ご挨拶
はじめまして。石橋 歩己(いしばし ふき)と申します。
私は長年、大好きな動物たちとともに歩みながら、医療の現場で数多くの命の終わりに立ち会ってきました。患者様やご家族の心に寄り添ってきた経験は、私の誇りであり、使命でもありました。
けれど、自分の最愛の猫たちを相次いで失ったとき、私はこれまでに経験したことのない深い絶望の中にいました。人の命を支える仕事をしていながら、自らの家族の死を受け入れることができず(後悔ばかり)、ただ涙を流す日々が続いたのです。

心が整う場所との出会い
当時、相次いで愛猫たちを失った深い悲しみの中で、私にできたことは実家の跡地に我が子たちを土葬してあげることだけでした。
毎日その場所に通い、ただ黙々と雑草をむしり、砂利を敷き、場所を綺麗に整えていく。その静かな時間の中で、悲しみで荒れ果てていた私の心が、少しずつ、少しずつ落ち着いていくのを感じたのです。
【ペットを悲しむ場所は、同時に、残された飼い主の心を整える場所でもある】
この身をもって得た大きな気づきが、武雄市の空き地として眠っていた実母の土地(生まれ育った実家跡地)を活用し、「武雄動物霊園藍(あお)」を立ち上げる強い決意をくれました。かつて私が救われたように、愛する家族を亡くした方々が前を向けるような「癒しの聖地」をこの地に創ります。
大自然に命を還し、生き続けるということ
この場所は、私達家族が実家を離れ、やがて両親も土地の管理ができなくなり、買い手も貰い手も見つからないまま眠っていた土地でした。
しかし、人の営みが止まったその場所で私が見たのは、【力強く生き続ける大自然の姿】でした。人間が手を入れなくなっても、草木は青々と芽吹き、風は吹き、いきもの達は生き続けていました。そこには確かな生命の循環が息づいていたのです。
その圧倒的な自然の生命力に触れたとき、私の心に一つの強い想いが込み上げました。
「役割を終えた実家の土地を、命が自然へ還り、また新しい命として生き続ける美しい場所に生まれ変わらせたい」
「武雄動物霊園 藍」は、ただ遺骨を収めるだけの場所ではありません。最愛の家族(ペット)を大自然の温かい循環の中へと還し、緑やハーブ、吹き抜ける風となって、この地で永遠に生き続けてもらうための場所です。
人の手が離れた土地だからこそ、これからは命を愛する人々が集い、すべての命が自然と溶け合う優しい聖地にしていきます。
その第一歩として、土葬した3匹の愛猫たちを、自らの手で最初のお客様(第一号)として再火葬し、この地の合同樹木葬へ優しく埋葬することを心に決めています。
大自然へ還し、この霊園の優しさの礎になってもらうこと。それが、一人の飼い主である私の、この事業に一生をかける不退転の覚悟の証です。

身寄りのない命への向き合い
「一つの約束」があります。それは、【この地域に生きるすべての命を、寂しいままにさせない】ということです。
家族として深く愛されたペットはもちろんのこと、過酷な外の世界で命を落とした子や、地域で愛されながらも家を持たなかった子たち。全ての命の旅立ちを、みんなで温かく送ってあげられる場所にしたいのです。これは、誰か特定の人の義務ではなく、命を愛する私たち全員で少しずつ支え合える仕組みにしたいと考えています。
『藍の架け橋プラン』
保護活動家の方々、地域の皆様と連携し、体制維持のために不足してしまう初期の施設運営費用や、専用の供養スペースを整えるための施設開設費用について、霊園を訪れる一般の飼い主様や地域の皆様から広く温かいお気持ち(支援金)を募ります。
大切な家族を亡くした悲しみを癒やしにくる場所だからこそ、他の命にも優しさを分け合える。そんな風に、「地域のみんなで、すべての命をそっと支える温かい循環」を、この武雄の地から作っていきます。
そして、この取り組みを一過性のものにしないため、当霊園の毎月の売上の一部を、私自身の手でこの身寄りのない動物たちのための専用設備や、受け入れ体制の維持・管理費へ継続的に充ててまいります。皆様からお預かりする温かいご支援と、霊園の歩みを原動力に、名もなき命を社会全体で守り続けることをここにお約束いたします。
『ホーム』であり『心を整える場所』へ
同時に、大切な家族が最後に帰る【ホーム】であり、ご家族が少しずつ心を整えていくための場所を作り上げたいと考えています。すべての命が『お疲れ様』と送られ、守られる場所でありたい。武雄市のこの地から、そんな優しい営みが広がることを願っています。
プロジェクトの意義
看護師として多くの人生の終わりに向き合い、そして最愛の動物たちとの別れを通じて、私は学びました。
悲しみは誰もが感じるものです。だからこそ、その悲しみを一人で抱え込まず、社会全体で支え、見守り合える仕組みが必要です。「武雄動物霊園 藍」はそのような温かい循環が生まれる場所を目指します。
皆様へのお願い、最後に
どんな命も、どんな別れも、決して寂しくない。そう思える場所を、皆様と一緒に作り上げたいのです。
このプロジェクトの実現には、皆様のご支援が不可欠です。施設整備、火葬設備の導入、そして身寄りのない命のための基金構築。一つひとつが、命を大切にする社会への確かな一歩となります。
お一人おひとりの温かいお力を、どうか私に貸してください。皆様のご支援を、心よりお待ちしております。





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