制作のワンシーン - 色を生み出すということ
皆さま、いつも温かい応援をありがとうございます。クラウドファンディングも、いよいよ残り2日となりました。なぜかドキドキのラスト2日です!!
今日は制作の構想を色々と練っておりました!テスト焼成用の制作一場面をご紹介します!!
作品づくりは、ひらめきだけで完成するものではありません。
理想の色彩や輝きを生み出すために、何度も調合を繰り返し、焼成結果を分析し、また試作を重ねる。
その積み重ねによって、少しずつイメージが現実へと近づいていきます。
しかし、釉薬は調合だけではありません。
同じ釉薬であっても、塗り方ひとつで表情が変わります。
重ねる厚み。筆を運ぶ速度。筆先の角度。力の加減。
そのわずかな違いが、焼き上がりに大きな変化をもたらします。

筆先から伝わる微細な振動が、釉薬を器へと落とし、色彩を重ねていく。
だからこそ、無理に押し当てたり、力を入れすぎたりはしません。
その力みは、そのまま色として現れてしまうからです。
人の心が文字に表れるように、人の状態は筆にも表れる。
静かに集中し、呼吸を整えながら、一本の線、一つの色と向き合っていきます。
焼き物は、土と火の芸術。
けれどその間には、職人の感覚や積み重ねてきた経験、そして見えないほど繊細な意識が存在しています。私も日々勉強しながら、先輩たちの技術の凄さと、向き合う姿勢にあこがれる日々です。
一つひとつの工程を重ねながら、今日も新しい作品が生まれています。
残り2日。
皆さまの応援に心より感謝申し上げます。最後までどうぞよろしくお願いいたします。



