円です。
いただいた支援金は、焼失した鶏舎の再建費用には使いません。
「コロンブスのたまご」の現場実装と、雇用モデル実現のスピードを落とさないための費用として活用します。
主に以下に充てる予定です。
【資金使途(想定)】
-
● 実証機材の購入費の一部:100万円
専用機器やプロジェクター等の購入や現場設置のための環境整備に充てます。 - ●現場での撮像環境構築、データ取得、AIの現場アジャスト作業費用の一部:50万
- 学習のデータ取得や撮影の環境設定等の作業関連費に充てます。
-
● 実証実験の運営費:50万円
協力先との実証、交通費、消耗品、謝礼などに充てます。 -
● 雇用モデル設計・監修費:20万円
就労支援施設との連携、作業分解、マニュアル化、受け入れ設計に充てます。 -
● 活動報告・リターン品費用等:80万円
支援者向けの進捗共有、発送対応、リターン品等に充てます。 - 合計:300万円
もし目標を超えてご支援をいただけた場合は、実証機材の購入費や作業費用が一部となっていますので、そこに使用させていただきます。また、さらに目標を超えた場合は、再建農場を障がい者の方が働きやすい環境、コロンブスのたまごの見学対応のための施設改修に使用させていただきます
集まった資金の使い道は、途中経過も含めて、できる限り透明に共有していきます。
8.最後に
10年後の当たり前を、一緒につくる仲間になってほしい。
何気なく根づいてしまった当たり前は、割ってみないと中身が見えません。
人によって変わる判断。目に見えない損失。
そうしたものを、データで見えるものへ変えていく。
その積み重ねが、一次産業を成長産業へ変えていくと、私たちは信じています。
私たちは、この支援を「寄付」だとは思っていません。
卵と農業の未来を明るくしていくこと、働き方を多様にしていくこと。
そんな未来の実装への「参加」だと思っています。
壮大なプロジェクトに感じられるかもしれないですが、10年後には当たり前の景色になることを信じ、ここまで動いてまいりました。
あなたもぜひこのプロジェクトの仲間となって参加していただけませんか?
最初のひと押しがあるから、次の支援が生まれます。
最初の仲間がいるからこそ、このプロジェクトが温度をもって動きはじめます。
まずは、少額の応援からでも、ぜひ参加していただけたら嬉しいです。

本プロジェクトの透明性とリスクに関するお約束
技術的挑戦について:
本プロジェクトは最先端のAI技術を活用しており、実現場での環境変化(照明や卵の状態)により、目標とする精度に達するまで時間を要する、あるいは抜本的な技術変更が必要になるリスクがあります。進捗については、成功も失敗も含め、客観的なデータを定期的に共有いたします。資金の透明性について:
ご支援いただいた資金は、実証実験関連および障害者雇用のための環境整備に直結させます。
本クラウドファンディングによって集まった資金から、不透明な利益を得ることは一切ありません。
万が一プロジェクトが中断せざるを得ない状況になった場合は、資金の使途明細を開示可能な範囲で速やかに開示いたします。成果の帰属について:
最終的な製品化に至らない事態が生じた場合でも、本プロジェクトで得られた技術的知見は、日本の養鶏業と福祉の発展に寄与する形で公開・活用することをお約束します。




