動かぬ体、溢れ出す感情。ALS合⽥朝輝監督の奇跡の映画をリッツカールトンで初公開

体が動かない。声も出ない。それでも合田朝輝監督は映画を撮ると決めました。視線で紡いだ想いを作品に乗せ、リッツカールトン大阪で届ける挑戦。限界を越えて生きる姿が、あなたの心に火を灯します。この瞬間は、誰かの人生を変える物語のはじまりです。

目標突破
ネクストゴール挑戦中!

現在の支援総額

865,000

173%

ネクストゴールは1,000,000円

支援者数

71

募集終了まで残り

40

動かぬ体、溢れ出す感情。ALS合⽥朝輝監督の奇跡の映画をリッツカールトンで初公開

目標突破
ネクストゴール挑戦中!

現在の支援総額

865,000

初期目標100%突破

あと 40
173%

ネクストゴールは1,000,000

支援者数71

体が動かない。声も出ない。それでも合田朝輝監督は映画を撮ると決めました。視線で紡いだ想いを作品に乗せ、リッツカールトン大阪で届ける挑戦。限界を越えて生きる姿が、あなたの心に火を灯します。この瞬間は、誰かの人生を変える物語のはじまりです。

2026/07/20 21:00

監督の合田朝輝です。


■脚本という挑戦

「作りものを書く」という方向性だけは、はっきりしました。

次に考えたのは、何を書くのかです。

小説でもいい。

脚本でもいい。

形式は何でもよかった。

重要だったのは、自分の中にあるものを、作品として外に出すこと。

その結果として、たまたま辿り着いたのが、映画でした。


一から全て、自分で映画の脚本を書きました。

ただ、最初は自分で映画まで作ろうとは思っていなかったんです。

あくまで、自分のアイデアと文章がどこまで通用するのか。

それを試すための挑戦でした。

コンクールに応募するために書いた文章。

自分を残すための一歩。

それだけでした。


自分が書きたいものの前に、いくつかの前提がありました。

コンクールに応募するための条件。

低予算。

香川がテーマ。

少しでも、映画になるための条件を上げる。

自分にとっても自然な条件でした。


  

■最初に考えたアイデア

この条件の中で、いくつか設定を考えました。

一つは、ALSをテーマにした物語。

病気のことを知ってもらうきっかけになるかもしれない。

当事者だからこそ書けるリアルもある。

もう一つが、地元の観音寺市を舞台にした物語。

田舎の閉塞感の中で、若者が何かを見つける話。

自分の知っている風景を描くことができる。

ただ、どちらも自分がやる意味があるのか。

そう思い始めると、なかなか決まらなくなる。


そこで、一度考え方を変えました。

どういう設定を、自分が面白いと思うのか。

自分が見たことがないものは何か。

自分が見たいと思えるものは何か。

その視点で考え直すことにしました。

それでも、すぐには答えは出ませんでした。

考えては、やめて、また考える。

決め手がないまま、時間だけが過ぎていく。


そんな時、ふと思いました。

「自分が苦しい時に、何に助けられてきたのか」

そこから、一つの方向が見えてきました。

苦しい時に助けられたような作品が作りたい。

辛い時に笑わせてくれたようなもの。

一瞬でも、現実を忘れさせてくれたもの。

自分の苦痛を忘れることができるもの。

 


■バカみたいな考え

できるだけシンプルなものにしたいと思いました。

難しいテーマや重たい設定ではなく、できるだけ軽い入り口。

テンポよく進む。

考えなくても楽しめる。

感動ではなく、面白さ。

単純に、沢山笑えて、ちょっとだけ泣ける。

そのくらいのバランスがいい。


そういう方向で考えていく中で、一つのイメージが浮かびました。

低予算の撮影現場。

トラブルだらけの状況。

壊れる撮影データ。

無理難題に振り回されながら、

パニックの中で何とか乗り越えようとする映画監督。

今の自分とも、どこか重なる物語。

それを、バカみたいな方法で解決していく。

ドタバタしたコメディ。


この物語を書く時に、一つだけ決めていたことがあります。

「感動を目的にしない」ということです。

今の自分が求めているものではなかったからです。

感動させることを目的にすると、どうしても重たくなる。

意味を持たせようとする。

それは、私が助けられてきたものとは違う。

私が求めているのは、面白いものです。

ただ笑える、という意味ではなく。

見ている間、時間を忘れる。

気づいたら終わっている。

もう一度見たくなる。

そういうものです。

 


■私が撮りたいモノ

何も考えずに笑える時間。

頭を使わずに見ていられるもの。

ただ「面白い」と思えるもの。

そういうものに、何度も助けられてきました。

真剣に向き合うことも大事ですが、それだけでは持たない。

どこかで、逃げる時間が必要になる。

そしてその「逃げる時間」は、決して無駄ではないと思っています。

むしろ、それがあるから続けられる。


だからこそ、自分が作る側に回るのであれば、

同じものを作りたいと思いました。

誰かにとっての「逃げ場所」になるもの。

見ている間だけ、少し現実を忘れられるもの。

それでいて、見終わった後に、ほんの少しだけ何かが残るもの。

何かを教えるものでもなく、

人生を変えるものでもなくていい。

ただ、見ている間だけ、少し楽になれる。

それで十分。


自分が救われた形を、そのまま差し出す。

それが、今回やろうとしていることです。

もし、どこかで誰かの時間を、少しだけ軽くできたら。

くだらなくて、でも愛おしくて、観終わった後に「ああ、面白かった」と言えるもの。

それが、私の撮りたいモノ。

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