
活動を始めて間もない頃、一人の絵本作家さんと出会いました。
しょうじあいかさんです。
インクルーシブ絵本作家として、絵本を通して障害への理解を広げる活動をされている方です。
彼女を知ったきっかけは、一冊の絵本『ぼくのにぃに』。
障害のある息子さんと、そのきょうだいたちとの暮らしを描きながら、その実情を知ってもらい、障害に対する偏見や思い込みに気づくきっかけになればという願いが込められています。
ある日の彼女の投稿が、とても印象に残っています。
許可をいただいているので、そのままご紹介します。
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(前略)
わたしが『絵本から障害への理解を広めていきたい」と思った根底には、きょうだいたちへの思いがありました。
「きょうだいたちに、お兄ちゃんを負い目に感じてほしくない」
「隠したり、恥ずかしいと思ってほしくない」
「家族に障害者がいても、堂々と、胸を張って生きられる社会であってほしい」
そんな思いで、活動をはじめているのです。
(後略)
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この言葉を読んだとき、涙が止まりませんでした。
「ああ、私も同じことを願っていたんだ。」
その想いに尽きました。
我が家にとっても、長女との日々は、家族みんなで向き合い乗り越えてきた大切な時間だから隠す必要なんてないと、わたしは思っています。
きょうだいたちには、経験を背負い込むのではなく、自分の人生を堂々と歩んでいってほしいと願っています。
あいかさんのご家庭とは、もちろん、状況も環境も違います。これから歩む道も、一人ひとり違います。
それでも、「きょうだいが、自分らしく生きられる社会であってほしい」という願いは、重なっていました。
ただ、その願いは、あくまでも“親として”の願いです。
きょうだい児には、一人ひとり、それぞれの感じ方や考え方があります。
だからこそ、その子の声に耳を傾け、その子自身の言葉を尊重できる人でありたい。
そして、そんな人が一人でも増えていってほしい。
親の手を離れたその先も、きょうだい児一人ひとりの声が大切にされる社会であってほしい。
つらかった、寂しかった、で終わらせないために…
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本文には、あいかさんからいただいた応援メッセージも掲載しています。ぜひ、あわせてお読みください。
そして、きょうだい児のまなざしから描かれた絵本**『ぼくのにぃに』**も、ぜひ多くの方に手に取っていただきたい一冊です。
ぼくのにぃに
きっと、障害のある子どもだけではなく、そのきょうだい、そして家族への見方が少し変わるきっかけになると思います。



