
三毛猫を探して
こんにちは♪丈右ヱ門です。
子どもの頃、実家の縁側の下に一匹の三毛猫が入り込みました。
「出ておいでー」
と呼んでも出てこない。
心配になって、ぼくは縁側から床下にもぐりました。
土の匂い。
ひんやりした空気。
クモの巣。
光は、床板のすき間から細く差し込むだけ。
猫は、もっと奥へ。
ぼくも、もっと奥へ。
狭くて、暗くて、怖いけれど、
それよりも
「猫を助けたい!」
という気持ちの方が、ずっと大きかった気がします。
結局、捕まえられたのかどうか、
もう覚えていません。
でも、
あの時の床下の冒険は、今でもはっきり思い出せます。
縁側の下には、
子どもだけが見つけられる小さな冒険が、たくさん隠れていました。
この場所でも、
誰かの小さな冒険が始まったらうれしいなと思っています。
本当に作りたいのは、
現代人のための縁側です。
コーヒーを飲み、エッグタルトを味わい、焚き火を眺める。
大人は少し力を抜いて、
子どもは夢中で遊ぶ。
そんな時間が流れる場所を、これからつくっていきます。
子どもの頃、縁側の下には大冒険がありました。
この場所にも、そんな大冒険が生まれたらいいなと思っています。
丈右ヱ門



