蔵ファン最終日となりました。ネクストゴール350万円を目標にしていましたが、最終日の本日、お陰様で達成することができました。クラウドファンディングに挑戦したことは、単に資金調達を超える大きな意味がありました。それは、私たちの活動や地域のこれからの在り方に対して、地域や関わる方々がどのような期待を抱いているかを、対話の中で教えていただけたこと。また、これからの修繕工事や博物館の企画にあたって協力したい、参画したいという方とつながるきっかけをいただけたことです。今回、All or Nothing方式という、達成すれば実行、しなければ解体へという厳しい条件で挑戦しました。事業活動を行う環境として決して恵まれている訳ではない地方において、必ずしも事業を「実施する」という選択が正しいとも限りません。「実施しない」という判断もあってしかるべきと考えています。ましてや今回のプロジェクト対象となる「蔵」は、個人の所有する資産である建物をお借りして行うものであり、当初は解体を想定されていたオーナー様の意思も尊重されるものです。その判断を、ある意味で多数の方に問いかけ、ゆだねた形となりました。支援者の方々のお声を聴くたびに、事業の方向性も改めて問い直すこととなり、事業を通して地域をどうしていきたいのか、どのようなゴールを描くべきかを、皆様に導いていただきました。そういった意味でこのクラウドファンディングは壮大な「問い」の試みであったと今振り返っています。蔵ファン終了まで残り6時間あります。もし私たちの問いにアンサーやさらなる問いをいただける方がいらっしゃいましたら、最後まで参加していただければ幸いです!※写真は増田屋の酒蔵時代の酒瓶です。この歴史を翻訳して次世代につないでいきます。
蔵ファンも残り1日となりました。ネクストゴールに向けても、たくさんのご声援をいただき本当にありがとうございます。先日、ご支援くださった方とお話して、励ましのお言葉をいただきました。趣味で油絵を描き個展もされている女性ですが、アート活動の発表の場が少ないことを懸念されていました。「高知東部には、素敵な展示ができてふらっと立ち寄れるギャラリーのような場所が少ないのよね。絵を飾ったり文化的な体験をする場所は、単にスペースがあればいいってもんじゃなくて。もちろん照明や設備も必要だけど、その場の空気も大切で。もっと言えば、たとえ素敵な古民家が残されていても、街にポツンとあるのではなくて。そこにたどり着くまでにいい味わいの街並みを歩いて、その時代に浸りながら眺める。そんな時間が必要なんじゃないかしら?今の時代、古いものを簡単に壊して新しいものに飛びついてしまう。田舎町なのに、街並みがピカピカでどんどん味気なくなっていく。そういう意味で、奈半利の街は古い建物が残されていてすごくいいと思うの。蔵を博物館・ギャラリーにして、高知東部の文化度を高めてくださいね。」地域でここで暮らすの方からも、文化拠点づくりに対して期待されていることを実感しました。私たち自身も、そんな場がほしい地域住民の一人です。また、博物館単体ではなく、ここをきっかけに街並みを一体として保全していくことも、確かに求められているミッションであると再確認できました。深刻な人口減少が進んでいる高知県東部。文化の香り豊かな生活ができる街になれば、ここをめがけて集まる人が少しでも増え、関わってくれる人の輪も広がるのではないでしょうか。~~~ここまで多くのご支援をいただきましたが、博物館・ギャラリーとしてより豊かな空間をつくるには、もう少し資金が必要です。残り1日となりますが、引き続き応援よろしくお願いします!
連日多くのご支援をありがとうございます。個人の方のみならず、地域貢献に取り組まれる企業様からのご支援もいただいています。そこで今回は、企業様向けのリターンをご紹介していきます。※経費計上のため領収証の発行など対応も可能となっております。ご支援の際に備考欄に記入いただくか、お気軽にお問い合わせください。 【スポンサーお名前掲載】 修繕した蔵の中にお名前プレートを掲示させていただきます。この蔵の次の100年に、企業のお名前を刻みませんか?博物館・ギャラリーの運営が続く限り掲載させていただきます。広告宣伝の場としてご活用ください。金額:1万円~【ゲストハウスjunos一棟貸し宿泊チケット】㈱junosが奈半利町で運営するゲストハウスの一棟貸し切り宿泊チケットです。全6室、最大13名宿泊可能。ラウンジにスクリーンやマイクも完備していますので、座学も可能です。地域へ飛び出してフィールドワークも行う企業研修にご利用ください。実際に企業様からのご支援をいただいています!金額:10万円~【junosスタッフといく奈半利町の街並みガイドツアー】 奈半利町内の文化財や景観を巡るまちあるきツアーの参加権です。日頃から町内をご案内しているjunosのスタッフが解説しながらガイドします。お1人またはグループ最大4名でのご参加OKです。 今後、奈半利町や中芸地域に企業活動でかかわりたいとお考えの場合、地域を深く知る研修としていかがでしょうか?※注意事項:現地までの交通費、宿泊費、食事代等は含まれません。金額:6千円~【企業様向けノベルティ100個制作】蔵博物館の来場者に配布するオリジナルノベルティを制作します。国産木材や端材で作るノベルティに、企業様名を記載できます。蔵を訪れた方の思い出に残る記念品を提供しませんか?デザインもご相談ください。配布個数を増やしたい場合は、支援数を追加してください。(例:2支援で200個制作)金額:10万円~奈半利町、中芸地域のまちづくりをご一緒に。企業活動にご活用いただけるおすすめリターンをご紹介しました。文化保全活動を通して本気の地域貢献をめざす企業様へ。このプロジェクトにぜひご参画ください。
たくさんのご支援、ご声援、本当にありがとうございます。お陰様で目標金額の300万円を達成しました。これにより、蔵の解体が回避され、修繕を実施して保存することができるようになりました。多くの方の手で文化財を守りたい。その想いを叶えることができ、胸が熱くなると共に安堵しています。ここまで見守っていただきありがとうございました。次なるゴールを目指します!ネクストゴールとして、残り3日間で350万円を目指して引き続きご支援を賜りたいと思います。さらなるご支援は、以下の取り組みに活用させていただきます。・修繕箇所の拡大:屋根など最低限の箇所に加えて、壁や意匠に関わる部分も修繕したいと思います。・博物館展示、ギャラリー内装の充実:照明器具の取り付けやパネル展示など、機能を持った建物へ整えていきます。・専門家への協力依頼:建物修繕にあたり、瓦の調査など協力を申し出てくださる専門家の方も現れました。また、まだ終わっていない収蔵品の調査や展示についての監修など、文化財の専門家の協力を仰ぎたいと思います。最後まで多くの方のご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします!
今回のプロジェクトは、一つの「蔵」を再生し地域の文化への導入となる博物館&ギャラリーとするものです。しかし、その先に私たちが実現したいのは、博物館、宿、ショップ、飲食店などが集積した文化創造拠点のようなものです。宿だけでは足りない。ゲストハウスjunosを開業して約一年。この場所に宿泊施設ができたことで地域での滞在時間が増えたことや、ここを目的地に訪れる方も現れたことなど、確かな手ごたえを感じています。しかし、せっかく訪れてくれる方により深くこの地域の魅力を知り、感動体験をしていただくためには、宿の機能だけでは足りないとも感じるようになりました。街を歩いて喫茶店でのモーニング文化や夜のスナック文化を体験していただくために、飲食店マップを作ってご紹介したり、スタッフがまちあるきガイドへご案内したりと、今ある街の姿のままでそれを見る視点を提供し、コミュニケーションの工夫は重ねてきました。ですが文化的体験のコアとなるような確かな場所や、既存の文化や習慣に新しい解釈を加えた施設があれば、初めて訪れる人にも地域文化がより伝わりやすく、訪れたい街になるのではないかと。施設展開イメージそして出会ったのが今回のプロジェクトの舞台となる「増田屋」さんの建物です。国登録有形文化財であり、高知東部随一の風格を持つ主屋は、忘れられない一晩を過ごす宿泊棟に。旧商店街に面した店舗部分は、酒蔵を営んでいた歴史にちなみ、高知の地酒を角打ちで楽しめる酒屋にする構想です。観光客が立ち寄れる土産物店としても活用します。宿&角打ちのイメージさらに蔵ファンで修繕する蔵は、歴史を知る小さな博物館に。そしてこのタイミングで、近隣の元・喫茶店の建物活用についてもご相談を受けています。ここがシェアカフェになれば、飲食店機能や移住者のチャレンジショップとしての機能も加わることになります。(こちらはまだ妄想段階ですが・・仮称「喫茶 柚子」。)このように複数の機能を持つ一角として整備することで、さまざまな目的を持って訪れた人が交流し、新しい文化を創造する拠点になりうると考えます。また、博物館や喫茶店単体では経済的に成立しない場合でも、宿泊事業などと組み合わせることで存続していけるのではないかとも考えています。こんな風景をつくりたい蔵の隣に建つ津波避難タワーさえも景色になって、こんな街角をつくりたい。そんな未来をイメージしています。一つずつ灯りをともし、街角をつくっていくゲストハウスjunosの灯り私はふだん建築の仕事を通して、一軒ずつの建物と向き合っています。最近は高知東部でも、古民家や空き店舗を活用した新しいビジネスに挑戦する若い方のプロジェクトも増えてきました。カフェ、宿、魚屋などなど。地方で「まちづくり」というと、何か大型の施設を作ったり誘致すれば達成するように思えますが、実際はとても地道な積み重ねの先にあるものです。一つずつの建物は立地条件や抱えている歴史、コンディションも違い、そこにやりたい事業の形を重ね合わせ、建物と事業計画を同時に設計していきます。屋根裏や床下にもぐって調査したり、スイッチの位置一つ決めるのに時間をかけたり。けっこう大変です(笑)しかし工事が完了してそこに「人」の活動が入り、建物に命が吹き込まれる瞬間や、建物の前を歩くと暗かった街に灯がともっている光景を見た時。そのたった一軒の灯でも胸が熱くなるものです。それが積み重なることでまちが作られていきます。今回のプロジェクトでも、一つずつの場をしっかり作り上げていくことに変わりありません。その先に、どんな街角や地域の姿があるのか、地域全体の未来も同時に描きながら・・・。この構想を実現するには、私たちjunosだけでなく多くの方のお知恵やお力添えが必要です。この未来に共感していただけたら、クラウドファンディングへご支援いただけたらうれしいです!




