エンディングノートを社会インフラに!「いつか書く」から「いま書いてみんなで使う」

「いつか書く」から「いま書く」へ。「個人のもの」から「みんなのもの」へ。せっかく書いたエンディングノートも、医療やケアの現場など、必要とされる場面に届かなければ意思は活かせません。おひとりさまでも、誰もが最期まで自分らしく笑えるよう、エンディングノートが想いを確実に繋ぐ「社会インフラ」を創りたい!

現在の支援総額

481,800

48%

目標金額は1,000,000円

支援者数

46

募集終了まで残り

16

エンディングノートを社会インフラに!「いつか書く」から「いま書いてみんなで使う」

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48%達成

あと 16

目標金額1,000,000

支援者数46

「いつか書く」から「いま書く」へ。「個人のもの」から「みんなのもの」へ。せっかく書いたエンディングノートも、医療やケアの現場など、必要とされる場面に届かなければ意思は活かせません。おひとりさまでも、誰もが最期まで自分らしく笑えるよう、エンディングノートが想いを確実に繋ぐ「社会インフラ」を創りたい!

支援者のみなさま、EN日実行委員会 副委員長の小野寺秀友です

今日は、私のこの活動の原点にある「ある先生の言葉」から、お話しさせてください。

■ 私が深く影響を受けた一人の先生

アルフォンス・デーケン先生をご存知でしょうか。
ドイツ生まれのカトリック司祭・哲学者として1959年に来日し、上智大学で長年にわたって「死の哲学」「生と死の教育」を教え続けた方です。

日本に「死生学(Death Education)」を広めた第一人者として、
医療・介護・福祉・葬祭の現場に深く関わる多くの人たちに影響を与えました。

先生が一貫して伝え続けた言葉があります。

「死について考えることは、人生を暗くすることではなく、

より良く生きるための学びである。」


当時の日本では「死」はタブー視され、正面から語ることすら避けられていました。そんな時代に、先生は臆せず語り続けた。


エンディングノートを作るにあたり、
私はデーケン先生のこの思想に、深く背中を押されました。

■ エンディングノートの「本来の役割」って、何だろう

私は葬儀業界に8年間携わってきました。
その中で、何度も繰り返し考えてきたことがあります。

「この方は、本当は何を伝えたかったのだろう。」

遺族へのインタビューを重ねるうち、大切な人が逝った後に残るのは、本人の「伝えたかったこと」が宙に浮いたままの空白でした。


エンディングノートは、遺言書の代わりではない
「今の自分」を誰かに伝えるための道具のはずです。

デーケン先生が言うように、死を意識することは「終わり」を準備することではなく、

「今をどう生きるか」を問い直すことです。

その問いを、紙の上に残せるものとして、
エンディングノートがあると私は考えています。

■ 気づいてしまったこと

活動を続ける中で、あることに気づきました。エンディングノートを作る人、届ける人、それぞれが
「自分のエンディングノートこそが正しい」という意識を、
知らず知らずのうちに持ってしまっているのではないか、と。

なにをかくそう私自身も、そうでした。

デーケン先生が伝えたかったのは、特定の「答え」ではなく、
死と向き合うことの大切さそのものでした。

エンディングノートもそれと同じで、
大切なのは「どのノートか」ではなく、

「エンディングノートが社会の中でどんな役割を果たすのか」
という共通認識を、作る側・届ける側が持つことだと思っています。

10周年の節目に、クラウドファンディングのテーマを

「エンディングノートを社会インフラに」としたのは、

そういう理由からです。

■ 「伝える」のに、年齢は関係ない

高齢者支援の仕事をしている中で、ある方からこんな言葉をいただきました。

「私には家族がいないから、伝えるものなんて何もない。」

その言葉が、今も胸に刺さっています。


デーケン先生はこう言いました。

「よく生きることと、よく死ぬことは、切り離せない。」

伝えたいことは、財産でも情報でもありません。
「自分がどんな人生を歩んできたか」「これからをどう生きたいか」——

それは、年齢や家族の有無に関係なく、
誰もが持っている、かけがえのない「生きた証し」です。

人生のゴールをどんなものにしたいか。
それは20代でも70代でも、いつでも考えていい。

そして、考えたら、誰かに伝えてほしい。

死を意識したとき初めて、人は「今日をどう生きるか」を真剣に考える。
デーケン先生が60年以上かけて日本に根付かせようとしたその思想が、
エンディングノートという形で、みなさんの日常に届けばいいと
私は願い続けています。

EN日推進委員会 副委員長
小野寺秀友
一般社団法人 人生の未来図

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