
軒下にはツバメ。
こんにちは♪丈右ヱ門です。
5月。
田植えが始まる頃になると、
実家の軒下には、毎年ツバメが帰ってきていました。
最初は一羽。
気がつくと二羽になり、
泥と枯草を何度も運んでは、
同じ場所に巣をつくり始めます。
子どもの私は、
「今年も帰ってきた。」
と、なんだか嬉しくなっていました。
巣の下を通るたびに、
親鳥が飛び立ち、
しばらくすると、
また餌をくわえて戻ってくる。
そのうち、
巣の中から小さな鳴き声が聞こえ始めます。
田んぼに水が入り、
カエルが鳴き、
ツバメが帰ってくる。
そんな景色を見ながら、
「あぁ、今年も夏が来るんだな。」
と感じていました。
今は便利なものがたくさんあります。
でも、
季節が来たことを教えてくれるのは、
スマホではなく、
ツバメだったような気がします。
私がつくりたい場所も、
そんな場所です。
人が帰ってくる。
子どもが遊びに帰ってくる。
そして、
毎年、
ツバメが安心して帰ってきて、
軒下に巣をつくる。
そんな縁側と軒下がある場所を、
少しずつ育てていきたいと思っています。
本当に作りたいのは、
カフェではありません。
人も、鳥も、虫も、猫も。
みんなが安心して帰ってこられる、
現代人のための縁側です。
父は、軒下のカマキリの卵を見て、
「今年は雪が積もるな。」
と、よく言っていました。 えっ?
丈右ヱ門



