高知県奈半利町・解体寸前の文化財の蔵を、地域の博物館に再生したい!

高知県奈半利町に残る江戸時代の蔵(国登録有形文化財)が、修繕費不足により今年中の解体を検討せざるを得ない状況にあります。歴史的建築を守るための資金を集め、地域を知る小さな博物館&ギャラリーとして再生し未来へつなぐ挑戦です。

現在の支援総額

1,233,000

41%

目標金額は3,000,000円

支援者数

75

募集終了まで残り

29

高知県奈半利町・解体寸前の文化財の蔵を、地域の博物館に再生したい!

現在の支援総額

1,233,000

41%達成

あと 29

目標金額3,000,000

支援者数75

高知県奈半利町に残る江戸時代の蔵(国登録有形文化財)が、修繕費不足により今年中の解体を検討せざるを得ない状況にあります。歴史的建築を守るための資金を集め、地域を知る小さな博物館&ギャラリーとして再生し未来へつなぐ挑戦です。

蔵ファン!開始からたくさんのご支援をいただき誠にありがとうございます。今回のプロジェクトはAll-or-Nothing方式のため、目標達成するまでは私達は支援者のお名前を見ることができない状態となっています。

ニックネームから、「もしかしたらあの方かな?」などと推測する日々ですが、はっきり分からないため、支援者の方に個別にお礼を申し上げられていないことをどうかお許しください。引き続き頑張ります!

さて今日から「クラファンを通じてjunosを初めて知った。」「何をしている会社なのかよく分からない」という方のために、junosや私達が活動している地域の紹介をさせていただきたいと思います。

junos誕生秘話:中芸地域とは

まずは私たちが活動している地域についてご紹介します。ゲストハウスjunosが立地しているのは、高知県東部の港町・奈半利町(なはりちょう)ですが、奈半利町を含むこの地域一帯を「中芸(ちゅうげい)地域」と呼んでいます。多くの方にとって聞きなれない名前だと思います。

具体的には、奈半利町、田野町、安田町、北川村、馬路村という5ケ町村を指します。5つ合わせても人口1万人に満たない小さな町や村ですが、エリアは深い山から太平洋へまたがる自然豊かな土地で、安田川・奈半利川の2つの河川の流域になります。

安田町・唐浜海岸

奈半利港

町によって海も様々な表情を見せます。松林の広がる砂浜や、ドックのある大きな港、漁村など。太平洋に沈む夕日がとても綺麗です。

海辺の街には「しっくい」「水切り瓦」のある高知の伝統的な建築物が並びます。風格ある古民家と、昭和レトロなお店などが混在したどこか懐かしい町並みです。

奈半利町の街並み

奈半利町にある蔵

高知の宴会「おきゃく」文化も垣間見られます。冠婚葬祭や節句の度にみんなで囲む皿鉢(さわち)料理は豪華な大皿に盛られ、趣向を凝らした食器やお膳が並びました。

中芸地域・繁栄の源は森林だった

馬路村・魚梁瀬杉の巨木が林立する千本山

一見すると高知の田舎町ですが、なぜこのように立派な建物や食文化があるのでしょうか。その豊かさの源は、源流にある森林です。豊富な雨量に恵まれた急峻な山では、魚梁瀬杉をはじめとする木材が古くから産出されました。海を渡れば関西にも近いことから、近畿地方の貴族が木材資源を求めて高知東部を荘園としていた記録もあります。

馬路村の国有林では、今でも樹齢300年を超える天然の魚梁瀬杉が立ち並ぶ荘厳な景色が見られます。

田野町・立岡二号桟道

そして明治44年、この魚梁瀬杉を運び出すため西日本最大の森林鉄道「魚梁瀬森林鉄道」が敷設され、中芸地域の山々に張り巡らされます。森林鉄道は木材だけでなく人や生活物資、文化を運び、地域は林業や木材業に従事する人でにぎわい、大変繁栄しました。

北川村・二股橋

今も各所に残る森林鉄道遺構は、橋梁や隧道など一部が重要文化財にも指定されています。機関車の一部は馬路村に動態保存されていて、乗車体験を楽しむこともできます。

馬路村・森林鉄道機関車

森林鉄道とゆずが「日本遺産」へ

昭和30年代、木材輸送の主流が鉄道から自動車に切り替わっていく中で、森林鉄道はその役目を終えました。その後、林業に代わる新たな産業として柚子栽培が拡大し、現在は中芸地域は日本一のユズ産地となっています。

この物語で地域をつなぎ、文化を継承する取り組みとして、中芸地域は

「森林鉄道から日本一のゆずロードへ」

─ゆずが香り彩る南国土佐・中芸地域の景観と食文化─

として、日本遺産に認定されました。

この日本遺産の取り組みの中で、junosのメンバーは出会うことになります。

戦略を担う会議の委員として、事務局員として、ガイドとして、立場は違えど中芸地域に関わり、この地域への想いを深めていった私達。豊かな文化を活かし次の世代へつなげるためにも、観光やまちづくり事業に取り組んでいきたいと考えるようになりました。

「地域の産品を開発して売るのはどうだろう。」

「観光スポットづくりやツアーは?」

など様々なアイデアを練りながら、具体化には時間がかかりました。それでも、新しい会社が必要だということと、会社名だけは決まっていました。それこそが、

junos(ユノス)

これはユズの学名Citrus junos(キトルス・ユノス)にちなんでいます。この地域の風土や空気感を一言で表すには、柚子しかない。今や世界中から人気が高まっている柚子の学名が、土佐弁で柚子を指す「ゆのす」と同じ読みであることを知り、感激したことから決まりました。

事業についても検討を重ねました。地域に賑わいを取り戻すために、観光をきっかけに人の交流を生み出したい。そのためには、泊まりたくなる宿泊施設が必要だと考え物件も探しましたが、なかなか巡り合うことができず時間だけが過ぎていました。

そんな中、幸運にも出会うことができたのが、ゲストハウスjunosとなる、旧・山本旅館の建物でした。

つづく・・・

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